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旧・統一「教会」はキリスト教と言えるか? [スピリチュアルな話題]

ここのところずっと旧・統一教会がらみのニュースが世間を騒がせている。「教会」を名乗っているので、キリスト教の一派とされているし、多くの人がそう思っているにちがいない。

ほんとうにキリスト教であれば「キリスト」の「教」えを守っているはずである。そして、イエス・キリストの教えは『聖書』に記されている。

その聖書が、人に死について一貫して教えているのは、人は死ぬと無になる、土に返るという教えだ。統一教会だけでなく、その点ではカトリックもプロテスタントの諸宗派の多くも、聖書の教えと一致しナイことを信者に教えている。

それは、いわゆる「霊魂不滅の教え」である。それゆえにカトリック教会は、煉獄や地獄という死者の行く場所をもちだす。統一教会も、亡くなった家族が、死後の地獄の苦しみから解放されるように、生きている者たちがあれやこれやしなければならないと教える。仏教でいうなら供養が必要であることをを説く。「そうしないと苦しみ続ける。それでいいのか・・」と心理的に追い詰める。あやしげはツボなどを売りつける。

霊魂不滅が聖書の教えでないことは、だいぶ以前に書いたが、『聖書』の教える死んで無になった者たちの希望は、復活である。それは、全能の神が時をさだめて亡くなった者たちを再び(あの世ではなく)地上によみがえらせるという教えだ。無くなった者のすべてを記憶に留めおくことのできる神にのみ可能な業である。


聖書は「霊魂不滅」を否定している。
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2006-05-13

聖書は「霊魂不滅」を否定しているーその2-
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2006-05-14

聖書は霊魂不滅を否定している-3-
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2006-08-09





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