蔦屋重三郎とは何者なのか? 歴史人12月号増刊 [本・書評]
時代の風をよく読むことのできた人のようだ。
以下は上記雑誌『歴史人』
蔦重研究の第一人者・鈴木俊幸氏に訊く
からの引用。p7
「寛政の改革の風潮に反発して戦ったクリエイターというより冷静なビジネスマン。風が吹いたらその風に上手く乗って商売をしようという姿勢こそ注目すべきポイントかもしれない」。
「墓碑銘には『其の巧思妙算、他人の能く及ぶ所にあらざるなり。遂に一大賈(大商店)となる』と石川雅望が漢文で刻ん」だ。
「江戸の流行の「仕掛け人」蔦屋重三郎 47 年の生涯」という記事もある。
「仕掛け人」とあるから、風を起こすこともできたようだ。