SSブログ
前の10件 | -

「伝説のドラマー」村上 “ポンタ” 秀一、伝説になる [音楽・ミュージック]

伝説のドラマー死す 「無個性の対極。千手観音みたいな姿」とラジオマン評す〈週刊朝日〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/64d1bfe621feadb9696c7ca461fa189205dde8e6?page=1

昨日、上の記事を見た。

それで、はじめて
村上 “ポンタ” 秀一を知った。

つまり、それまで知らなかった。

ほんとうに、モッタイナイことをした。

#PONTABOX OSAKA JAZZ FESTIVAL '96 1440p60
https://www.youtube.com/watch?v=DgM--PfoxRo

村上"ポンタ"秀一 PONTA BOX 東京FMホール
https://www.youtube.com/watch?v=vsSyV5itABQ


Sea Line 村上"ポンタ"秀一 with 角松敏生
https://www.youtube.com/watch?v=7dpdBpxPCNc


村上ポンタ秀一×日下義昭【Drum Symphony】ドラムとギターが織りなす新しい世界
https://www.youtube.com/watch?v=kJd36ioyU1E

村上ポンタ秀一さんと日下さんのリハ取材に調布スタジオNiDOへ行ったよ!
https://www.youtube.com/watch?v=w_JwIkwa440

ライブの裏側公開!村上ポンタ秀一さん×日下義昭さん
https://www.youtube.com/watch?v=pOd09qCizhg

「シュガー・ベイブの後、なぜポンタにドラムを頼んだか」山下達郎が初めて語った戦友・村上“ポンタ”秀一 山下達郎ロングインタビュー#1
https://bunshun.jp/articles/-/44612

Welcome To My Life (full album) - Shuichi Murakami 村上"ポンタ"秀 [1998 Japan Pop]
https://www.youtube.com/watch?v=9Hr091Etcg4


Welcome To My Life

Welcome To My Life

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1998/09/30
  • メディア: CD




共通テーマ:日記・雑感

新藤兼人脚本・監督『愛妻物語』1951年 [ドラマ]

宇野重吉・音羽信子主演、新藤兼人脚本・監督作品『愛妻物語』(1951年)を見る。

愛妻物語(宇野重吉、乙羽信子)1951
https://www.youtube.com/watch?v=VlDkvN8OTb0

昨日更新した『喜劇 嫉妬』の脚本を書いた新藤兼人の自伝的映画のようだ。『嫉妬』の投稿者(R2Radio13さん)の投稿リストを見ていたら『愛妻物語』が出ていたので、併せて見ることになった。

映像がきれいだ。カメラワークもいい。ドラマとしてよくできている。新藤兼人、監督第一作であるという。脚本も自分で書いている。そうとう力が入っているのだろう。精魂込めて作られたことがよく伝わってくる作品だ。

タイトルはそのものズバリである。駆け出しのシナリオライターを支え励ます女性の話しである。女性の父親は、海のものとも山のものともつかない男との結婚に反対している。その反対を押しきって男のもとに女性は走る。経済的犠牲は甘んじて受け入れる。それより、男のそばに居たいのである。

駆け出しとはいえ、坂口監督(溝口健二が想定されているらしい)からシナリオを依頼される。仕事ができるかどうか試されたのだ。それだけでも有望である証拠だが、何度も書き直しを命じられる。最初に渡したシナリオは、「シナリオになっていない」とまで言われる。自信を粉々にされる。

そうした中で「夫」が一人前になっていくまでの、いわゆる「内助の功」の物語である。「あなた一生シナリオを書いてね。あなたの一生はシナリオなの。シナリオを書くことなの。・・」と愛妻から夫は言われる。

モデルは久慈孝子。これが新藤兼人に事実生じたことであるとすれば、その言葉にそって一生を過ごしたことになる。

「妻」役の音羽信子は、のちに新藤の伴侶になり、「夫」を励ます長屋の隣人役の殿山泰司を、新藤は後に『三文役者』と題して一本の作品にしている。二人は、新藤の生涯の盟友と言っていいのだろう。


愛妻物語 [DVD]

愛妻物語 [DVD]

  • 出版社/メーカー: コスモコンテンツ
  • 発売日: 2011/02/14
  • メディア: DVD




共通テーマ:映画

佐分利信・高峰三枝子主演『喜劇 嫉妬』1949年を見る [ドラマ]

佐分利信・高峰三枝子主演 新藤兼人脚本、吉村公三郎 監督作品『喜劇 嫉妬』1949年を見る。

嫉妬(高峰三枝子、佐分利信、久慈行子)1949
https://www.youtube.com/watch?v=wij2ioXxkfA

戦後の映画である。結婚とは何かを「喜劇」として扱っている。

佐分利信と高峰三枝子は夫婦。結婚して7年になる。子どもを亡くしてお手伝いと3人で大きな家に暮らしている。

佐分利は会社専務である。会社では新人教育で講話もする。そこでの話を聞くと、戦後民主主義社会での結婚のあるべき姿を知っているようである。しかし、実際の家庭生活では、まったく戦前(のしかも悪いところ)を体現している。暴君である。愛人を囲ってもいる。

その暴君・夫が、妻をうたがい、妄想し、嫉妬に狂う・・・。

映画タイトルには『喜劇』という文字が付されている。冒頭流れる音楽はジャズ風にアレンジされた「結婚行進曲」(メンデルスゾーン)と「葬送行進曲」(ショパン)である。これから始まる映画は「喜劇」ですよとノロシが揚げられるが、それはあくまでも、そのようにも見ることができるということであって、内容はたいへんシリアスである。価値観が大転換した戦後社会において、同様の問題が実際に生起していたのではなかろうか。それを真向から取り扱っているように思う。

脚本は新藤兼人である。新藤は後に、女優 音羽信子を妻とする。新藤は、妻のことを話す際には「音羽さん」と言っていた(ように記憶する)。そこには敬愛、リスペクトが感じられた。(実際のところはどうか知らないが)そういう新藤の目から見るなら、佐分利のような家庭人としての振る舞いは「悪」であって、戯画化し糾弾したくなるものだったのではなかろうか。

お手伝いの女性のまえで、取り乱す佐分利の姿を見ながら、ドストエフスキーの『地下生活者の手記』の主人公を思い起こした。映画自体、外国文学作品の翻案かもしれない。佐分利が寝床で読んでいたのはバルザックの『風流滑稽譚』。バルザックの『人間喜劇』の一連の作品の何かを参考にしているのかもしれない。

同じく、戦後の映画だが、やはり佐分利と高峰が夫婦役を演じている映画に『自由学校』がある。そこでは、高峰が恐妻を演じている。佐分利はほうほうのていで家を飛び出す。併せて見るのも一興である。

渋谷実監督『自由学校』松竹1951年を見る
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2020-12-19


自由学校 [VHS]

自由学校 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • 発売日: 1991/09/22
  • メディア: VHS




共通テーマ:映画

『鐘の鳴る丘』、『風光る日に』を見る [ドラマ]

『鐘の鳴る丘』 第一篇 隆太の巻
https://www.youtube.com/watch?v=r3wEVeosPlU

『風光る日に』
https://www.youtube.com/watch?v=fA5kpnWm-5k

『鐘の鳴る丘』、『風光る日に』を見る。

どちらの映画も、戦争のもたらした良くない実を示している。

戦後のドサクサの時期の映画である。そこでの人間模様を描いている。

『鐘の鳴る丘』は、戦災孤児たちの生活と彼らを救済するために立ち上がった青年(佐田啓二)を描いている。浮浪児をきたない物として排斥する人もいれば、助けようとする人もいた。自分も、自分の子供も、弟や妹も、浮浪児となる可能性が十分あったはずなのに、被害者・犠牲者に同情できない人々もいたようである。映画を見ると、そうした人の方が多く、助けようとする人は少数派であったように思える。それだけ、生きることがタイヘンで、他の人のことなど構っていられない状況だったということなのだろう。

当方は、『鐘の鳴る丘』のラジオ放送も聞いていないし、映画も見ていない。それでも、「戦災孤児」という言葉は知っていた。

また、しばらく前、浅田次郎原作のテレビドラマ『シューシャイン・ボーイ』を見た。感動的なドラマだった。そこでは戦災孤児から成りあがった男(西田敏行)と彼を戦火から救い出し子供のように養育した男(大滝秀治)の関係が描かれていた。

「シューシャイン・ボーイ」 その2
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2010-11-06


『風光る日に』も、戦後のドサクサが生み出したモノが描かれている。他人の子供を自分の子供のように慈しむことのできる人は、主人公同様の経験の持ち主なのかもしれない。


『鐘の鳴る丘』で、アマゾン検索したら、次の書籍が示された。その紹介文をみると『鐘の鳴る丘』は進駐軍の指示で製作されたことが示されている。そのようなことは、他の映画でもあったと聞いている。多分、事実であろう。

「鐘の鳴る丘」世代とアメリカ ─ 廃墟・占領・戦後文学

「鐘の鳴る丘」世代とアメリカ ─ 廃墟・占領・戦後文学

  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2012/01/26
  • メディア: 単行本




共通テーマ:映画

小説家 山本周五郎と聖書 [スピリチュアルな話題]

ここのところずっと『ユーチューブ』で古い日本映画ばかりを見ている。見ては、なにかしら当該ブログに書き留めてきた。

そうしていたら、日本テレビで放映されていた『知ってるつもり?!』がアップされている。そこには、「松竹(映画の)三羽烏」といわれたうちのお二人佐野周二と上原謙の息子たちが出演している。言わずと知れた司会の関口宏とゲストの加山雄三である。おまけに、先ごろ倒れて病院に搬送された中村吉右衛門もゲスト出演している。アタリマエだが、みんな若い。

知ってるつもり?!山本周五郎
https://www.youtube.com/watch?v=Caw6AguT5jw


取り扱われていたのは作家『山本周五郎』である。以前、映画監督 篠田正浩の論考をとりあげたときには、知らなかったことが示されていた。要するに「知ってるつもり」でいただけであるということが分かった。

「日本のドストエフスキー」山本周五郎のこと
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2014-08-12

「知らなかったこと」とは、周五郎が、『聖書』をたいへん高く評価していたということだ。そればかりか、「現代の聖書」を書くことを使命としていたようだ。「弱者に対する温かい眼差し、庶民の哀しみ喜びを活き活きと描き、読む者に生きる勇気を与えてくれる小説の数々」は、そうした使命感の現れであったようだ。

番組は、黒澤明が周五郎作品に惚れ込み、『赤ひげ』『どですかでん』など映画化したことから始まる。

周五郎の生い立ちが示される。周囲から結婚を認められない両親のもとで貧しかったこと、物置で生まれたことが示される。父親は自堕落で、3歳のときに一度、母子ともに捨てられたという。実の父親でありながら、自分の「真実の父」親のように見なせなかった様子がうかがえる。

後に周五郎は、聖書を読んで、イエス・キリストが貧しく馬小屋で生まれたこと、イエスの父親ヨセフが養父であって真実の父親でなかったことを知るときに、自分とイエスを重ね合わせていたのではなかろうか。

山本周五郎というペンネームは、丁稚奉公先の質店のご主人の名前であるという。ご主人は小説を書く風流人で、奉公人たちの教育に熱心であったという。その主人から周五郎は観察眼をうえ付けられる。無利子無期限無催促で貧しい人にお金(壱円)を貸し出す主人の姿を見、教えを受ける。周五郎は主人の精神を受け継ぐ。主人のことを「真実の父」親と見なすようになる。

23歳の時に文壇デビューしている。しかし、菊池寛に酷評される。実際のところ、その作品は菊池のいうように「観念的で青くさい文学少年の域を出ていない」ものだったのであろう。大評判となった『日本婦道記』で直木賞の推薦を受け(しかし、辞退し)たのは、それから20年弱経過した40歳の時である。

その間、漁師町(浦安)でありのままに生きる庶民たちとの触れ合いや、後妻となった吉村きんの「下町育ちで明るくあけっぴろげな」性格が山本周五郎の文学的世界を大きく変えたようだ。それは、今日読まれている膨大な作品群につながっていく。

周五郎「晩年」についての番組ナレーションは以下のとおりである。

《満足に食事を口に運べないほど体は衰弱している。だが彼は、何かを求めるように聖書に向かいはじめる。少年時代から慣れ親しんでいた聖書を真っ黒になるまで読みふける周五郎。

昭和41年、最後の力を振り絞るように周五郎はふたたびペンをにぎる。『おごそかな渇き』 

周五郎はこの作品にかける思いを(つぎのように)書いている。

貧しいひとたち
汗を流して
その日その日のために
働いている人
そういう人たち
そういう社会を描きながら
人生とは?神とは?
罪とは?
人にはどう対すべきか?
死後は?
苦難に対しては?
など真面目に生きる人の
真面目な問に
自分なりに答え
慰め、励ましに
なるような
小説を書きたい
(朝日新聞 昭和42年2月26日)

人々の救いとなる「現代の聖書」を書く

それは周五郎の遺書でもあった》。

番組を見て、周五郎を、そして『聖書』をいよいよ読みたくなった。

決定版 山本周五郎全集 近代日本文学電子叢書

決定版 山本周五郎全集 近代日本文学電子叢書

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2021/01/23
  • メディア: Kindle版



オンライン 日本語聖書
https://wol.jw.org/ja/wol/binav/r7/lp-j


舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

  • 作者: 日本聖書協会
  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 大型本





共通テーマ:日記・雑感

『手をつなぐ子等』『忘れられた子等』稲垣 浩監督作品を見る [ドラマ]

『手をつなぐ子等』『忘れられた子等』稲垣浩監督の2作品を見る。

どちらも知的障害児(むかしは「精神薄弱児」と言った)を扱った作品である。

『手をつなぐ子等』は、知的障害児が健常児クラスで学ぶうえでの困難と仲間からの助けを得て成長していく様子が描かれる。『忘れられた子等』は、特別学級の担任を割り当てられた若い教師の成長を扱っている。

映画としては、1948年製作の『手をつなぐ子等』の方が上等である。脚本は伊丹万作。カメラマン:宮川一夫のこだわりが伝わってくる。

『手をつなぐ子等(こら)』~巨匠“稲垣 浩” 1948年の監督作品 (REUPLOAD)
https://www.youtube.com/watch?v=h9XsP8KWlKk&t=4s

『忘れられた子等(こら)』~巨匠“稲垣 浩” 1949年の監督作品 (REUPLOAD)
https://www.youtube.com/watch?v=Pmq5npdp59M&t=1s


原作は、どちらも田村一二とあるが、ウィキペディアに「田村一二」は掲載項目となっていない。それで、ネット検索して、つぎのページ(PDF)を見出した。

それを見ると、どんな人物か、よく分かる。

〈研究ノート〉
近江学園を作った人々から学ぶ福祉の在り方
糸賀一雄・池田太郎・田村一二
石野 美也子
京都文教短期大学 研究紀要 第 58 集(p69~78)
https://www.bing.com/search?q=%E8%BF%91%E6%B1%9F%E5%AD%A6%E5%9C%92%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BA%BA%E3%80%85%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6%E7%A6%8F%E7%A5%89%E3%81%AE%E5%9C%A8%E3%82%8A%E6%96%B9&aqs=edge..69i57&FORM=ANCMS9&PC=U531

上記資料を見ると、映画の内容は、原作者:田村一二と糸賀一雄、池田太郎の実体験に根差したものであることが分かる。

上記PDF資料から(映画には直接描かれていない)印象的な部分を抜き出してみる。

******以下、抜粋******

修学旅行を目の前にして重度の人は一緒に連れて行くのは無理なので別々に計画していたところ、一部(戦災孤児や生活困窮児の子どもたち)から二部(精神薄弱児)も一緒に修学旅行に(連れて)行きたいという申し出があった。いつも一緒に手をつなぐように言われているのになぜ、修学旅行だけ分けるのかと言って一人の生徒が「自分が責任を持つ」というのを聞いて職員は大変感動し、旅行計画を一部の学生に任せた。何回も自発的に例会を持ち、二部の生徒をどうしたら伊勢まで連れて行けるかを考えた。その中に、研ちゃんという脳性まひの後遺症で、両足がひどく不自由な生徒がいて、とてもみんなと一緒についていけないと思っていたところ、生徒たちは何としても一緒に連れて行くといって、対策を工夫した。みんなで作った手押し車を用意し、二部の生徒の世話役を決め、おみやげを買うのを付き添ったり電車の中では危なくないようにと気を配ったりして、伊勢神宮の参拝の日を迎え、参拝では「天皇陛下でも車から降りられるのだから降りなさい」と言われ手押し車から降りるように言われると「おじさん、この子のは車じゃないんです。足なんです。だからどうか許してやってください。」と言って了解を得て、内宮の奥まで手押し車で行くことができ、無事に修学旅行は終わった。このエピソードはともに学んできたことから、一人ひとりを障害児と見るのではなく、ひとりの友達として、何が不自由であるか、どのような支援が必要かを考えたからこそ実現した修学旅行といえる。

以下、当方未読

茗荷村見聞記

茗荷村見聞記

  • 作者: 田村 一二
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2002/07/01
  • メディア: 単行本



賢愚和楽(みんなおなじ一つのいのち)――田村一二の世界

賢愚和楽(みんなおなじ一つのいのち)――田村一二の世界

  • 出版社/メーカー: 天理教道友社
  • 発売日: 1996/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



手をつなぐ子等 [DVD]

手をつなぐ子等 [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2016/08/26
  • メディア: DVD




共通テーマ:映画

ジェームズ・レヴァイン死去 77歳 [音楽・ミュージック]

ジェームズ・レヴァインが亡くなったという。

3月9日というから1週間以上経過している。

共同通信の記事のタイトルは

ジェームズ・レバイン氏死去 セクハラ解雇の米有名指揮者

である。

URLは長いが、記事自体はあっけないくらい短い。
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA-%E3%83%AC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%B0%8F%E6%AD%BB%E5%8E%BB-%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%8F%E3%83%A9%E8%A7%A3%E9%9B%87%E3%81%AE%E7%B1%B3%E6%9C%89%E5%90%8D%E6%8C%87%E6%8F%AE%E8%80%85/ar-BB1eGEjU?ocid=msedgntp

人は死んで名を残すというが、残した名が「セクハラ解雇の米有名指揮者」ではあまりにもさびしい。

イタリアでふたたび活動を開始するという話も聞いていたので、楽しみにしていたのだ。

レバインの指揮ぶりを見たいが、『ユーチューブ』にはあまりアップされていない。

以前、聴いたものでは、メンデルスゾーンの交響曲第5番『宗教改革』をベルリンフィルで振ったものが良かった。氏の体形同様の恰幅のいい演奏で、なんともふくよかな響きを引き出していて、これはイイと思っていたのだが、先ほど見たら、削除されたらしい。

おなじ演奏会プログラムのドビュッシーの『海』は残っているのだが・・・
EST - Debussy "La Mer" James Levine 1996
https://www.youtube.com/watch?v=oLW2N7C5iGM


3/20 追記:『宗教改革』第4楽章の一部がアップされていたので・・

Mendelssohn Symphony No.5, Woodwind Coral
https://www.youtube.com/watch?v=dx0mHHbbPak

さらに・・・

JAMES LEVINE Last Public Appearance in Met 2017
https://www.youtube.com/watch?v=hBWR7GkmnEc

ジェームズ・レヴァイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3


ザルツブルク・リサイタル

ザルツブルク・リサイタル

  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1990/08/25
  • メディア: CD



James Levine Conducts Mahler: Symphonies Nos. 1, 3, 4, 5, 6, 7, 9 & 10

James Levine Conducts Mahler: Symphonies Nos. 1, 3, 4, 5, 6, 7, 9 & 10

  • 出版社/メーカー: REDSE
  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: CD


続きを読む



共通テーマ:音楽

小島政二郎原作・佐々木啓祐監督『半処女』1939年を見る [ドラマ]

小島政二郎原作・佐々木啓祐監督『半処女』1939年を見る。

主演:佐分利信、三宅邦子、川崎弘子、夏川大二郎。

Semi-virgin woman(1938)
https://www.youtube.com/watch?v=JjyIzU38uUI&t=178s

夏川大二郎は小説家。だが、著名作家の代作で生活している。三宅邦子はタクシー会社の娘で、夏川を愛し、一人前の作家になるよう応援している。川崎弘子は、夏川の死んだ弟の同級生で芸者。たまたま出会った夏川に弟の墓参りに連れて行ってくれるように頼み、それから関係を深めていく。佐分利信は、映画会社の重役で、たまたま依頼したハイヤーの運転手が三宅であったことで、自社で働くように勧める。佐分利は妻子がいるが、妻は精神を病んで入院中。佐分利は、幼い子どもの面倒をみてもらううちに、三宅に恋心を持つようになる。・・・

たいへんよくまとめられてはいるが、突っ込みどころのたくさんある映画だ。

恋人にちゃんといきさつを言って、わけを話せば、誤解は解けたろうに・・とか、当時自動車の運転ができてフランス語もできる女性が、田舎で女給などするだろうか・・とか、死に瀕する重態の夫を置いて、妻が家をあとにし、夫の元恋人を迎えに行くだろうか・・とか・・

小島政二郎原作映画は、以前に『人妻椿』を見ている。その印象を記した際《たいへんスジの展開が面白く、それだけでも高評価に値すると思うが、ところどころに無理がある。たいへん無理がある。面白くするための誇張や飛躍がある。その点で、原作はどうなのだろうかと興味がわく》と、書いている。それは、本映画の印象でもある。
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2021-02-20

文学賞をとって新聞小説の連載もするようになった夏川は、バーで飲んだくれるようになる。そのバーのようすを見ながら、太宰治を撮影したバーのカウンター席を思い出した。
http://www.age.ne.jp/x/matchy/dazailupin.html


以下、当方未読

円朝〈上〉 (河出文庫)

円朝〈上〉 (河出文庫)

  • 作者: 小島 政二郎
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/07/04
  • メディア: 文庫




共通テーマ:映画

林芙美子原作『波濤』1939年を見る [ドラマ]

林芙美子原作『波濤』1939年を見る。

桑野通子、木暮 実千代が共演している。

Surging Waves(1939)
https://www.youtube.com/watch?v=c2ajYhbvWUY&t=11s

男3人、女3人の友情物語、といったところか。

桑野路子は、男の友情に阻まれて、好きな人と一緒になれないという役どころ。

ここで桑野は、たいへん日本的でおとなしい、しかし、芯のある役を果たしている。これまで、モダンガールやすこしクセのある役柄を見てきただけに新鮮だった。

だが、最後に跳躍する。

大跳躍である。




桑野通子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%91%E9%87%8E%E9%80%9A%E5%AD%90


新女性問答 [DVD]

新女性問答 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ケイメディア
  • 発売日: 2012/03/01
  • メディア: DVD




共通テーマ:映画

木下恵介原案・脚本『五人の兄妹』1939年を見る [ドラマ]

木下恵介原案・脚本/ 吉村公三郎監督『五人の兄妹』1939年を見る。

The five siblings (1939)
https://www.youtube.com/watch?v=scXvgRKTbjc&t=541s

五人の兄妹の長男役を笠智衆が演じている。

父親を亡くしたあと、母親を助け、四人の弟妹を面倒見る。立派に成人するまで見届ける。不都合が生じれば、自分が後始末をする。肩代わりする。

それらを「長男の責任」として行う一方、同時に、それが弟妹にとって本当に幸せだったのか、押し付けたに過ぎなかったのではないかと誠実に考えている。いい兄さんである。

見ていて、その気遣い、労苦に手を合わせたいような気持になった。

父親の死は自殺だった。それがもとで、田舎を出て東京に移り住むことになる。そうでもなければ結婚するはずだった人と別れての上京だ。十数年後、田舎に戻ったとき、たまたま見ることになった葬列は、その女性のものだった。

自分にはどうしようもない人生のめぐりあわせを経験しつつも、そうした中で自分の責任を全うしようと誠実に取り組む人の生きざまを見ることができる。もっとも、そうしていても、流されていくものなのだが・・。

いちばん描きたかったものは、もしかすると「ひとの世の定めなんて、わからねえもんだ」ということかもしれない。

この頃の松竹映画は、女中を置くような中・上流階級の家族を描くものが多いが、この家族は、まったくの庶民である。当方の親、祖父母もこうして生活を築き暮らしていたのだと感じるところ大であった。なつかしいような気持になった。


五人の兄妹 [VHS]

五人の兄妹 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • 発売日: 1993/02/19
  • メディア: VHS




共通テーマ:映画
前の10件 | -