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脳神経外科医 福島孝徳先生の訃報 [生き方・人生]

脳神経外科医 福島孝徳先生の訃報
https://dr-fukushima.com/information/20240322.html

 “ゴッドハンド”“天才脳外科医”と呼ばれた医師の福島孝徳さんが死去した。81歳。公式サイトで発表された。

 公式サイトによると福島さんは、脳神経外科医として歩み始めた1970年代から臨床の現場にこだわり、独自の視点から低侵襲・最新の手術を手技を考案し、驚異的なペースで手術を行ってきた。患者に負担をかけずに、合併症のないきれいな手術による一発全治をはたすか、というのが、福島さんの一貫した医療に対する姿勢だった。

 48歳のとき、日本の医学界に疑問を覚え、渡米。米国でも臨床の現場にこだわり続け、30数年間にわたり毎年600人以上(米国:250人、日本:300人、ヨーロッパ/南米ほか:50人)もの手術を行い、患者の命を救っていた。生涯2万4000例を超える手術を行った。神の手と称される手術手技「鍵穴手術(キーホールオペレーション)」は、福島さんが開発したもの。頭部に10セント硬貨ほどの小さな穴をあけ、顕微鏡を使って患部を切除・縫合する。患者の予後を一番と考え、開発したものである。この超人的な技術により、通常の開頭手術に比して大幅に患者の負担が軽減され、世界中の患者から絶大な支持を受け、世界一の医療水準を誇るアメリカの医療関係者から福島は「神の手を持つ男」「The Last Hope」と賞賛されていた。



闘いつづける力: 現役50年、「神の手」を持つ脳外科医の終わらない挑戦

闘いつづける力: 現役50年、「神の手」を持つ脳外科医の終わらない挑戦

  • 作者: 福島孝徳
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/01/31
  • メディア: 単行本




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