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陰謀論と怨霊崇拝 [読んでみたい本]

昨日、以下の論考を読む。橘玲氏の新刊『無理ゲー社会』によるものだという。

記事リード部には次のようにある。

< 米ドナルド・トランプ前大統領の「選挙は盗まれた」「議事堂に行って、勇敢な議員を励まそう」との演説に扇動され、アメリカ連邦議会議事堂を占拠した熱狂的なトランプ支持者たちは、「Qアノン」なる陰謀論を信じているという。Qアノンは、「アメリカはディープステイト(闇の政府)に支配されていて、トランプ氏はそれと闘っている」と主張している。作家・橘玲氏は話題の新刊『無理ゲー社会』で、「絶望から陰謀が生まれる」メカニズムについて考察している。なぜ人は「陰謀論」にハマるのか、同書より抜粋して紹介する>。

なぜ人は「陰謀論」にハマるのか? 変えられない現実と変えられる認知
https://www.news-postseven.com/archives/20210907_1685422.html?DETAIL


無理ゲー社会(小学館新書)

無理ゲー社会(小学館新書)

  • 作者: 橘玲
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2021/07/29
  • メディア: Kindle版


(上記書籍のAmazonレビューによると[タイトルの「無理ゲー」は「攻略が無理なほど難しいゲーム」の略語であり、本書では「格差社会の底辺にいる人達がどう足掻いても復帰できない現状」を意味する//米国の大学教官(准教授)KN氏投稿]とのこと)。


今朝は、以下の論考を読む。
国際日本文化研究センター名誉教授 小松 和彦氏によるものだ。

記事リード部には<古来、この国は疫病の流行や天変地異に幾度となく見舞われた。さまざまな「災厄」は人間の側では制御しえない。人びとはそうした災いを、荒々しい怨霊が引き起こす「祟り」と考えたのである。/  怨霊や「祟り神」の気持ちを鎮めるためには、特別なことがおこなわれた。また残された人びとが伝える「物語」が必要であった。/  日本史上最大級の怨霊、崇徳院をめぐる物語から見える、日本人の心の奥に潜むものとは――。>とある。

日本最大級の怨霊・崇徳院が「まったく特異である」その決定的な違いとは
https://bunshun.jp/articles/-/37791?utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink


神になった日本人-私たちの心の奥に潜むもの (中公新書ラクレ (687))

神になった日本人-私たちの心の奥に潜むもの (中公新書ラクレ (687))

  • 作者: 小松 和彦
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2020/05/07
  • メディア: 新書



共通する点は「人間の心性」ということか・・・



ユング心理学入門

ユング心理学入門

  • 作者: 河合 隼雄
  • 出版社/メーカー: 培風館
  • 発売日: 2021/09/08
  • メディア: 単行本




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