日射病のはなし [健康関連]
8月に入った。
子どもの頃、よく夏になると、日射病にかかっていた。熱中症というのはいつから言われだしたのだろう。むかしは日射病と言っていた。
必ずしも炎天下で発症するわけではないので、広義の日射病が熱中症ということになるのだろうか。
炎天下、ぼうしもかぶらずに遊び呆けて熱を出す。38度以上の熱をだすと、寝るしかなかった。そしてプリンが食べたいだのアイスが食べたいだのと甘えたことを言った。
母親が大根おろしを布巾いれたものを、熱冷ましだと言って、額をたたいてくれた。今でいうなら「冷えピタ」のようなものか・・。その頃は、おまじないのような民間医療がまだ生きていた。
日射病にやられたのはもっぱら小学生の頃で、それ以降記憶がない。扁桃腺の除去手術をしたのが高熱を出さないこととつながっているのかもしれない。
大人になってからは、一度やられている。尾瀬に友人らと行くのに、必要もない45㍑のザックを背負い、訓練と称して歩いていたら、動けなくなった。木陰で横にならなければならなくなり、友人らの足手まといとなった。それでも、しばらく休んで動けたのだから、軽症ということになるだろう。
最近は炎天下を歩くこともなくなり、危険な暑さの日は、家のなかに避難しているから、やられることはなくなった。
やられたと言えば、熱中症で姪っ子がやられた。そして、亡くなった。27歳。5月のたいへん暑い日に自宅で死んでしまった。家にこもってばかりいたのだろう。覇気を感じさせない子だった。勉強はよくできて、お茶の水女子大をでて、ストラスブール大に留学もした。両親だけでなく出来のわるい伯父にとっても自慢の娘だったが、死んでしまってはしようがない。もう5年ほど経つ。
まだまだ暑い日はつづく。
どうぞ皆さま、御身御体、大切に願います。
4K video ∔ Sounds of nature / Beautiful river mist and rays of light / Higurashi / Enbara River
https://www.youtube.com/watch?v=L6fFlBm3Voc
子どもの頃、よく夏になると、日射病にかかっていた。熱中症というのはいつから言われだしたのだろう。むかしは日射病と言っていた。
必ずしも炎天下で発症するわけではないので、広義の日射病が熱中症ということになるのだろうか。
炎天下、ぼうしもかぶらずに遊び呆けて熱を出す。38度以上の熱をだすと、寝るしかなかった。そしてプリンが食べたいだのアイスが食べたいだのと甘えたことを言った。
母親が大根おろしを布巾いれたものを、熱冷ましだと言って、額をたたいてくれた。今でいうなら「冷えピタ」のようなものか・・。その頃は、おまじないのような民間医療がまだ生きていた。
日射病にやられたのはもっぱら小学生の頃で、それ以降記憶がない。扁桃腺の除去手術をしたのが高熱を出さないこととつながっているのかもしれない。
大人になってからは、一度やられている。尾瀬に友人らと行くのに、必要もない45㍑のザックを背負い、訓練と称して歩いていたら、動けなくなった。木陰で横にならなければならなくなり、友人らの足手まといとなった。それでも、しばらく休んで動けたのだから、軽症ということになるだろう。
最近は炎天下を歩くこともなくなり、危険な暑さの日は、家のなかに避難しているから、やられることはなくなった。
やられたと言えば、熱中症で姪っ子がやられた。そして、亡くなった。27歳。5月のたいへん暑い日に自宅で死んでしまった。家にこもってばかりいたのだろう。覇気を感じさせない子だった。勉強はよくできて、お茶の水女子大をでて、ストラスブール大に留学もした。両親だけでなく出来のわるい伯父にとっても自慢の娘だったが、死んでしまってはしようがない。もう5年ほど経つ。
まだまだ暑い日はつづく。
どうぞ皆さま、御身御体、大切に願います。
4K video ∔ Sounds of nature / Beautiful river mist and rays of light / Higurashi / Enbara River
https://www.youtube.com/watch?v=L6fFlBm3Voc