成績アップのために捏造されてはタマラナイ(加藤あきら/大川原化工機) [ニュース・社会]
加藤あきら“仕手の本尊”と呼ばれた男(最終回) 西﨑伸彦
「最後の自筆メモ」が最終回のタイトル。
オモシロイ連載だった。だが、これで全部だろうか。読者の反応をみて単行本として出版する予定なのだろうか。人間加藤あきらの天才と織りなす人間模様に魅力があって読み進めてきた。これでオワリでは勿体ない。
「加藤と検察との最終戦争は15年11月17日、ついに山場を迎える。東京地検特捜部が加藤と幸子、そして恭を相場操縦容疑で逮捕したのだ」。「監視委では3度にわたり加藤の相場操縦疑惑が審査の俎上にのぼったが、いずれも立件は困難との判断からお蔵入りとなっていた。大物相場師 加藤あきらの逮捕は、過去の雪辱を果たしたい検察にとっても ″悲願” だったのだ」。
その逮捕の駆け引きについてはキーマンがいる。佐渡[×]一である。西﨑伸彦は「佐渡に取材を申し入れたが、『当方70才から一切の仕事をやめて気ままに旅行脚の生活を続けており、申し入れの件も記憶の彼方朧』などとし、応じられない旨のメールが届いた」とある。その周辺を取材すれば十分本になりそうである。
『週刊新潮』7月20日号では、
現役捜査員が『捏造』と証言 女性を自殺未遂に追い込んだ「警視庁公安部」の暴走
という記事がでている。
こちらも(自分や所属する組織の)成績を上げたい「悲願」から発生した事件ではないか・・。
巻き込まれた方はタマラナイ。
〔国賠訴訟〕公安警察官が「まあ、捏造です」と裁判で驚愕証言 機械メーカー「大川原化工機」が国を訴えた冤罪事件の深層
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2023-07-11-1