「南総里見八犬伝」の歴史散歩の番組 [ドキュメンタリー]
YouTubeを見ていたら「南総里見八犬伝」の歴史散歩の番組がアップされている。投稿しているのはチバテレビ放送。
「南総里見八犬伝と里見氏(後編)」
https://www.youtube.com/watch?v=llFohh5Zoh0&list=PLfTKSlslscUeowGdcEBu19eGmFOaqZQEP&index=4
南総里見八犬伝は、奇想天外の物語で、江戸時代に滝沢馬琴が28年の歳月をかけて書いた。最後のころは失明し、息子の嫁に口述し筆記させて完成した。
「富士山に登らないバカ、二度登るバカ」という言葉があるそうだが、読み切るのは富士山頂に立つような達成感がある。ちなみに、当方は2度読んでいる。先の言葉にしたがうなら、正真正銘のバカである。
バカと言われようと何と言われようと、なにしろ伝奇ロマンとして『八犬伝』はオモシロイ。そして、オモシロイだけでなく襟を正される思いがする。内容が勧善懲悪で、儒教的な道徳観ということになるが、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌という8つの徳目がどのように発揮されうるものか示されている。そこで、教えられるのは自己犠牲である。
森鷗外は「八犬伝は聖書のような本である」と言い、幸田露伴は「馬琴は日本文学史上の最高の地位を占めている」と言ったと、松岡正剛さんが『千夜千冊』に書いている。
https://1000ya.isis.ne.jp/0998.html
日本の古典として『源氏物語』より『八犬伝』を読むようお勧めしたい。聖書のような本である『八犬伝』とホンモノの『聖書』(特にイエスの言動を記した「福音書」)を読むなら、どんどん悪くなる一方のモラルの低下と自己中心的な傾向から、身を守ることができるにちがいない。
今週は「読書週間」だとか・・
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2020-11-07
以下の本はどちらも「口語」ではないが、ルビがふってあるし、漢字を追っていけば読みこなすことができる。慣れておくと、まともな「古文」に読む進むうえで助けになると思う。
「南総里見八犬伝と里見氏(後編)」
https://www.youtube.com/watch?v=llFohh5Zoh0&list=PLfTKSlslscUeowGdcEBu19eGmFOaqZQEP&index=4
南総里見八犬伝は、奇想天外の物語で、江戸時代に滝沢馬琴が28年の歳月をかけて書いた。最後のころは失明し、息子の嫁に口述し筆記させて完成した。
「富士山に登らないバカ、二度登るバカ」という言葉があるそうだが、読み切るのは富士山頂に立つような達成感がある。ちなみに、当方は2度読んでいる。先の言葉にしたがうなら、正真正銘のバカである。
バカと言われようと何と言われようと、なにしろ伝奇ロマンとして『八犬伝』はオモシロイ。そして、オモシロイだけでなく襟を正される思いがする。内容が勧善懲悪で、儒教的な道徳観ということになるが、仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌という8つの徳目がどのように発揮されうるものか示されている。そこで、教えられるのは自己犠牲である。
森鷗外は「八犬伝は聖書のような本である」と言い、幸田露伴は「馬琴は日本文学史上の最高の地位を占めている」と言ったと、松岡正剛さんが『千夜千冊』に書いている。
https://1000ya.isis.ne.jp/0998.html
日本の古典として『源氏物語』より『八犬伝』を読むようお勧めしたい。聖書のような本である『八犬伝』とホンモノの『聖書』(特にイエスの言動を記した「福音書」)を読むなら、どんどん悪くなる一方のモラルの低下と自己中心的な傾向から、身を守ることができるにちがいない。
今週は「読書週間」だとか・・
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2020-11-07
以下の本はどちらも「口語」ではないが、ルビがふってあるし、漢字を追っていけば読みこなすことができる。慣れておくと、まともな「古文」に読む進むうえで助けになると思う。