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動画『明治150年 真の日本の姿(1~6)』を視聴 [歴史雑感なぞ]

「明治150年 真の日本の姿」と題された動画を視聴した。

明治150年を記念して作成されたもののようである。話し手は小名木善行、「企画・総指揮 斑目力曠」、「製作・著作 ひらめきと感動の世界」となっている。

話し手の小名木氏を当方はまったく知らない。歴史学者として博士号をもっているわけでもなさそうである。そもそも学歴不詳で、いわゆるアカデミズムに属していないのは確かなようだ。

わるく言えば「自称歴史家」として括られる。まして、「明治150年」だの、「真の」日本の姿だのというタイトルから、思想的にどうかと思われた。変に(偏に)右がかっていては困ると思った。国を愛するのはいいが、他国を貶めたり、誹謗中傷するような動画であれば、即刻見るのをやめようと思った。

もっとも、アカデミズムに属していないことを理由に、その人物の話は傾聴に値しないとなれば、司馬遼太郎をはじめとする歴史小説家はダメということになる。また、博士号はもつにせよ歴史に関しては専門家ではない渡部昇一なども論外になろう。

しかし、そういうことを言い出したら、だれも過去について語ることも聞くこともできなくなるにちがいない。

最終的には、自分が納得できるかどうかというところに落ち着くように思う。できれば、アカデミックな教科書的な知識をもった上で検証し、なおかつ、話される内容が道理にかなっているかどうか、他の事実と整合性があるかどうか調査することがカギとなるように思う。

そういう点で、最近オモシロイと思った人物に苫米地英人氏がいる。その歴史にかかわる論議すべてが事実に即しているかどうか不分明に思えるものがあるとしても、その全体の論議は一貫していてオモシロイ。検証や調査に値するように思われる。

その苫米地氏の書籍のなかで論じられていたことが、下記動画でも示される。たとえば、“War Guilt Information Program"についてのことなどである。『明治150年 真の日本の姿』のなかでは「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝プログラム」と翻訳されて(第四話15分25秒~)紹介されている。

どんな情報にせよ、常に検証・調査が求められるが、オモシロイ動画であったことを報告したい。

明治150年 真の日本の姿 第一話
https://www.youtube.com/watch?v=fVIhNbhQeJo

明治150年 真の日本の姿 第二話
https://www.youtube.com/watch?v=qC7EZAyHbXA

明治150年 真の日本の姿 第三話
https://www.youtube.com/watch?v=zLrM559rh-E

明治150年 真の日本の姿 第四話
https://www.youtube.com/watch?v=C1uYHy71YII

明治150年 真の日本の姿 第五話
https://www.youtube.com/watch?v=w4d7Ebf9a-U

明治150年 真の日本の姿 第六話
https://www.youtube.com/watch?v=oh9ScDDFOv0



日本人の99%が知らない戦後洗脳史

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