富田勲さんのNHK-FM追悼番組を聞いて [アート・美術関連]
NHK-FMで、4時簡にわたる追悼番組を聞いた。『未来を走り続けた冨田勲の音世界』と題して作曲家・吉松隆が案内していた。
2012年、初音ミクを用いた「イーハトーブ交響曲」の初演寸前、ご本人が出演し、吉松隆司会で富田勲の仕事を回顧するFM番組があった。その再放送がプログラムの中心で、その合間に、親しく仕事をした人たちに思い出を話してもらうというスタイルの番組だった。
ご本人の話しぶりからもそれはよく了解できるが、親しくしていた方たちのいう富田勲の人柄を一言でいうなら、「垣根のない」ということのようだ。「偉ぶらない」「(自分を)飾らない」と言い換えることができるかもしれない。年下のひとたちにも、たいへん気さくで慕わしい人であったようだ。
今回の放送では、外されてしまっていたが、その人柄をほうふつとさせるエピソードがある。JRのコマーシャルの話だ。当方の記憶にもそれはある。たしか、富田さんが列車の窓辺に手を伸ばして外のようすをぼんやり見ているというイメージを用いた広告だ。テレビでも放映されていたと思う。
ある日、富田さんが、山手線(だったか・・)に乗車している時、車中の人の目が自分に注がれているのを感じて、見ると中吊り広告(だったか・・)壁(だったか・・)に、JRの自分のコマーシャル画像が出ていて、まさにソレをおんなじ格好をしている自分に気づいた。それで、いたたまれなくなって、次の駅で降りた・・・という話しをしていた。
テレビでも追悼番組がつづく。
冨田 勲さん追悼 関連番組放送のお知らせ
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=05692
2012年、初音ミクを用いた「イーハトーブ交響曲」の初演寸前、ご本人が出演し、吉松隆司会で富田勲の仕事を回顧するFM番組があった。その再放送がプログラムの中心で、その合間に、親しく仕事をした人たちに思い出を話してもらうというスタイルの番組だった。
ご本人の話しぶりからもそれはよく了解できるが、親しくしていた方たちのいう富田勲の人柄を一言でいうなら、「垣根のない」ということのようだ。「偉ぶらない」「(自分を)飾らない」と言い換えることができるかもしれない。年下のひとたちにも、たいへん気さくで慕わしい人であったようだ。
今回の放送では、外されてしまっていたが、その人柄をほうふつとさせるエピソードがある。JRのコマーシャルの話だ。当方の記憶にもそれはある。たしか、富田さんが列車の窓辺に手を伸ばして外のようすをぼんやり見ているというイメージを用いた広告だ。テレビでも放映されていたと思う。
ある日、富田さんが、山手線(だったか・・)に乗車している時、車中の人の目が自分に注がれているのを感じて、見ると中吊り広告(だったか・・)壁(だったか・・)に、JRの自分のコマーシャル画像が出ていて、まさにソレをおんなじ格好をしている自分に気づいた。それで、いたたまれなくなって、次の駅で降りた・・・という話しをしていた。
テレビでも追悼番組がつづく。
冨田 勲さん追悼 関連番組放送のお知らせ
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=05692
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