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3・11を「国民の祝日」に [ニュース・世相]

今日でまる2年ということだ。ラジオテレビでは、それから2年の被災地の現在、原発事故後の福島の復興状況・課題などが、特集されている。

NHK「ラジオ深夜便」で、児玉龍彦氏の話を耳にした。原発事故後、広島に落とされた原爆の168個分のセシウムが放出されたような話がされていた。そしてまだ炉心内部の現状も把握できていない、という。

(原発事故の福島を支援して / 東京大学アイソトープ総合センター長 児玉龍彦 )

にもかかわらず、“40年で事態収束”とよく耳にするが、その“40”という数字はいったいどこから持ってきたのだろう?


今、デフレ脱却の掛け声高く、株価も上がり、世情、浮かれている。「浮かれている」ということは、3・11大地震も福島原発事故も、あたまから吹き飛んでいることを意味すると言ってもイイだろう。

自分のからだの中で癌が進行している。それでも、人は浮かれられる。思いを向けなければ、知らなければそうできる。


東北・福島の完全復興がなされるまでの間、3・11を「国民の祝日」としては、どうか、と思う。

「祝日」がヘンであれば、「記念日」として休日とし、ひとりひとりが、思いを被災地に向け、実際に出向き、さらに思いを深めていく日とするのは、イイことだと思うのだが・・・。

震災・被災の日に、時を定めて、「1分間の黙祷」などというより、はるかにイイと思うのだが・・・


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