「『国防軍』で北への備えも強まる」佐瀬昌盛・防衛大学名誉教授 [ニュース・社会]
産経新聞の昨年末12/13~の記事を見ている。つまり、衆院選の前後にあたる記事だ。
産経新聞は、司馬遼太郎の最晩年「風塵抄」掲載のころ購読していたが、現在読んでいるのは毎日・日経・地方紙である。
というわけで、だいぶしばらくぶりで産経に目を通すのだが、論客が毎日・日経とはガラッと違うので新鮮である。これは、きっと読売や朝日を見てもそうだろうと思う。
産経は右傾である、と聞くが、なるほどと思える記事も多い。
12・13の、1面には「北ミサイル発射 衛星軌道突入か」の記事があり、
7面に、佐瀬昌盛・防衛大学名誉教授が
「『国防軍』で北への備えも強まる」と、題して書いている。
「自衛隊」ならOK、「国防軍」ではNOという反応に対し、「自衛隊」の英語表現などを引用しつつ、日本が「普通の国」になるよう提言している。(以下、部分、結論部引用)
**********
自衛隊をSelf Defense Forceと説明するのは変だ。Forceとは力、武力のことなのだから。ただし、この場合、おかしいのは英語だけではなく、日本語の方だ。もとが自衛“軍”ならまだ救われただろうに。とにかく、国家の武力集団を作ろうというのに、過去には本質隠しがかくも過ぎていた。
中略
戦後やがて70年。わが国は軍制上の特殊国家をやめ、北朝鮮のような不埒者国家の脅威にも適切に対処可能な「普通の国」になるべきだ。それにはわが国の軍事組織を、言い訳を必要とした自衛隊から、国際的標準である国防軍へと脱皮させることが必要である。(させ まさもり)
**********
佐瀬教授にイチャモンをつけるつもりはさらさらないが・・・
「国防軍」などというケチな表現はやめて、いっそのこと、日本国憲法の前文にのっとり「自衛隊」を「地球防衛軍」と改称してはどうか、と思う。
そうすれば、世界を笑いの渦に誘い、「百薬の長」である笑いをもって、地球を癒すこともできよう、と思う。
Earth Defense Force
しかし、これは、 冗談ではない。
地球環境の異変は尋常ではない。気候変動、温暖化、絶滅する動植物・・・
地球を守ることが、焦眉の急でありながら、世界中、みな、こぞって、相変わらずの経済成長をはかり、自分の足元の揺らいでいることを考慮にいれない。
中でも特に、「地震・雷・火事・オヤジ」のうち、もっともコワイ、地震頻発国であり、かつ被害国でもある日本が、経験からも学ばぬオロカサを示し、相も変わらぬ、経済成長戦略の途上にいる。
地獄の釜(事故原発)のフタがあきっぱなしで、カチカチ山のたぬき状態にもかかわらず、なお、背中の火をエネルギーにして走るつもりでいる。
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2011-10-18
その点、かえって、「不埒者国家」北朝鮮の方がカシコイようにも思える。たぬきを泥舟にのせ、背中に火を放ち・・・、ワシや龍さえも手玉にとっている。
しかし、なぜ、おとぎ話のなかで、うさぎはワルモノにならないのだろう。うさぎは、じいさんばあさんの復讐者として活躍するからだろう。復讐の大義名分があって、ワルモノ扱いを免れるわけだ。
うさぎにはうさぎの言い分がアルというわけだ。
「日本は、朝鮮をイジメ抜いてきたからね・・」
そんな声も、歴史のはざまから聞こえてくる。
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03-1
**********
「産経」記事を時系列に、ただ列挙するつもりで、はじめたのだが、思わぬところに出てしまった。
産経新聞は、司馬遼太郎の最晩年「風塵抄」掲載のころ購読していたが、現在読んでいるのは毎日・日経・地方紙である。
というわけで、だいぶしばらくぶりで産経に目を通すのだが、論客が毎日・日経とはガラッと違うので新鮮である。これは、きっと読売や朝日を見てもそうだろうと思う。
産経は右傾である、と聞くが、なるほどと思える記事も多い。
12・13の、1面には「北ミサイル発射 衛星軌道突入か」の記事があり、
7面に、佐瀬昌盛・防衛大学名誉教授が
「『国防軍』で北への備えも強まる」と、題して書いている。
「自衛隊」ならOK、「国防軍」ではNOという反応に対し、「自衛隊」の英語表現などを引用しつつ、日本が「普通の国」になるよう提言している。(以下、部分、結論部引用)
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自衛隊をSelf Defense Forceと説明するのは変だ。Forceとは力、武力のことなのだから。ただし、この場合、おかしいのは英語だけではなく、日本語の方だ。もとが自衛“軍”ならまだ救われただろうに。とにかく、国家の武力集団を作ろうというのに、過去には本質隠しがかくも過ぎていた。
中略
戦後やがて70年。わが国は軍制上の特殊国家をやめ、北朝鮮のような不埒者国家の脅威にも適切に対処可能な「普通の国」になるべきだ。それにはわが国の軍事組織を、言い訳を必要とした自衛隊から、国際的標準である国防軍へと脱皮させることが必要である。(させ まさもり)
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佐瀬教授にイチャモンをつけるつもりはさらさらないが・・・
「国防軍」などというケチな表現はやめて、いっそのこと、日本国憲法の前文にのっとり「自衛隊」を「地球防衛軍」と改称してはどうか、と思う。
そうすれば、世界を笑いの渦に誘い、「百薬の長」である笑いをもって、地球を癒すこともできよう、と思う。
Earth Defense Force
しかし、これは、 冗談ではない。
地球環境の異変は尋常ではない。気候変動、温暖化、絶滅する動植物・・・
地球を守ることが、焦眉の急でありながら、世界中、みな、こぞって、相変わらずの経済成長をはかり、自分の足元の揺らいでいることを考慮にいれない。
中でも特に、「地震・雷・火事・オヤジ」のうち、もっともコワイ、地震頻発国であり、かつ被害国でもある日本が、経験からも学ばぬオロカサを示し、相も変わらぬ、経済成長戦略の途上にいる。
地獄の釜(事故原発)のフタがあきっぱなしで、カチカチ山のたぬき状態にもかかわらず、なお、背中の火をエネルギーにして走るつもりでいる。
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2011-10-18
その点、かえって、「不埒者国家」北朝鮮の方がカシコイようにも思える。たぬきを泥舟にのせ、背中に火を放ち・・・、ワシや龍さえも手玉にとっている。
しかし、なぜ、おとぎ話のなかで、うさぎはワルモノにならないのだろう。うさぎは、じいさんばあさんの復讐者として活躍するからだろう。復讐の大義名分があって、ワルモノ扱いを免れるわけだ。
うさぎにはうさぎの言い分がアルというわけだ。
「日本は、朝鮮をイジメ抜いてきたからね・・」
そんな声も、歴史のはざまから聞こえてくる。
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03-1
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「産経」記事を時系列に、ただ列挙するつもりで、はじめたのだが、思わぬところに出てしまった。
まんが日本昔ばなし かちかち山 (講談社名作バイリンガル絵本)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本