開高健と中島らも(「週刊現代」から) [生き方・人生]
関西出身のふたりの作家が取り上げられている。写真も多く読み応えがある。
ふたりの作家とは開高健と中島らも。
佐治敬三と開高健 酒、ことば、そして友情
(見出しは・・)若き社長は「宣伝部」の精鋭に支えられた / 豊かな「海外経験」を生かして / その「固い絆」は、社会を潤した
(ちょっと引用・・)
「開高さんは知識と教養の塊だった。佐治さんが聞いたことがない話や、お酒の話題で盛り上がる。仕事を抜きにして本音の付き合いができる開高さんを、佐治さんは好きだったのだろう。立場や肩書などを抜きに親しく接していたんです」(開高の釣り仲間で写真家の青木陽一氏談)
中島らも 酔いどれ船から見えたもの
(見出しは・・)
小説、テレビ、劇団・・マルチな異才を発揮した / 自分にきびしく人にやさしい性格だった/酒と薬に溺れてゆくなかで言葉に深みが増した
らもは小学校時代、「IQ185の神童と呼ばれ、灘中に進学」とある。入学時の席次は8番。
(ちょっと引用・・)
〈何十年に一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける〉