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最近のお医者さんはやさしい [健康関連]

7月中、心臓と大腸で医師のお世話になった。どちらも入院しての治療である。細い血管からカテーテルを入れたり、内視鏡の先端でポリープ(早期がん)の薄い膜をはぎとるなど、細心の医療の提供を受けた。

幸いなことに、心臓の冠動脈には狭窄がなかった。また、大腸のがんはステージ0で、大腸の壁にどれだけ深く入り込んでいるかを示す(T因子)は、T1aよりも浅いもの(Tis)だった。粘膜下層にまで到達していなかったということになる。早く気づいて(と言っても自覚症状があったわけではない。ただ年齢的に受けた方がよかろうと受けたまでだが)検査を受けて良かったということになる。

残念なのは、医療保険とガン保険に入っているが、心臓に関していえば、ステントをしていれば治療扱いとなって出るはずの手術給付が検査で終わったので出ない。がん保険も当方の入っているがん保険は「上皮がん」は給付対象になっていない。とはいえ、その程度で済んだということを素直に喜ぶべきなのだろう。

細心の注意をもって取り組んでくださった若い先生たちには感謝である。むかしの(50年以上前の話だが)外科医などといったら軍隊あがりで、戦場でやむをえず麻酔なしで腕を切断などしてきた経験の持ち主であったりしたから、患者として「痛い」などと言えない雰囲気さえあったが、いまは違う。ほんとうにやさしく親切である。


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