大腸ポリープ7㎝は「早期がん」でした [健康関連]
過日「大腸ポリープ7㎝をESDで取る」をアップした。うれしいことに「早期がん」であった。
書くまでもないと思うが、7㎝とは直径ではなく広がりである。薄い膜状であって、だんご状ではナイ。
当方の父親は胃癌で亡くなったが、癌は親指大あった。ゴムのような弾力のかたまりだった。執刀後、先生が手術室に呼び入れてくれた。父親はお腹を大きく開かれていた。「痩せているくせして脂肪がこんなについているんだ」と思った。「これが胃、これが脾臓」と言いながら切除した臓器を指ししめしてくれた。そして、触らせてもらったのだ。20歳の時だった。「悪いところは全部取った。親孝行しろよ」というのが先生の言葉だった。その頃は、まだ告知が一般的でなかった。母親と相談して、父には胃潰瘍ということにした。それから2年して癌性腹膜炎で亡くなった。それから40年以上経つ。
話が逸れてしまった。話を戻す。
ガンなのに嬉しいというのは変かもしれない。「早期ガン」ではあったけれども全部ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)で除去したので、根治したと考えていい。転移もない、という担当医の言葉を真に受ければ、嬉しいということになる。
先の更新で、「『良性のものでした』で終わってくれれば万々歳」と書いた。「万々歳」とまではいかなくても「万歳」と言っていいと思う。なによりも、ホッとした。
だが、しかし、もし取り切れていなかったら、という心配もあるが、そこは経過観察ということになるのだろう。
大腸の最深部(盲腸)にできた7㎝大のガンは、なんの症状の示さなかった。よく言われる「大腸がん の 初期症状 5選」①排便習慣(便通)の変化 ②血便 ③体重減少 ④貧血 ⑤腹痛。その一つとして無かった。
https://www.youtube.com/watch?v=4Qj62L9o-Fg
便潜血検査陰性であっても危険とされる年齢になったら大腸内視鏡検査を受けるべき、と、言いたい。「経験者は語る」である。
実はみんな知らない!!】大腸がんは初期症状がない!? 症状が出た時は本当に危ない
教えて平島先生 No163
https://www.youtube.com/watch?v=eehhAj3ofoM
まだ大腸がんのステージについては聞いていない。以下の資料によると
大腸がんのステージ(病期)について
国立がん研究センター中央病院
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/colorectal_surgery/160/index.html
ステージ0 がんが大腸粘膜内に留まるもの
がんの壁深達度(T因子)からいけば「腫瘍は大腸の内側(粘膜)から発生し、進行すると深部へ進展していきます。腫瘍最深部の深さに応じてT因子が変わります。腫瘍の壁深達度がT1(粘膜下層)までを早期がん」とあり、さらに
「T1は更に細分化するとT1a(癌が粘膜下層までにとどまり、浸潤距離が1000μm未満)とT1b(癌が粘膜下層までにとどまり、浸潤距離が1000μm以上)に分けられます。T1b以深になると腫瘍がリンパ管や血管を介して転移する可能性が出てくるため、基本的には内視鏡治療ではなく外科治療の適応となります」とあるので、
ステージ0 、T1a ということになるのだろう。
「自分のからだ」というが、自分のからだは自分のもののようで自分のものではない。自分の自由になるもの、自分で好きなようにコントロールできるものを「自分のもの」とするなら、明らかに自分のものではナイ。起きていること(がんの発生していること)自体知らないのだから、コントロールするもヘチマもない。自分のもののようなつもりで生かさせてもらっているだけである。
自分のもののようであって自分のものでないカラダ
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2007-02-14
書くまでもないと思うが、7㎝とは直径ではなく広がりである。薄い膜状であって、だんご状ではナイ。
当方の父親は胃癌で亡くなったが、癌は親指大あった。ゴムのような弾力のかたまりだった。執刀後、先生が手術室に呼び入れてくれた。父親はお腹を大きく開かれていた。「痩せているくせして脂肪がこんなについているんだ」と思った。「これが胃、これが脾臓」と言いながら切除した臓器を指ししめしてくれた。そして、触らせてもらったのだ。20歳の時だった。「悪いところは全部取った。親孝行しろよ」というのが先生の言葉だった。その頃は、まだ告知が一般的でなかった。母親と相談して、父には胃潰瘍ということにした。それから2年して癌性腹膜炎で亡くなった。それから40年以上経つ。
話が逸れてしまった。話を戻す。
ガンなのに嬉しいというのは変かもしれない。「早期ガン」ではあったけれども全部ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)で除去したので、根治したと考えていい。転移もない、という担当医の言葉を真に受ければ、嬉しいということになる。
先の更新で、「『良性のものでした』で終わってくれれば万々歳」と書いた。「万々歳」とまではいかなくても「万歳」と言っていいと思う。なによりも、ホッとした。
だが、しかし、もし取り切れていなかったら、という心配もあるが、そこは経過観察ということになるのだろう。
大腸の最深部(盲腸)にできた7㎝大のガンは、なんの症状の示さなかった。よく言われる「大腸がん の 初期症状 5選」①排便習慣(便通)の変化 ②血便 ③体重減少 ④貧血 ⑤腹痛。その一つとして無かった。
https://www.youtube.com/watch?v=4Qj62L9o-Fg
便潜血検査陰性であっても危険とされる年齢になったら大腸内視鏡検査を受けるべき、と、言いたい。「経験者は語る」である。
実はみんな知らない!!】大腸がんは初期症状がない!? 症状が出た時は本当に危ない
教えて平島先生 No163
https://www.youtube.com/watch?v=eehhAj3ofoM
まだ大腸がんのステージについては聞いていない。以下の資料によると
大腸がんのステージ(病期)について
国立がん研究センター中央病院
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/clinic/colorectal_surgery/160/index.html
ステージ0 がんが大腸粘膜内に留まるもの
がんの壁深達度(T因子)からいけば「腫瘍は大腸の内側(粘膜)から発生し、進行すると深部へ進展していきます。腫瘍最深部の深さに応じてT因子が変わります。腫瘍の壁深達度がT1(粘膜下層)までを早期がん」とあり、さらに
「T1は更に細分化するとT1a(癌が粘膜下層までにとどまり、浸潤距離が1000μm未満)とT1b(癌が粘膜下層までにとどまり、浸潤距離が1000μm以上)に分けられます。T1b以深になると腫瘍がリンパ管や血管を介して転移する可能性が出てくるため、基本的には内視鏡治療ではなく外科治療の適応となります」とあるので、
ステージ0 、T1a ということになるのだろう。
「自分のからだ」というが、自分のからだは自分のもののようで自分のものではない。自分の自由になるもの、自分で好きなようにコントロールできるものを「自分のもの」とするなら、明らかに自分のものではナイ。起きていること(がんの発生していること)自体知らないのだから、コントロールするもヘチマもない。自分のもののようなつもりで生かさせてもらっているだけである。
自分のもののようであって自分のものでないカラダ
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2007-02-14
内視鏡検査から逃げていたら、大腸がんになっていました。: ~大腸がんステージ3bから5年の話~
- 作者: とりとり
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2021/08/31
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