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大腸ポリープ7㎝をESDで取る。 [健康関連]

大腸ポリープが発見される。町医者は3センチという。紹介状をもって地域連携の大病院に出向くと、4㎝はあるという。場所は小腸から大腸に入る入口の反対側。いわゆる盲腸腫瘍。それをESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)で剥ぐことにする。時間は2時間。実際に剥がしてみると大きさが7センチあった。

内視鏡による手術を開始するも、粘膜下層を越えてガンが浸潤していたり、穿孔の可能性のある場合は腹腔鏡手術や外科手術に変更になると聞いてもいたので、そこまで深く潜りこんではいなかったということで安心した。術後、医師は、とれるところはとったので、早期がんであったとしても根治するという。とりあえず、顕微鏡での生検である。

便潜血検査ではずっと陰性できた。ただ、父親が大腸がんで亡くなったことを思い、念のための検査だった。ポリープがあっても数ミリのもので、その場で処置してもらって終わりと思っていたが、そうはいかなかった。

見てくれは悪いものではないようだ。大きくはなっているものの性悪のものではないようである。ある程度の大きさになるとガンが混じってくるという話である。生検の結果は1週程度で出るようだ。これで、「良性のものでした」で終わってくれれば万々歳である。

早期発見、早期治療に越したことはない。40歳を過ぎたら大腸内視鏡による検査をするといい。検査は3割負担で5000円程度である。ポリープが発見されて、その切除(治療)が加わると3万円程度になるが、医療保険(任意)に入っていれば、手術給付で5万円程度は出る。しかし、ポリープがガン化していればお金の問題ではなくなる。損失は大きい。いのちがかかってくる。便潜血検査にひっかからない大腸の(肛門からいって)奥の方で発生したポリープがガン化して、自覚症状がでてきたときにはガンが大きく深く浸潤して、遠隔転移していることもありうる。予後も悪いし、たいへん面倒くさいことになる。なによりも早期発見早期治療である。

年相応にいろいろ出てくる。これからは病気とお友達になって仲良くやっていくしかない。覚悟である。

実はみんな知らない!!】大腸がんは初期症状がない!? 症状が出た時は本当に危ない 教えて平島先生 No163
https://www.youtube.com/watch?v=eehhAj3ofoM

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