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医師としての常識が180度ひっくり返された、ケトン食の効果 [健康関連]

医師としての常識が180度ひっくり返された、ケトン食の効果
https://diamond.jp/articles/-/325401

ケトン食の名医が教える 糖質制限はやらなくていい――エビデンスにもとづいた科学的に正しい食事

ケトン食の名医が教える 糖質制限はやらなくていい――エビデンスにもとづいた科学的に正しい食事

  • 作者: 萩原 圭祐
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2023/03/01
  • メディア: Kindle版



記事をざっと読むと、上記書籍の宣伝記事のようである。しかし当方は、期待している。

ケトン体やケトン食についてはしばらく前に聞いていた。たしか人間の身体は、糖が不足すると脂肪を利用すると聞いた記憶がある。だからケトン体は脂肪と関係するものと思う。そして、そこにミトコンドリアが関係してくるのではなかったか・・。

10年くらい経つだろうか・・ケトン体とミトコンドリアのことを「不食」をテーマにしたウェブページで見た。そのことを現役の臨床検査技師に話したところ「ミトコンドリアって何ですか・・」と言われたのを記憶している。それほど、食生活におけるそれらの役割についての情報が希薄だったのだ。

それらが食事法として体系化されて本となったもようである。


最近、臨床実験を始め、山崎章郎医師が自ら試してきた「がん共存療法」の中心にあるのも「糖質制限ケトン食」である。それゆえ、がん予防を含め健康に資する食事法として大いに期待していいように当方は思っている。

山崎章郎×迫田朋子:ステージ4のがん医療に一石を投じる
https://www.youtube.com/watch?v=QRRdqPOKI1g

ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み(新潮選書)

ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み(新潮選書)

  • 作者: 山崎章郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2022/06/23
  • メディア: Kindle版



裏ワザ「世帯分離」、「がん共存療法」(週刊女性 2023年 1/17・24号から)
https://kankyodou.blog.ss-blog.jp/2023-01-06-1

『病院で死ぬということ』の「緩和ケア医」が選択した「がん共存療法」1年の経過報告
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2023-06-29-1医師としての常識が180度ひっくり返された、ケトン食の効果
https://diamond.jp/articles/-/325401

以下は、上記URL記事からの引用。

「ステージⅣ」まで進行したがんが治った
 前々回に50代女性の肺がん患者さんの症例をご紹介しました。果たして、それらの成果がすべて、がんケトン食療法の効果だったのかどうかは、なお議論の余地のあるところです。

 たくさんの専門医の方にかかわっていただき、様々な要因が組み合わさった結果なのかもしれません。

 それにしても、私はそれまで、がん患者さんの治療に携わり、いわゆる「遠隔転移の見られる=ステージⅣ」まで進行した方のがんが治ったケースなど見たことがありませんでした。

 内科医としては、とてもつらいことですが、そうなってしまうと患者さんに寄り添っていくことしかできないという印象がありました。

 しかし、私の医師としての今までの常識は、全くもって180度ひっくり返されたのです。

 内科医としては、「ハンマーで頭をどつかれた」ような衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。

 そして、本当にこれらの臨床効果が、がんケトン食療法の結果ならば、「いろいろな人に試してあげたい」と心から思うようになりました。

がん治療をスムーズに進めるケトン食療法
 私たちが開発したがんケトン食療法は、抗がん剤を使ったがん治療による全身倦怠感などを、緩和する可能性があります。

 たとえば、卵巣がん再発でがんケトン食療法を導入した50代の女性です。この患者さんは、2003年に卵巣がんと診断され、子宮や卵巣などを切除されました。

 しかし、2011年に卵巣がんが再発。抗がん剤治療も実施しましたが、2015年9月に腹部CTにて、卵巣がんの2回目の再発と診断されたのです。もう手術はできません。

 10月から少量の抗がん剤投与を繰り返す治療が開始されましたが、11月からがんケトン食療法の導入となりました。

 すると、驚いたことに、ケトン食を導入して1ヵ月ぐらいして、「先生、抗がん剤を打った後も、しんどくないのです」と話されるようになったのです。

 抗がん剤治療に伴う吐き気が減少。吐き気止めの使用回数が当初の1日3回から、次第に1錠、1回だけになりました。

 臨床経過も劇的でした。この方は、比較的血中のケトン体の上昇はゆるやかでしたが、腫瘍マーカーも劇的に低下し、PET-CTでも腫瘍は小さくなり、無事に腫瘍を取り除くことができました。

 最終的には、その後、3回目の再発などがありましたが、7年生存されました。

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