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『病院で死ぬということ』の「緩和ケア医」が選択した「がん共存療法」1年の経過報告 [健康関連]


週刊新潮2023年7月6日号[雑誌]

週刊新潮2023年7月6日号[雑誌]

  • 作者: 週刊新潮編集部
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2023/06/29
  • メディア: Kindle版


上記『週刊新潮』に

『病院で死ぬということ』の「緩和ケア医」が選択した「がん共存療法」1年の経過報告p34-38

と題する記事がでている。「がん共存療法」を自ら実践し、日本財団の支援を得て臨床試験を始めた医師に関する記事だ。

医師は山崎章郎氏。自身大腸がんステージ4 で肺転移があり、抗がん剤を用いた標準治療に疑問をいだき、それに代わる医療を求めた結果、「共存療法」に至った。

しかし、エビデンスが無いことゆえに医療界の反応は冷ややかだ。エビデンスを作るための臨床試験に関しても同様だった。そこに助け舟を出してくれたのが日本財団の笹川会長だという。(旧・日本船舶振興会だけに、助け舟を出すのは得意なのかもしれない)。

下記のビデオで山崎氏が自身の取り組みについてインタビューを受けている。元は外科医で、それからホスピス医、在宅ケア医とキャリアを積んでこられた。その時々に直面する医療上の問題にしっかり向き合い取り組んできた方であることが分かる。今は、まさに自分の体が提起した「がんステージ4 問題」に向き合っていることになる。

山崎章郎×迫田朋子:ステージ4のがん医療に一石を投じる
https://www.youtube.com/watch?v=QRRdqPOKI1g

『ガン告知』という本がある。1989年出版となっている。この真ん中の写真は若い頃の山崎医師。


ガン告知

ガン告知

  • 作者: NHKおはようジャーナルガン告知取材班
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2023/06/29
  • メディア: ハードカバー



最近のニュースで、前立腺がんを克服したドクター中松(中松 義郎:95歳)が119歳を目指していることを知った。そのドクター中松の食事に関するこだわりはすごい。なにしろソレでイグノーベル賞(2005年:栄養学賞)を受けている。ドクター中松の食事療法も参考になるのではないかと思う。
https://inedia.jp/nakamatsu.html

年末が余命宣告!ドクター・中松Igノーベル賞・記者会見 2015 10 02
https://www.youtube.com/watch?v=3vM33Gk0lY0

話がそれたが、山崎医師の「共存療法」に反対するユーチューブ動画もある。反対というより、現在のがん医療に問題はないとはいえないが、山崎医師の方法にも問題があるという意見だ。下記動画で、視聴できる。また、山崎医師の下のイメージ書籍に実名(腫瘍内科医・押川勝太郎)でレビューを載せている。ちなみに星一つである。

緩和ケア医・山崎 章郎先生の抗がん剤否定本は危険・医事問題*34
https://www.youtube.com/watch?v=qVOGUvFjYPo


ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み(新潮選書)

ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み(新潮選書)

  • 作者: 山崎章郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2022/06/23
  • メディア: Kindle版



裏ワザ「世帯分離」、「がん共存療法」(週刊女性 2023年 1/17・24号から)
https://kankyodou.blog.ss-blog.jp/2023-01-06-1

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