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2023-06-29 [通読・積読]


世界の移民歴史図鑑

世界の移民歴史図鑑

  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2023/04/21
  • メディア: 大型本


移動・移民は人類の歴史そのもの
民族移動、離散、難民などの複雑な歴史背景を理解し、現代世界をより深く知るためのヴィジュアル・ガイド。
生食のはなし ―リスクを知って、おいしく食べる―

生食のはなし ―リスクを知って、おいしく食べる―

  • 出版社/メーカー: 朝倉書店
  • 発売日: 2023/04/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


食材を加熱せずに食べる「生食」の文化や注意点をわかりやすく解説。
生で食べたい人のための食品衛生入門!

調理現場や家庭で活用しやすいように,食材別に構成。
実際の食中毒事例をまじえつつ危険性や対策を紹介。

会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか (文春e-book)

会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか (文春e-book)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2023/03/27
  • メディア: Kindle版


会話の「普遍のルール」から人間の本性が見える

「え?」「えーと」「はあ?」……これまでの言語学が見逃してきた、こんな言葉に「人間の本性」が表れていた!?

今まで、主流の言語学が重視してきたのは常に文法や単語の成り立ちだった。
しかし、あなたが人と会話するときに、完全に文法通りの文章で話すことなどあるだろうか? 「あー」「いや」「はあ?」「え?」「で?」などなど、辞書には載らない言葉を繰り出しながら、すさまじいスピードで言葉のキャッチボールをしているのではないだろうか。

もちろん文法の研究は重要だ。だが、人間は文字より前に会話をはじめていた。現実の会話には、主流の言語学が軽視してきた本質的な何かがあるのではないか……本書は、そんな言語学の「革命」を追うサイエンス本である。

著者をはじめとする会話研究者たちは、世界中の会話を録音し、辛抱強く分析してきた。それによって、意外な事実が次々とわかってくる。

たとえば、人間が会話に応答する時間は、さまざまな言語の平均で0.2秒。これは脳が言葉を発するために必要な反応時間(0.5秒)よりはるかに速い。ちなみに、日本語話者は世界最速の0.007秒で応答しているという(!)。なぜそんなことが可能なのか?

また、誰しも、会話の相手が返事をくれないと気まずくなってくるものだ。あなたはどれくらいそんな沈黙に耐えられるだろうか?
調査の結果、それは最大でも1秒間だった(!)。しかも、沈黙が0.5秒を超えると(何か話が通じていないか、否定的な返事が返ってくるのかな)という気持ちになってくるという。あなたも、そんな状況で質問を言い直したりした経験があるのではないか。

すさまじい速さで応答し、話が止まると思うと即座に流れを修復しようとする。何気なくかわしている会話には、実はそんな無意識の超高等技術が詰め込まれている。
そして、その武器になっているのが「え?」というパワーワードだった!?

AIがまるで人間のように問いかけに答えてくる現代こそ、「会話」を考えることは「人間」を考えること。本書には、そのヒントが詰まっている。

超絵解本 絵と図でよくわかる 無の神秘 (超絵解本シリーズ)

超絵解本 絵と図でよくわかる 無の神秘 (超絵解本シリーズ)

  • 出版社/メーカー: ニュートンプレス
  • 発売日: 2023/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 「無」と聞くと,数字のゼロや「からっぽの空間」としての真空を想像するかもしれません。もしかしたら,空間すらも存在しないような「究極の無」を思いえがく人もいるでしょう。
 この本では,数の「無」といえる「ゼロ」からはじめ, 「絶対0度」や「質量ゼロ」など,物理学にあらわれる「ゼロ」,物質のない「真空」をめぐる興味深い話や,宇宙を生んだ「究極の無」まで,どこか心ひかれる「ゼロ」や「無」について,その不思議さや現代科学とのつながりをやさしく解説しました。
 私たちの住む「有」の世界を鮮明にえがきだす「無」。そのおどろくべき正体に,じっくりとせまっていきます。
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