今、『田中清玄 二十世紀を駆け抜けた快男児』を読んでいる。 [本・書評]
今、『田中清玄 二十世紀を駆け抜けた快男児』を読んでいる。
これまで当方が見聞きした人物のなかでも、とりわけ破格である。極左と極右をひとりで体現したかの人生をおくった。戦前、共産主義革命に命を懸け、懲役も経験した。戦後、発電所を破壊しようとする共産党の工作を妨害するために暴力も辞さなかった。ポケットマネーで全学連を支援した。日本の石油調達のために骨をおった。
その友人には禅僧の山本玄峰がおり、ザイードUAE大統領がおり、ノーベル経済学賞を受賞したハイエクがおり、ハプスブルク家の大公がおり、いまでいう「反社」の山口組三代目組長田岡一雄がいる。あえていえば(田中は畏れ多いと言うにちがいないが)その訪中のために尽力した昭和天皇もそのおひとりと言っていいだろう。
一見、瓢箪ナマズのような「得体の知れない」人物である。しかし、その人生の軌跡を追うなら、けっして難解ではない。自分の見るところ信じるところに従って「二十世紀を駆け抜けた快男児」である。そして、なによりも印象に残るのは、その先見の明であり、行動力である。
著者は、読者のまえに至極単純な人間像を示してくれた。しかし単純とばかにしてはいけない。こんな人物はそうそう滅多に出るものではない。
けさYouTubeを見ていたら次の動画を見出した。というより、AIが教えてくれた。上記書籍を読んでいることもあって、(特に6分22秒~)興味深く視聴した。
【茂木健一郎×堤未果】 全てを伝えないメディア!情報操作されないための重要なポイント!
https://www.youtube.com/watch?v=nYiHGGr3TTI
これまで当方が見聞きした人物のなかでも、とりわけ破格である。極左と極右をひとりで体現したかの人生をおくった。戦前、共産主義革命に命を懸け、懲役も経験した。戦後、発電所を破壊しようとする共産党の工作を妨害するために暴力も辞さなかった。ポケットマネーで全学連を支援した。日本の石油調達のために骨をおった。
その友人には禅僧の山本玄峰がおり、ザイードUAE大統領がおり、ノーベル経済学賞を受賞したハイエクがおり、ハプスブルク家の大公がおり、いまでいう「反社」の山口組三代目組長田岡一雄がいる。あえていえば(田中は畏れ多いと言うにちがいないが)その訪中のために尽力した昭和天皇もそのおひとりと言っていいだろう。
一見、瓢箪ナマズのような「得体の知れない」人物である。しかし、その人生の軌跡を追うなら、けっして難解ではない。自分の見るところ信じるところに従って「二十世紀を駆け抜けた快男児」である。そして、なによりも印象に残るのは、その先見の明であり、行動力である。
著者は、読者のまえに至極単純な人間像を示してくれた。しかし単純とばかにしてはいけない。こんな人物はそうそう滅多に出るものではない。
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