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安倍元首相とラクダの関係(マトモな男なら「国葬などヤメテくれ」と・・) [ニュース・社会]

安倍元首相国葬反対の声が世論調査では過半数を超えているようだ。費用が大きいという話があるが、国民一人あたりにしたら20円以下である。たいした額ではない。それを反対というのだから、いかに国民葬にふさわしくないかということを表しているように思う。

そんなに反対されているものを、意に反してされるなど安倍さん自身のぞんでいないのではなかろうか。アナがあったら入りたいという言葉があるが、せっかくアナに入ったのに、おちおち落ち着いて眠っていられないのではなかろうか。

なんだか落語の『らくだ』を思いだす。「カンカンノー」の世界である。

ラクダとは、そういうあだ名の人物を指す。ロクデモナイ男で、フグの毒にあたって死ぬ。長屋の住人一同から嫌われていて、葬式など意地でも出してやりたくない人物なのだが、その友人のヤクザ者が長屋の住人を脅して葬式を出させるのである。その際に、住人を脅す方法が「カンカンノー」なのである。

「カンカンノー」とは、志那から入ってきた音曲で、当時たいへん流行ってソレに合わせて踊ることもされた。ヤクザ者は実際にラクダの死骸を背負って大家や長屋の住人のもとを訪れるのである。そして、座敷にラクダの死骸を投げ出して「カンカンノーを踊らせるぞ」と脅すのである。それでやむなく大家も住人も渋々葬式代を出すのである。

安倍さんがラクダのようにロクデモナイ男とは言わないものの、そういう評判もないことはない。だから、安倍さんは、ある意味ラクダみたいなものだ。そのように例えるなら、国葬を出すよう国民を強いる岸田政権はいわばラクダの友人のヤクザみたいな者である。

いま実際のところ、安倍さんは「カンカンノー」を踊らされているようなものだろう。せっかく死んだのに草葉の陰から引きずり出されて衆目にさらされているのはカンカンノーを踊っているようなものだ。

死んだ安倍さんが実際に見ているとしたなら、恥ずかしいやら侘しいやらでツライことこの上ないだろう。マトモな人間なら「そんなに反対があるならヤメテくれ」と言いそうなものである。

死人に口ナシとは言うものの、代理になる方を含め誰もソノヨウニ言わないところをみると、故人ともども取り巻き連中みなマトモでないということなのかもしれない。

三遊亭圓生 らくだ
https://www.youtube.com/watch?v=wlMpd1ipvhs&t=86s


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