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真珠湾攻撃に参加した方(103歳)の動画を見た

きょうは「終戦記念日」である。昨年、どんなことを書いていたかと調べたら、以下のタイトルで更新していた。

核廃絶はありえない?
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2021-08-15

原爆開発に携わり、広島への原爆投下時、B29「エノラ・ゲイ」に搭乗してピカドンの写真を撮影したアグニュー博士のことを取り上げた。


きょうはハワイ・真珠湾攻撃時、空爆に参加した吉岡政光さんの動画を見る機会を得た。

「やらなければ」103歳元搭乗員が語る“真珠湾”(2021年12月6日)
https://www.youtube.com/watch?v=CtJrRk9lRbg&t=366s

インタビューに対して、吉岡さんは興味深いことを述べている。

「終戦まで実戦に参加していっぺんも人を殺すと思わなかった。命令は軍艦か軍事施設かで「人をやれ」と命令を受けたことはない。責任逃れではありませんが、そこに人がいると考えたら爆撃はできないと思いますね」

以前、当該ブログで「戦争は想像力の欠如」と題して記事を更新したが、その裏付けを得たように感じた。
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2022-03-01

吉岡さんは、戦後ハワイに行く機会はあったが、一度も行っていないという。

そこから推すと、アグニュー博士が広島の「原爆資料館」を訪れ、実際に展示品を見て、被災者と話をしたということはたいへん評価すべきことに思える。その責任を認める認めないはともかく、自分のした行為の結果を見つめようとしたことへの評価である。

戦争は想像力があればデキナイというのは真実だろう。皆が想像力ゆたかであれば世界平和は夢ではなくなると思うのだが、自分たちの開発した武器弾薬を売って商売しようとする輩がいる。彼らにとって、フツウ一般の人がいだく平和な世界は、拒否すべきものとなるのだろう。昨日の更新でとりあげた前田日明氏もディープステイトと称して軍産複合体について述べていた(以下URL動画16分59秒~)が、その種の輩である。

【都市伝説】とんでもない秘密を聞いてしまった。【前田日明】
https://www.youtube.com/watch?v=belaOXiOnOQ&t=11s

戦争をあおり、人殺しをヨシとするような精神の持ち主は悪魔の手先といっていい。実際に、そういう輩がいて、陰に陽に世界を動かしているということを考えると恐ろしい。

実際のところ聖書は、「全世界は邪悪な者の支配下にある」(ヨハネ第一4:19)と述べている。平和への願いを多くの人が抱きながら、実際に世の中の向かう先が分裂と争いであることを考えると、そうした超人間的な邪悪な存在(悪魔)の働きかけがあると考えて不思議ではないように思う。



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  • 作者: 日本聖書協会
  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 大型本




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