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国境を越えた捜査のむずかしさ(東京・山梨連続リンチ殺人事件)

東京・山梨連続リンチ殺人事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%BB%E5%B1%B1%E6%A2%A8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%81%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

上記事件のことを警視庁捜査第一課元刑事:原 雄一氏が『現代ビジネス』に書いている。自身捜査にあたり、事件を起こして南アフリカに高飛びした犯人らを、日本に連れ戻すうえで骨折った方だ。

国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配された人物を日本に連れ戻すのは、むずかしい問題が絡んでいることを知った。「お願いします」、「はい、どうぞ」という訳にはいかないことを知った。

以下のURLから一連の記事を読むことができる。
https://gendai.ismedia.jp/list/author/yuichihara

その第1回目の記事リード部は以下のようになっている。

2020年9月24日、コロナ禍の最中、一人の男が「再逮捕」された。男の名は紙谷惣(46)。2003年に東京都奥多摩町の山中で男性の切断遺体が見つかった猟奇殺人事件の容疑者だったが、事件直後から南アフリカ共和国に逃げ、殺人容疑で国際手配されていた。

紙谷容疑者は2020年8月に逃亡先の南アフリカ日本大使館に出頭。新型コロナウイルスの感染拡大を理由に帰国を求めた。国際手配していた警視庁が警察庁などと協議して帰国させ、意外な幕引きを遂げることとなった。

17年にわたり国外逃亡を続けていた紙谷容疑者だが、その裏では警視庁捜査第一課との度重なる「駆け引き」が繰り広げられていた。日本警察の面子を掛けた国際捜査の全貌を、当時事件を担当した警視庁捜査第一課元刑事、原雄一が明かす――。


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