マネーの教養「世界大恐慌の真実」

ミッドウェー（海戦）の次はマネー（投機・投資）の話。

共通点は、「板子一枚下は地獄」。

「板子一枚下は地獄」は、船乗りという仕事の非常に危険なことのたとえ。船底の板一枚はさんで、その下は海である。嵐にでも遭遇して、船がどうかすれば、溺れ死ぬのは目に見えている。


昨日、なにやら検索していたら、『日経ビジネス』の一連の記事に遭遇した。「世界大恐慌」にまつわる話である。世界を一夜にして変えてしまうような出来事であったようだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%81%90%E6%85%8C


だが、その疾風怒濤を乗り越えた人もいる。予測して回避した人もいる。没落して後、再起した人もいる。

最初に読んだのが、J・F・ケネディー（大統領）の父親の話。

「ケネディ王朝」の創始者は、株を売り抜けて大儲けした
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00319/062400002/


次に読んだのが、「テクニカル分析（チャート分析）」の創始者の一人とされる、ウィリアム・ギャンの話。

株価暴落の予言的中！「チャート分析の先駆者」のオカルト的眼力
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00319/070900004/


つづいて読んだのが、ウォーレン・バフェットの師匠：ベンジャミン・グレアムの話。

株価暴落で大損した「バフェットの師匠」が生んだバリュー投資　
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00319/070200003/


次は、「ホテル王」ヒルトン創業者：コンラッド・ヒルトンの話。

天国から地獄に堕ちた「ホテル王」ヒルトン創業者が犯した失敗
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00319/071500005/

絶体絶命！ ヒルトン創業者を救ったのは「友達からの借金」
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00319/072800006/


次は、大恐慌をめぐる一連の記事の「総論」?

投資家はなぜいつも「フェイク相場」にだまされるのか？
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00319/061700001/

大恐慌の勝者たち

• 作者: 玉手義朗
• 出版社/メーカー: 日経BP
• 発売日: 2021/06/29
• メディア: Kindle版

だいぶ前になるが、NHKで、金融に関するシリーズ番組があった。そこで、一日で50憶円の損失をだした人物が取り上げられた。アジア金融危機のときだったろうか、その人は豪華客船タイタニック号の絵画を収集していた。どんなに「不沈」と見做された豪華客船も、注意を怠るなら、たちどころに沈む。自戒のためだろうか。しかし、警戒していながら、「板子一枚下は地獄」を経験する。

「一日で50憶」で検索すると、その人物が、ヴィクター・ニーダーホッファーであることが分かった。次いで、タイタニック同様の経験をした彼を取材した番組がユーチューブに投稿されていた。

マネー革命 「1日で50億円失った男」
https://www.youtube.com/watch?v=ayS6akFJqCY&t=670s

NHKスペシャル マネー革命〈第1巻〉巨大ヘッジファンドの攻防 (NHKライブラリー)

• 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
• 発売日: 2021/08/31
• メディア: 単行本