ほんとうに怖い用水路 [ニュース・社会]
心霊スポットの紹介では、ナイ。
用水路が各地にあるが、安全管理に不備があったりして、死亡事故も起きている。
起きているどころではない。多発している。多発しているのだが、道路(公道)上の事故とちがって、警察の実態把握も十分ではないように聞いている。
『産経新聞』のニュースに以下の記事が出ていた。暑い時期、用水路事故も増えそうなので、注意喚起の意味での投稿である。
「恐怖の用水路」からの生還 小1男児を救った女子大生
7/23(金) 7:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/424eba03015356a4e8d3b93988efd6f638418f08
実は、当方も用水路事故を起こした。起こしたくて起こしたわけではない。打ち所がわるければ、死んでいただろう。
某大学病院に行ってきた(救急搬送されたこと)
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2021-06-14
以下、当方未読
「恐怖の用水路」からの生還 小1男児を救った女子大生
7/23(金) 7:00配信 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/424eba03015356a4e8d3b93988efd6f638418f08
岡山県で用水路に転落する事故が後を絶たない。平成25年の小学生転落事故をきっかけに「恐怖の用水路」として全国的に注目され、直近4年間で県内の転落事故による死者は72人にのぼる。昨年3月、県は転落対策のガイドラインを策定したが、先月下旬には倉敷市で男性が転落死する事故が発生。今月にも男子児童が用水路に転落する事故があったが、このときは近くにいた女子大学生たちが、力をあわせて救出。一命をとりとめた。
■水深15センチで溺死
6月25日午後5時55分ごろ、岡山県倉敷市内の路上から「人が用水路に転落している」と110番があった。転落していた男性は、病院に搬送されたが搬送先の病院で死亡が確認された。
岡山県警玉島署によると、死亡したのは約3キロ離れた場所に住む70代の男性。自転車で通行中に誤って道路脇の用水路(幅約1・5メートル、水深15センチ)に転落したとみられる。男性は1人暮らしだったため、通行目的はわかっていない。
事故当時、現場付近は草が茂っており、用水路自体が見えにくくなっていた。事故後、草が刈り取られ、県によって反射板が建てられた。
付近に住む70代の女性は「あの用水路に転落した人はこれまで聞いたことがなかった。用水路があることを知らず、転落したのかもしれない」と話す。
■うつぶせで下流に60メートル
7月に入っても転落事故は続いた。7日午後5時40分ごろ、岡山市中区の公園脇の用水路で子供たちが騒いでいるのを、近くでキャッチボールをしていた女子大学生2人が気づいた。
2人が駆け寄ると小学1年の男子児童(6)が流されていた。男子児童はうつぶせ状態で約60メートル下流へと流されたが女子大学生2人が力を合わせて引き上げ、背中をたたき、水を吐かせるなどの救助措置を行った。
病院に搬送された男子児童は当初、意識が混濁していたが回復。翌日に退院したという。
同県警岡山中央署によると、当日市内では雨が降っていたため用水路(幅約4メートル、水深約70センチ)の水の流れが速くなっていたという。友達2人と遊んでいた男子児童は自転車ごと用水路に転落し、流されたとみられる。
男子児童を救助したのは、ともに環太平洋大学(岡山市)の1年生、ソフトボール部の河原亜優さん(19)と三木果南実さん(18)。同署から感謝状が贈られた。
当時の状況について、三木さんは「流されているのを見て、とっさに体が動いた」と話す。河原さんは「引き上げたとき、男の子は意識がない様子だったが、翌日退院したと聞いて安心した」と話した。
同署の山下健司副署長は「本当に危機一髪の事故だった。救助が少しでも遅れていたら、最悪の事態もあった」と胸をなでおろしていた。
■全国平均の5倍
降水量が少なく、「晴れの国」ともいわれる岡山県では、特に県南部では歴史的に農業用水路が発達している。
岡山市や倉敷市では用水路密度(1平方キロメートルあたりの水路延長)が全国平均(1・06キロ)の約5倍(岡山5・06キロ、倉敷5・92キロ)となっているという。
岡山の用水路が注目されるきっかけになったのは、平成25年8月、自転車に乗った小学生が転落防止措置のない用水路に転落し、頭を強く打ち重体となった事故だ。
この事故で「恐怖の用水路」として岡山が全国的に注目され、県や市町村は27年度から転落事故対策の検討会議を設置。ガイドラインの策定につながった。
県道路建設課によると、平成29~令和2年度の4年間で用水路等転落事故件数は771件あり、72人が死亡したという。県はガイドラインで、転落防止対策として、市町村など管理者に対し柵や水路への蓋などの設置を促している。
ただ、水路利用者の意向などもあり、万全の事故対策ができているとはいえないのが現状だ。
県警は「統計上、転落は高齢者に多いが、夏休みには子供同士で遊ぶ機会も増える。身の回りの用水路を把握し、危険な場所に近づかせないようにしてほしい」と呼びかけている。(高田祐樹)
用水路が各地にあるが、安全管理に不備があったりして、死亡事故も起きている。
起きているどころではない。多発している。多発しているのだが、道路(公道)上の事故とちがって、警察の実態把握も十分ではないように聞いている。
『産経新聞』のニュースに以下の記事が出ていた。暑い時期、用水路事故も増えそうなので、注意喚起の意味での投稿である。
「恐怖の用水路」からの生還 小1男児を救った女子大生
7/23(金) 7:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/424eba03015356a4e8d3b93988efd6f638418f08
実は、当方も用水路事故を起こした。起こしたくて起こしたわけではない。打ち所がわるければ、死んでいただろう。
某大学病院に行ってきた(救急搬送されたこと)
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2021-06-14
以下、当方未読
「恐怖の用水路」からの生還 小1男児を救った女子大生
7/23(金) 7:00配信 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/424eba03015356a4e8d3b93988efd6f638418f08
岡山県で用水路に転落する事故が後を絶たない。平成25年の小学生転落事故をきっかけに「恐怖の用水路」として全国的に注目され、直近4年間で県内の転落事故による死者は72人にのぼる。昨年3月、県は転落対策のガイドラインを策定したが、先月下旬には倉敷市で男性が転落死する事故が発生。今月にも男子児童が用水路に転落する事故があったが、このときは近くにいた女子大学生たちが、力をあわせて救出。一命をとりとめた。
■水深15センチで溺死
6月25日午後5時55分ごろ、岡山県倉敷市内の路上から「人が用水路に転落している」と110番があった。転落していた男性は、病院に搬送されたが搬送先の病院で死亡が確認された。
岡山県警玉島署によると、死亡したのは約3キロ離れた場所に住む70代の男性。自転車で通行中に誤って道路脇の用水路(幅約1・5メートル、水深15センチ)に転落したとみられる。男性は1人暮らしだったため、通行目的はわかっていない。
事故当時、現場付近は草が茂っており、用水路自体が見えにくくなっていた。事故後、草が刈り取られ、県によって反射板が建てられた。
付近に住む70代の女性は「あの用水路に転落した人はこれまで聞いたことがなかった。用水路があることを知らず、転落したのかもしれない」と話す。
■うつぶせで下流に60メートル
7月に入っても転落事故は続いた。7日午後5時40分ごろ、岡山市中区の公園脇の用水路で子供たちが騒いでいるのを、近くでキャッチボールをしていた女子大学生2人が気づいた。
2人が駆け寄ると小学1年の男子児童(6)が流されていた。男子児童はうつぶせ状態で約60メートル下流へと流されたが女子大学生2人が力を合わせて引き上げ、背中をたたき、水を吐かせるなどの救助措置を行った。
病院に搬送された男子児童は当初、意識が混濁していたが回復。翌日に退院したという。
同県警岡山中央署によると、当日市内では雨が降っていたため用水路(幅約4メートル、水深約70センチ)の水の流れが速くなっていたという。友達2人と遊んでいた男子児童は自転車ごと用水路に転落し、流されたとみられる。
男子児童を救助したのは、ともに環太平洋大学(岡山市)の1年生、ソフトボール部の河原亜優さん(19)と三木果南実さん(18)。同署から感謝状が贈られた。
当時の状況について、三木さんは「流されているのを見て、とっさに体が動いた」と話す。河原さんは「引き上げたとき、男の子は意識がない様子だったが、翌日退院したと聞いて安心した」と話した。
同署の山下健司副署長は「本当に危機一髪の事故だった。救助が少しでも遅れていたら、最悪の事態もあった」と胸をなでおろしていた。
■全国平均の5倍
降水量が少なく、「晴れの国」ともいわれる岡山県では、特に県南部では歴史的に農業用水路が発達している。
岡山市や倉敷市では用水路密度(1平方キロメートルあたりの水路延長)が全国平均(1・06キロ)の約5倍(岡山5・06キロ、倉敷5・92キロ)となっているという。
岡山の用水路が注目されるきっかけになったのは、平成25年8月、自転車に乗った小学生が転落防止措置のない用水路に転落し、頭を強く打ち重体となった事故だ。
この事故で「恐怖の用水路」として岡山が全国的に注目され、県や市町村は27年度から転落事故対策の検討会議を設置。ガイドラインの策定につながった。
県道路建設課によると、平成29~令和2年度の4年間で用水路等転落事故件数は771件あり、72人が死亡したという。県はガイドラインで、転落防止対策として、市町村など管理者に対し柵や水路への蓋などの設置を促している。
ただ、水路利用者の意向などもあり、万全の事故対策ができているとはいえないのが現状だ。
県警は「統計上、転落は高齢者に多いが、夏休みには子供同士で遊ぶ機会も増える。身の回りの用水路を把握し、危険な場所に近づかせないようにしてほしい」と呼びかけている。(高田祐樹)