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「向田邦子没後40年」~『春が来た』 [ドラマ]

今朝の新聞に、「向田邦子没後40年」と書かれた雑誌広告のあるのに気づいた。雑誌とは『オール讀物』だ。

そこには、さらに「永遠の向田邦子」とある。「永遠」とは、すごいタイトルである。

オール讀物2021年8月号 (創刊90周年記念特別号第2弾)

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  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/07/20
  • メディア: 雑誌



ここのところ「向田邦子」と冠されたテレビドラマをyoutubeで視聴してきた。が、特に「没後40年」を意識することはなかった。

新聞を見たのち、パソコンを立ち上げてyoutubeを開いたら、むかし懐かしいテレビ番組が投稿されている。『春が来た』である。松田優作と桃井かおりが共演している。

『春が来た』
https://www.youtube.com/watch?v=buL02nXtK6c

さっそく見ると、「向田邦子」原作であった。これは本放送時にリアルタイムで見ているが、向田作品であることを知らないできた。

当方は、『寺内貫太郎一家』も見ていないし、向田のエッセイも小説もいまだに読んでいない。飛行機事故で亡くなったことは新聞で知ってはいたが、だからといって著書を読んでみるということもなかった。

そういう人間も、知らないうちに向田作品に親しんでいたということになる。

向田作品の魅力は何かと訊かれたなら、「昭和という時代と当時の家族の姿を懐かしく想起させるところにある」と多くの人が答えるのではないだろうか。平成、令和になって生まれた、昭和のシの字も知らない人たちからも、消え去った日本の文化を知る意味で読まれ、視聴されていくように思う。

「永遠」に、とまでは保証できないが・・・

以下、当方未読

父の詫び状 向田邦子全集〈新版〉 第五巻

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  • 作者: 向田 邦子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/08/27
  • メディア: 単行本



春が來た [DVD]

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