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ローマ教皇 これまでタブーとされた同性愛を容認・・・ [ニュース・宗教]

ローマ教皇、同性婚に一定の理解 歴代初の見解、欧州中心に反響
共同通信社 2020/10/22 11:11
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%95%99%E7%9A%87-%E5%90%8C%E6%80%A7%E5%A9%9A%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%AE%9A%E3%81%AE%E7%90%86%E8%A7%A3-%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E5%88%9D%E3%81%AE%E8%A6%8B%E8%A7%A3-%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E4%B8%AD%E5%BF%83%E3%81%AB%E5%8F%8D%E9%9F%BF/ar-BB1ah9a6?ocid=msedgntp

記事に「ローマ教皇フランシスコがキリスト教カトリックがタブーとする同性愛者の事実上の結婚を社会的に認めるべきだと発言したことが21日分かった」とある。

同性愛は、キリスト教の聖典『聖書』において、一貫して非とされている。

『聖書」には「神の言葉」が収められている。いわば、キリスト教徒にとっての権威である。その『聖書』の規範、規準を退けている組織を「キリスト教」と呼ぶことができるだろうか。しかも、そのように発言したのは、その組織のトップである。

もっとも、カトリック教会は、イエス・キリストの誕生を祝って、聖書的根拠のない日付を「クリスマス」としてきた。「古代ローマの宗教のひとつミトラ教では12月25日は「不滅の太陽が生まれる日」とされ、太陽神ミトラを祝う冬至の祭があったが、これを転用したものではないかといわれている」とウィキペディアにあるとおりだ。

そのようにして、いわばキリスト教を「大衆受け」するベツモノに変えてきてしまったのがカトリックの歴史といえる。神様よりも大衆に迎合することを善しとしてきたということである。

ローマ教皇の発言は、その新たな1ページを加えたことになるにちがいない。

と、書いたが・・・・

どうも個人的な見解として述べたもので、カトリック教会自体の見解は変わっていないとの続報もある。日経新聞によると、「2013年に就任した教皇は改革派とされ、教会がタブー視してきたこれらのことに寛容な姿勢を示してきた」と、ある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65329890S0A021C2FF2000/

「これらのこと」とは、「同性愛や離婚、避妊」といったものだ。その発言がなされたのは「自分の生涯を描いたドキュメンタリー」映画においてであるという。その語られた文脈は、もしかするとカトリックの「保守派」に向けた発言かもしれない。《これまでどおりに「同性愛や離婚、避妊を認め」ないならば、「時代の変化に対応できておらず信者が教会を離れる」傾向に歯止めをかけることはできない》と言いたかったのかもしれない。

いずれにしろ、カトリック教会の方向性として、神様ではなく、大衆に受けようとする姿勢は変わっていないということになる。

そもそも、神様のお考えを、被造物である人間がいじろうとする方が変なのである。

マイクロソフトBing 検索 「ローマ教皇」のニュース
https://www.bing.com/news/search?q=%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%9e%e6%95%99%e7%9a%87&FORM=HDRSC6



羽生結弦とテネシー・ウィリアムズ
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2017-04-02

ソドムとゴモラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%89%E3%83%A0%E3%81%A8%E3%82%B4%E3%83%A2%E3%83%A9



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【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコがキリスト教カトリックがタブーとする同性愛者の事実上の結婚を社会的に認めるべきだと発言したことが21日分かった。同様の見解は歴代教皇で初めてとみられる。教皇を題材としたドキュメンタリー映画「フランシスコ」の中で述べたとイタリアメディアが報じた。/  世界に13億人超の信者を抱えるカトリックの頂点に立つ教皇が同性婚に一定の理解を示した発言と言え、信者の多い欧州を中心に反響が広がっている。日本でもLGBTなど性的少数者のカップルを公認する「パートナーシップ制度」を茨城県や大阪府が導入しており、関心が高まりそうだ。


日経新聞 2020/10/22 18:00 ローマ教皇「同性婚の権利保護を」 歴代初の見解
【ウィーン=細川倫太郎】ローマ教皇フランシスコが、同性愛者の婚姻関係の権利は法律で保護されるべきだと語ったことが21日分かった。同性婚を容認したのは歴代教皇では初とみられ、カトリック教会内に波紋が広がる可能性がある。/ 教皇は、ローマで開催中の国際映画祭で上映され、自身の生涯や職務を描いたドキュメンタリーの中で「同性愛者は神の子であり、家族になる権利を持っている。見放され、惨めな状況になることはあってはならない」などと語った。同性愛者同士に結婚に準じた権利を認める制度「シビル・ユニオン(合同生活)」の法律制定が必要と主張した。/ カトリック教会は原則として同性愛や離婚、避妊を認めていない。時代の変化に対応できておらず信者が教会を離れる一因になっているとの見方もある。2013年に就任した教皇は改革派とされ、教会がタブー視してきたこれらのことに寛容な姿勢を示してきた。/ ただ、伝統を重んじる教会の保守派からは反発の声も多い。今回の教皇の発言は同性愛者に一定の理解を示すものだが、教皇は従来は男女間と同性愛者の結婚を同等にみなすことはできないとも主張している。英BBCは教義が変更される兆しはないと伝えている。