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投資や仮想通貨などで広がる「モノなしマルチ商法」 ハマった社員が社内勧誘、会社はどう対応すべき? [ニュース・宗教]

投資や仮想通貨などで広がる「モノなしマルチ商法」 ハマった社員が社内勧誘、会社はどう対応すべき?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2210/31/news038.html

上記記事を見て、驚いた。ネットワークビジネス=ネズミ講=マルチ商法であり、基本的には「合法」であるという。以下「」は、上記記事からの抜粋である。

「日本アムウェイ社の取引停止につながったのは、同社の会員がネットワークビジネスに入会させる目的を隠して商品購入や会員登録を勧誘したことが原因です。ネズミ講などと揶揄されることもあるものの、ネットワークビジネスは合法。会員が他人に商品購入や加入を勧めても問題はありませんが、商談前にネットワークビジネスの会員である事実や購入・勧誘のためという目的を伝えなくてはいけません」。

「勧誘」という観点でいくと、その活動という側面において、宗教は信者を集める「勧誘」といえる。

上記記事の論法でいくと、いま話題の旧・統一教会も、自分たちの身分を明かし活動目的をはっきり伝えて活動してさえいれば、「モンダイなし」ということになる。

カルトとされている宗教の特徴(として当方の知るところ)は、自分たちの正体を隠して活動する点である。旧・統一教会は大学において「○○同好会」などなどの名目で人集めをし、その合宿であるなどと称して、誘いにのった個人を宗教的集まりに連れて行き、マインドコントロールし、洗脳してきたと聞いている。

「統一教会」の名称を「世界平和統一家庭連合」に変更したのも、いわば、自分たちの正体を隠す目的であったろう。

なんであれ、正体を隠して活動するヤカラには注意が必要だ。



統一協会マインド・コントロールのすべて―人はどのようにして文鮮明の奴隷になるのか

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  • 作者: 郷路 征記
  • 出版社/メーカー: 教育史料出版会
  • 発売日: 2022/11/02
  • メディア: 単行本



統一協会マインド・コントロールのすべて

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  • 作者: 郷路 征記
  • 出版社/メーカー: 花伝社
  • 発売日: 2022/11/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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ハロウィンには期間があって・・ [ニュース・宗教]

ハロウィンは10月31日とばかり思っていたら、ハロウィンには期間があって10月31日~11月2日がそれに相当するのだそうである。

当方が「ハロウィン」という言葉を耳にしたのは、比較的最近になってからである。それでも、カボチャをくりぬいて中にロウソクをともす習俗については、だいぶ前から知っていた。むかし(50年ほど前)の英和辞典の数少ない挿絵のなかにジャコランタン( jack-o'-lantern )が描かれていた。「なんだ、これ?」と思ったのを覚えている。

それからハロウィンに関係するものとしては、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』の中で、「万霊節」についての記述があったと思う。守銭奴のスクルージ爺さんが改心する有名な話である。

クリスマス・キャロル (角川文庫)

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/11/21
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ちなみに「万霊節」で検索すると、ウィキペディアに「死者の日」として立項されている。その解説に「カトリック教会では、諸聖人の日(諸聖人の祭日・万聖節)の翌日の11月2日が死者の日」とあって、「万霊節」=「死者の日」ではないもようである。教派による違いもあるようである。

死者の日
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E8%80%85%E3%81%AE%E6%97%A5

いずれにしろ、ハロウィンの起源はケルト由来という。クリスマスもそうだが、異教の祭りがいつの間にかキリスト教に関係づけて祝われている。ちなみに、クリスマスもハロウィンもキリスト教の正典である『聖書』中にはまったく出てこない言葉であり、祝いごとである。

ケルト事典

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  • 発売日: 2001/09/01
  • メディア: 単行本



聖書は「神の言葉」とされている。それに根ざさないキリスト教はまがい物、インチキである。

ハロウィン
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3

クリスマスの歴史:祝祭誕生の謎を解く

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  • 発売日: 2018/11/15
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舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

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  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 大型本




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安倍元首相の死は「自業自得」? [ニュース・宗教]

安倍元首相の襲撃事件は、恨みから出た犯行として報じられている。狙撃犯の母親は統一教会の信者であり、統一教会への献金で破産し、その恨みから息子が元首相襲撃に及んだという。

それで、安倍晋三と統一教会との関係について調べると、元首相が統一教会(の関連団体)にビデオメッセージを寄せているのを知った。オドロキである。

政治家は「写真を一緒に撮ってくれ」と頼まれれば、サービスで誰とでも撮る種族である。票が欲しいからだ。仮にその程度の軽い気持ちであるにせよ、統一教会のこれまでの評判(霊感商法での悪評と被害者救済のための弁護士たちの活動)を知っているなら、その団体に帰属する一個人と親しく接する程度ならともかく、団体に対して好意的なメッセージを送ることは躊躇するだろう。まして、総裁経験者である。もし、そうするなら、いわゆる「広告塔」として統一教会サイドから利用されかねない立ち位置に自分を置くことになる。それはまた、統一教会の被害者サイドからみれば、統一教会の「広告塔」であると誤認され疎まれ嫌われ(今回のように狙われ)かねない立場に立ったことになる。

しかも、安倍晋三氏の元秘書は、統一教会の支援を受けて今回の参院選で当選している。聞くところによると、自民党と統一教会はズブズブの関係にあるような話もある。政権与党の一角を担う公明党にとって創価学会は大票田を成していると聞くから、自民党が特定の宗教団体とズブズブであっても驚きはしない。しかし、統一教会(旧称:世界基督教統一神霊協会、現在の 世界平和統一家庭連合)は、カルト宗教であり、宗教(キリスト教)の名を借りた犯罪組織に等しい。

支援集会に旧統一教会“友好団体”安倍氏側近 入信は否定も「賛同会員に」(2022年7月18日)
https://www.youtube.com/watch?v=0cUYUiO6QSA

旧統一教会と政治家の関係「警察が捜査しない…」
2022年7月12日 全国霊感商法対策弁護士連絡会 記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=oK2QkjvtGBQ

もともとは安倍元首相の祖父:岸信介が共産党に対抗する勢力として統一教会設立者と親しい関係を築いたと聞いている。ちょうどカトリック教会が(無神論を唱える)共産主義を脅威とみなし、それに対抗するためにアドルフ・ヒトラーのナチスドイツと協同したのと似た関係にあったといっていいのだろう。

「広告塔」と誤認されて狙撃されたとすると気の毒ではあるが、誤認されるような身の処し方をしたのは事実であり、問題である。注意深さに欠けている。背後を一般の自動車が自由に往来するところで(しかも狙撃されにくい演説車輛の高い位置ではなく)標的になりやすい立ち位置で演説をしていたのと同様である。橋下徹氏によると、安倍元首相は政治家としていつ死んでもいい覚悟をしていたらしい。そうであれば、なおさらビルの壁面を背にして、演説車両の高い位置に立って、仮に襲撃されたとしても巻き添えがでないように注意深くあって良かったろう。今回の襲撃で死者が一人だけで済んだのは驚くべきことに思う。飛び出して行ったSPたちも巻き添えになって死んでもおかしくはなかった。

「安倍さんの死は納得いかない」橋下徹氏が語る想い...https://www.youtube.com/watch?v=g6ZJxxBvrxY

ちなみに、キリスト教の権威は『聖書』である。いわゆる「福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる4福音書)」に見るイエス・キリストの教えとその生き方・活動、そして、いわゆる「使徒行伝」に見るイエスの弟子たちの活動の記録とを見るならば、今日自分たちはキリスト教であると唱える宗教団体がホンモノかどうかは一目瞭然である。イエス・キリストは自分以外の者を「指導者」としてはいけないと述べたし、「あなたがたはただで受けたのだからただで与えなさい」と教えた。その二つの点をとりあげただけでも、ブンセンメイを指導者として礼賛し、信者すべてに収入の十分の一を義務として収めさせたりする団体はニセモノであることが分かる。

【元信者が語る】「旧統一教会」の実態...なぜ献金?どうやって勧誘?友人に誘われ「バレーボール」に行ったら周りは全員信者だった(2022年7月15日)
https://www.youtube.com/watch?v=Nc_r8zsj9F8

「旧統一教会の会見について」全国霊感商法対策弁護士連絡会が記者会見2022/07/12(火)会見全容2時間31分03秒
https://www.youtube.com/watch?v=6TAEw136rrQ

「合同結婚式や政治との関わり、テレビ局の人でさえ知らなかった」旧統一教会をめぐる報道の“空白の30年”に有田芳生議員が危機感
7/16(土) 20:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8432a59f0ed362d46789af12968342507825c6ca?page=1

【"統一教会"問題は今も】弁護士「違法な献金は続いている」“統一教会”の主張に反論「教団本」の値段は?https://www.youtube.com/watch?v=p92oQRLs-bY

旧統一教会とは?〝保守政治家〟と関係続いたワケ...2世信者が苦悩を語る
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p3959?utm_medium=web&utm_source=abematimes&utm_campaign=times_yahoo

旧統一教会の元牧師が明かす“献金ノルマ”“政治とのつながり”に教団側が反論(2022年7月17日)
https://www.youtube.com/watch?v=BuII7rl_XHo

統一教会が宗教法人でいられる理由 22年7月18日TV朝日「羽鳥慎一モーニングショー」から抜粋2分19秒https://www.youtube.com/watch?v=mbLr4VG1v74

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ウクライナとロシアとの関係を『ユダヤの歴史』から示すYouTube配信。 [ニュース・宗教]

いつ果てるとも知らない泥沼の様相を呈している。

そのウクライナとロシアとの関係を『ユダヤの歴史』から読み解き解説している人がいる。駿台予備校で世界史を担当し、以下の著作がある。茂木誠氏である。


世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

  • 作者: 茂木誠
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/02/16
  • メディア: Kindle版



茂木誠氏のYouTube動画は20回シリーズとなっている。

最終回は、以下のものだ。ウクライナ、ロシアのどちらにも偏らない視点で話はなされる。3つの対立軸で見ることができるという。

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史⑦】ウクライナ戦争の見方|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=O08Bc1hbHc0&list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE&index=20

1⃣ グローバリズム(国境なき世界)VS ロシア・ナショナリズム(国益最優先)

2⃣ ウクライナ・ナショナリズム VS 大ロシア主義(ロシア・ウクライナ・ベラルーシ統合)

3⃣ 国際法の秩序(国連体制)VS 力による現状変更(帝国主義)



ロシア・ウクライナの歴史については、以下の順で論じられる。

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史①】キエフ公国の誕生と滅亡|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=RWLD5MkJUHc&list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE&index=14

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史②】モンゴル支配とウクライナ・コサック国家の興亡|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=NDzjqG3Mua8&list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE&index=15

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史③】帝政ロシアの反ユダヤ主義からロシア革命まで|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=kUb629pwFIQ&list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE&index=16

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史④】ロシア革命から第二次世界大戦、ソ連崩壊まで|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=Z6CTpwdr3AY&list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE&index=17

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史⑤】ナチズムとは何か|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=T0yVN3iwgMc&list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE&index=18

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史⑥】ロシアがウクライナに侵攻する理由|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=O5tn4UQrorE&list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE&index=19

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史⑦】ウクライナ戦争の見方|茂木誠
https://www.youtube.com/watch?v=O08Bc1hbHc0&list=PLGqoPsu9icDYmqlUflf_TmVklScqHwoQE&index=20


これからのウクライナ・ロシア関係だけでなく、中国・台湾関係も視野に入れて考えることのできる動画となっている。

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ローマ教皇 これまでタブーとされた同性愛を容認・・・ [ニュース・宗教]

ローマ教皇、同性婚に一定の理解 歴代初の見解、欧州中心に反響
共同通信社 2020/10/22 11:11
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%95%99%E7%9A%87-%E5%90%8C%E6%80%A7%E5%A9%9A%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%AE%9A%E3%81%AE%E7%90%86%E8%A7%A3-%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E5%88%9D%E3%81%AE%E8%A6%8B%E8%A7%A3-%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E4%B8%AD%E5%BF%83%E3%81%AB%E5%8F%8D%E9%9F%BF/ar-BB1ah9a6?ocid=msedgntp

記事に「ローマ教皇フランシスコがキリスト教カトリックがタブーとする同性愛者の事実上の結婚を社会的に認めるべきだと発言したことが21日分かった」とある。

同性愛は、キリスト教の聖典『聖書』において、一貫して非とされている。

『聖書」には「神の言葉」が収められている。いわば、キリスト教徒にとっての権威である。その『聖書』の規範、規準を退けている組織を「キリスト教」と呼ぶことができるだろうか。しかも、そのように発言したのは、その組織のトップである。

もっとも、カトリック教会は、イエス・キリストの誕生を祝って、聖書的根拠のない日付を「クリスマス」としてきた。「古代ローマの宗教のひとつミトラ教では12月25日は「不滅の太陽が生まれる日」とされ、太陽神ミトラを祝う冬至の祭があったが、これを転用したものではないかといわれている」とウィキペディアにあるとおりだ。

そのようにして、いわばキリスト教を「大衆受け」するベツモノに変えてきてしまったのがカトリックの歴史といえる。神様よりも大衆に迎合することを善しとしてきたということである。

ローマ教皇の発言は、その新たな1ページを加えたことになるにちがいない。

と、書いたが・・・・

どうも個人的な見解として述べたもので、カトリック教会自体の見解は変わっていないとの続報もある。日経新聞によると、「2013年に就任した教皇は改革派とされ、教会がタブー視してきたこれらのことに寛容な姿勢を示してきた」と、ある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65329890S0A021C2FF2000/

「これらのこと」とは、「同性愛や離婚、避妊」といったものだ。その発言がなされたのは「自分の生涯を描いたドキュメンタリー」映画においてであるという。その語られた文脈は、もしかするとカトリックの「保守派」に向けた発言かもしれない。《これまでどおりに「同性愛や離婚、避妊を認め」ないならば、「時代の変化に対応できておらず信者が教会を離れる」傾向に歯止めをかけることはできない》と言いたかったのかもしれない。

いずれにしろ、カトリック教会の方向性として、神様ではなく、大衆に受けようとする姿勢は変わっていないということになる。

そもそも、神様のお考えを、被造物である人間がいじろうとする方が変なのである。

マイクロソフトBing 検索 「ローマ教皇」のニュース
https://www.bing.com/news/search?q=%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%9e%e6%95%99%e7%9a%87&FORM=HDRSC6



羽生結弦とテネシー・ウィリアムズ
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2017-04-02

ソドムとゴモラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%89%E3%83%A0%E3%81%A8%E3%82%B4%E3%83%A2%E3%83%A9



舊新約聖書―文語訳クロス装ハードカバー JL63

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  • 作者: 日本聖書協会
  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 大型本


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授業でムハンマドの風刺画を見せ、殺害された教師に「国家追悼式」「最高勲章授与」 [ニュース・宗教]

国家追悼式で最高勲章授与 仏男性教員殺害
日テレNEWS24 2020年10月22日 05:43
https://www.news24.jp/articles/2020/10/22/10746046.html

仏の教員殺害、7人を本格捜査 テロ共犯容疑、中学生も
共同通信社 2020/10/22 10:04
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%BB%8F%E6%95%99%E5%93%A1%E6%AE%BA%E5%AE%B3-7%E4%BA%BA%E3%82%92%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E6%8D%9C%E6%9F%BB-%E3%83%86%E3%83%AD%E5%85%B1%E7%8A%AF%E5%AE%B9%E7%96%91-%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%82%82/ar-BB1agVuN?ocid=msedgntp

授業でムハンマドの風刺画を見せたことを理由に殺害されたフランス人中学校教師の国家追悼式が営まれたという。そして、最高勲章が授与されたという。

国家追悼式が「国葬」に相当するものかどうか知らないが、先ごろ亡くなった日本国 元内閣総理大臣:中曽根康弘大勲位でさえ執り行われなかった栄誉である。

日本であれば、一殺人事件で終わってしまうだろう。筑波大のキャンパスで起きた「悪魔の詩訳者殺人事件」の被害者:五十嵐一筑波大学助教授(当時)も「国葬」になどならなかった。

ところが、フランスにおいては、ちがう。

自由を高く評価していることからくるのだろう。自由に対する感覚が日本人には理解できないレベルにあるのだろう。

そこには、「権力との死闘を経て獲得した『ライック原則』」というものが絡んでいるらしいのだが・・

「テロには背景がある」を容認できないフランス社会(ライック原則:鹿島茂の論考から)
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2015-01-28

日仏会館フランス事務所長「今の日本は遠慮が過ぎる」「本来持つユーモアを」
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2015-04-04

ムハンマド風刺画を「再・掲載」、再・襲撃情報も・・
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2020-09-21-1

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悪魔の詩訳者殺人事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E8%A9%A9%E8%A8%B3%E8%80%85%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

五十嵐一
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B5%90%E4%B8%80

迷宮入りの「悪魔の詩」訳者殺人、問題にされた2つのポイント【平成の怪事件簿】
デイリー新潮 2019年4月29日掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/04291100/


ライシテから読む現代フランス-政治と宗教のいま (岩波新書)

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人質後藤・母親、記者会見(湯川・後藤・母親、みんな「イスラム国」信者なのでは・・) [ニュース・宗教]

いま、昼食をとって、本日(1・24)付けの新聞を読んでいて、“感じた”のだが・・・

どうも、この事件は、湯川、後藤、母親はみなグルで、日本政府、日本国民からカネを巻き上げるために、「イスラム国」による国際的な詐欺行為に加担しているのではないか・・・・。

なぜ、ソノヨウニ思うかというと、

0:イスラム国が「ネットなどで力説している聖戦の思想とバラ色の未来」に共鳴して、世界中から「イスラム国」へ渡航しようとする者が、現にいること。
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141026/Weeklyjn_6855.html
(日本においても、北大生が渡航しようとして、警視庁公安部の事情聴取を受けている事実)

1:湯川の失踪後、昨年秋からこれまで、イスラム国は、湯川の生存安否情報を秘しておいたこと。

(湯川は、「イスラム国」の思想に共鳴同化し、いわば信者になっているので、「仲間」である湯川を「人質」としてオモテに出す必要はなかった。また、「民間軍事会社」経営者では、日本国民の同情を集めるにはムズカシイ、と「イスラム国」側は感じていた。)

2:安倍中東訪問のタイミングで、人質として湯川を、フリージャーナリスト後藤とともに、表に出した。

(後藤は、池上彰などとも仕事をし、大学などでも講義をし、社会的認知度も高く、「人質」として利用するには湯川よりはるかに値打ちがあった。知人を探索しに危険地帯に入り込んで、助け出そうとした湯川と一緒に後藤も処刑ということになれば、それは「美談」である。同情を買いやすい。しかし、「湯川を探しに・・」というのは実はウソで、「イスラム国」信者・湯川と合流するためであり、日本政府首脳の中東訪問のタイミングを待っていた)。

3:フリージャーナリスト常岡浩介(北大生「イスラム国」渡航に同行取材予定であったが「事情聴取」を受けた人物)が、イスラム国司令官から、湯川を「見せしめの死刑にしない」「身代金は取らない」との話を聞いていたこと。http://www.bengo4.com/topics/2577/

(「フリージャーナリスト」のある者は、常岡同様、「イスラム国」首脳部とある程度の近い関係を築いているようである。常岡同様、後藤の場合も、「イスラム国」首脳部と近く、近いだけでなく、イスラム国の「聖戦の思想とバラ色の未来」に、共鳴する「隠れイスラムコキスタン」なのかもしれない。)http://gossip1.net/archives/1010945447.html

4:後藤母親が、「息子を救うためのメッセージを世界に発信したい』と“自ら”会見を開くことを求めた」こと。

(特派員協会のような記者クラブでの会見を、たとえ被害者の親であったとしても、わざわざ“自ら”要請して開くことがあっただろうか。たいへん珍しいように思う。ソレを実行したことは、国際的同情を買って「イスラム国」の集金を助けるためではないか。いわば「イスラム国の広告塔」になったのではないか。母親の地球の平和や人類の将来を持ち出す宗教がかった話ぶりは、母親も「イスラム国の聖戦思想とバラ色の未来」に同化しているように感じる。息子から洗脳されて母親も「イスラム国」信者となっているのかもしれない。)

5:イスラム国側の沈黙(72時間経過後の)

(「イスラム国」は、後藤・母親の記者会見のための時間を用意した。日本政府が、交渉の意向をもち、接触の道筋を求めてきている以上、カネを出してくれることはマチガイナイ。「集金確実」である)


【イスラム国人質】後藤健二氏の母会見
(Junko Ishido, Mother of Kenji Goto who is a Hostage by the Islamic State group)
https://www.youtube.com/watch?v=b2D9VYT8q-A


・・・と、考えるのは、閑人の迷妄か。


岩波イスラーム辞典

岩波イスラーム辞典

  • 作者: 大塚 和夫
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2002/02/20
  • メディア: 単行本


つづく


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反テロが反宗教になるとき [ニュース・宗教]

パリの新聞社襲撃事件の実行犯は「殉教者になる」と言って新聞社に乗り込んでいったように聞いている。

つまりは、死ぬことを覚悟していたということだ。しかも、「殉教」ということだから、単なる個人の意志ではなく、もっと高次の意志に従って死ぬことを意識していたということだ。

「イスラム国」とやらのメンバーであったような話も聞くから、イスラムの教えに従い、アラー(神)の御意志に従っての行動であると本人たちは主張するのだろう。

しかし、(これも聞くところによるのだが)、純然たるイスラム教徒たちは、実行犯らの標榜するイスラムは名ばかりで、実のところイスラム教を騙る(カタル)もので、マガイモノであり、ニセモノであり、イスラムと称するにも値しないと思っているようでもある。

実際のところイスラム教を知らない部外者の立場から言えば、ホンモノであれマガイモノであれ、いずれにしろ「イスラム教」であることには変わらない。もし、あの騒ぎが身近で起きたなら、「なんであれイスラムは御免」という気分になってくるにちがいない。

敷衍してさらにおおきなククリで問題を捉えるなら、《モンダイの根は「宗教」にアル》ということになる。

オランド、メルケル、キャメロン、アッバス、ネタニヤフら各国首長たちも「腕を組んで歩き連帯を示した」370万デモ行進は「反テロ」を掲げたものだったが、世界的な「反テロ」運動は、世界的な「反宗教」「宗教弾圧」へつながるキッカケとなるやもしれない。


仏反テロ行進:米国、高官欠席は判断ミス
毎日新聞 2015年01月13日 10時52分
http://mainichi.jp/select/news/20150113k0000e030141000c.html

世界の宗教弾圧が増加傾向に、06~09年調査
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2011-08-11

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図解 宗教戦争でよくわかる世界の歴史 (だいわ文庫)

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  • 出版社/メーカー: 大和書房
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人はなぜ平和を祈りながら戦うのか? (私たちの戦争と宗教)

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年末年始、宗教心の高まるこの時期に、“自分の”宗教を省みる。考えてみたい「日本教」 [ニュース・宗教]

年末年始、宗教心の高まるこの時期に、“自分の”宗教を真に省みるのは良いことのように思う。

その点で、たいへん参考になるモノがある。

小室直樹の「日本教」の講義。

これを見ると、いかに、日本人がご都合主義でイイカゲンかがよくワカル。

以下は、小室直樹さんの講義風景・動画。お相手は、橋爪大三郎さん。

http://www.dailymotion.com/video/xxhxe_yyyyyyyyyy_news


数学嫌いな人のための数学―数学原論

数学嫌いな人のための数学―数学原論

  • 作者: 小室 直樹
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本



日本教の社会学 (1981年)

日本教の社会学 (1981年)

  • 作者: 山本 七平
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1981/08
  • メディア: -



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靖国参拝とは、すなわち・・ [ニュース・宗教]

強行した靖国参拝に際しての阿倍首相の発言は、「国のために尊い命を犠牲にした英霊に哀悼の誠をささげ、尊崇の念を表し、冥福を祈るのは当然だ」と、いうものだ。

ニュースで、「国のために尊い命を犠牲にした」という発言をなんども聞いた。

たしかに、先の戦争で多くの人命が失われた。日本だけで310万とも言われている。戦地で亡くなった人々は、たしかに、犠牲となった。貴重な血が流された。

しかし、問われるべきは、ソレが本人の自発的な意志によるものであったかどうかである。

実際には、国のために、否応なく、招集され、天皇陛下の名のもと、戦地に赴き、犠牲となった人の数の方が圧倒的に多いはずだ。

しかも、応召先で、「アジアの解放」などの大義名分をもってなされたものは侵略、奪略の非道な行為である。

国のために自発的に自己を犠牲としたのではない。国に、犠牲を強いられたのである。国に犠牲として祀られたのである。

国家神道という犠牲の祭壇に人身御供(ヒトミゴクウ)として奉じられ、祀られたのである。


玉串のひらひらの紙よりも、軽いもののように生命がみなされ、捧げられた。

戦死した者たちは、死んだのではなく、即ち、国家に殺されたのである。

殺した張本人、国の旗振り役をアリガタガル馬鹿がいるか!?


http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2006-09-20
アノ戦争は「アジア解放」のため? 

http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-08-22-2
「10年早い」と叔父が危惧した安倍総理の未熟 

http://allabout.co.jp/gm/gc/293106/
アメリカで台頭、ネオコンって?


NHKスペシャル 日本海軍 400時間の証言 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • 発売日: 2012/03/22
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日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦

日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦

  • 作者: NHKスペシャル取材班
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/07
  • メディア: 単行本


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石牟礼道子「苦海浄土」:水俣の海は福島につながる [ニュース・宗教]

石牟礼道子著「苦海浄土」は、河出書房新社『世界文学全集』(’07~’11)に唯一収められた日本文学作品であるという。日経新聞(3・24)文化面にそのことが小さく出ていた。

当方は、池沢夏樹が個人的に全集を編んでいたことは、知っていたし、ETVでそのことを話していたのを聞いてもいたが、「苦海浄土」を選び入れたことは知らずにいた。池沢によると「観察と、共感と、思索と、表現のすべてに秀でた、それ以上に想像と夢見る力に溢れた、一個の天才による傑作」なのだそうだ。

残念ながら、当方はまだ読んでいない。そのうちにと思いつつ今日に至った。


石牟礼は不思議な人だ。テレビになど出ているのを拝見した印象だが、どこか霊媒のようである。天地に通じる独自の回路を所持している雰囲気がある。あちらの世界とこちらの世界とを自由に行き来できるようなそんな感じがするのである。

同じ日経文化面に「人間の英知の回復をー石牟礼道子さんに聞く」〈心の叫び、水俣に福島に 無念の言葉残さねば〉と題する記事が出ている。それを読むと、当方の石牟礼評はまんざらハズレテいないことがわかる。

詩集「はにかみの国」のなかで石牟礼は公害以前の水俣を、こう記す。「人間と精霊が入り交じった土地柄でした。渚の生き物の息づかいが聞こえ、木に耳を当てると樹液の流れる音がして、これが川の源流なのだと知った。古老たちは『狐たちもガゴ(妖怪)たちもところ(土地)の言葉で鳴くとばい』と言いました。それを聞き、少女時代の私は自分も狐になりたいと思ったものです。/ でも地方にも開発の手が及び、気がつけばそこに棲んでいた精霊たちもコンクリートで生き埋めになってしまった。ガゴたちの気配はもう感じられない。これはきっと日本中どこへ行っても同じでしょう」

また、記事中こんな談話が出ている。亡くなったある水俣病患者について、「高い教育を受けた人ではなかったが、生身で宗教を表現するするようなところがあった。その英知は不知火の海や山川からおのずから得られたものでした。/英知というものは文字で書かれたものばかりではない。人間の体に直接訴えてくる知恵というものもあるのです。それを私たちはもう一度取り戻さなくてはいけない。人と人とのつながりもそう。」

こう話す石牟礼自身「生身で宗教を表現するするようなところ」のある人なのだと当方は思う。

(これは蛇足だが、文字を残さなかったアイルランド古代の知恵について河合隼雄が書いていたのを思い出した。また、日本とアイルランドの共通点について、精霊への感受性を挙げていたと思う。)


文学について、これからのことについて、石牟礼はこう続ける。

「私はもう高齢だし、できるかどうかわからないけれど『苦海浄土』の第4部を書きたい。病気にかかって生まれてきた胎児性水俣病患者の心を描きたいのです。生まれてこのかた五十何年もの間、一度もものを言ったことのない人々の気持ちを書きあらわさなければならない。彼らが世の中をどう見て、どう生きてきたのか。この世には残しておくべき言葉というものがある。それは水俣にも福島にもあるはずです」

自然の言葉を、無念にも亡くなり残すべき言葉をうばわれた人々のうめきを石牟礼は聞きとる耳を持っている。


新装版 苦海浄土 (講談社文庫)

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)

  • 作者: 石牟礼 道子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/07/15
  • メディア: 文庫



苦海浄土 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)

苦海浄土 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)

  • 作者: 石牟礼 道子
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2011/01/08
  • メディア: 単行本



ケルト巡り

ケルト巡り

  • 作者: 河合 隼雄
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2004/01/30
  • メディア: 単行本



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世界の宗教弾圧が増加傾向に、06~09年調査 [ニュース・宗教]

聖書の『ヨハネの黙示録(啓示)』の17章には、象徴的な表現で示されているが、「地の王たち」と「姦淫を行な」ってきた「大淫婦」が自分を乗せている「七つの頭と十の角のある獣」に憎まれ「火で焼き尽」くされることが予告されている。

簡単にいえば、これまで政治と蜜月(互恵)関係にあった宗教が、政治組織によって国際的規模で憎まれるようになり、ついには滅ぼされるという予言である。

以下のニュース(AFP配信)は、そうした「行く末」を裏付け、暗示しているように思われる。

***********
世界の宗教弾圧が増加傾向に、06~09年調査
2011年08月10日 20:06 発信地:ワシントンD.C./米国

【8月10日 AFP】
米非営利調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は9日、2006~2009年の間に宗教に関係する暴力や迫害が増加したとの調査結果を発表した。迫害の対象となるのは、主にキリスト教徒とイスラム教徒だという。

ピュー・リサーチ・センターの「宗教と国民生活に関するピュー・フォーラム(Pew Forum on Religion and Public Life)」は、「調査の結果、(06年半ばから09年半ばまでの)3年間の調査期間中に、キリスト教徒に対する政府、もしくは社会によるハラスメントは130か国(66パーセント)、イスラム教徒に対するハラスメントは117か国(59パーセント)で確認された」と述べた。

地域別で見ると、政府が国民の信教の自由を侵害している比率は中東と北アフリカで最も高かった。

■欧州で宗教関連の社会対立が増加

ブライアン・グリム(Brian Grim)氏率いる調査チームは、米国務省、国連(UN)、欧州連合理事会や複数の人権団体など18団体が公表した資料を細密に調査した。

その結果、政府による宗教弾圧が最も行われているとされたのはエジプトで、以下イラン、サウジアラビア、ウズベキスタン、中国、モルディブ、マレーシア、ミャンマー、エリトリア、インドネシアが続いた。

宗教に関連した社会的対立が最も多いとされたのはイラクで、以下インド、パキスタン、アフガニスタン、ソマリア、インドネシア、ナイジェリア、バングラデシュ、イスラエル、エジプトが続いた。

どちらのリストにも欧州の国は上位10位にランクインしなかったが、宗教に関連した社会的対立が最も増加した10か国のうち5か国は、英国、ブルガリア、デンマーク、ロシア、スウェーデンが占めた。

■仏、セルビアで制約を強化

フランスとセルビアの政府は、宗教に対する制約を大幅に増加させた。

フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領は2009年、イスラム教徒の女性が身体を覆って着用する衣服ブルカは「フランスの価値観とは相容れない」と発言。ブルカを禁止する法案が議論されるきっかけとなった。

セルビアでは、プロテスタント福音派のグループやエホバの証人などの少数派宗教を政府が公的に認可していないため、これらの団体は公共メディアで番組を放送する権利を奪われている。(c)AFP/Karin Zeitvogel

【参考】宗教と国民生活に関するピュー・フォーラム(英語)
http://pewforum.org/Government/Rising-Restrictions-on-Religion.aspx

http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2819367/7622758?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics


中型聖書 口語訳

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  • 作者: 日本聖書協会
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  • 発売日: 1997/04/01
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旧新約聖書―文語訳

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  • 出版社/メーカー: 日本聖書協会
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お葬式、苦情最多に 料金・サービス、業者任せ注意 [ニュース・宗教]

義父は病院で亡くなった。

病院は、葬儀社を紹介してくれた。

葬儀社は、「お宅はナニ宗か」と義母に尋ねた。「たしか○○宗」と義母は答えた。

葬儀社は、○○宗の坊さんを紹介してくれた。


芋ズル式に、葬儀が決まった。義父は、紙に描かれた六文銭を渡された。

(むかしはホンモノをつかった。古銭を木綿の袋に入れて、棺おけに入れた。40年ほどまえならまだそんなだった。それが、今ではぺらぺらの紙だ。)

それにしても、「三途の川に六文銭」とはなかなかシャレている。アチラもわりと、粋なところらしい。

紙に書いた六文銭が渡し賃で通用するなら、三途の川の渡し守は、よっぽど人(鬼)がいいか、バカにちがいない。

それでも、渡してくれるところをみると、死んだモノを、簡単に送り返すことはできないという相場になっているからなのだろう。


・・・というのは、余談で・・・

(以下はasahi.comニュース2008年8月20日14時58分記事。)

葬儀の契約やサービスについて、全国の消費生活センターに寄せられた苦情や相談が07年度、過去最高の384件に達した。国民生活センターによると、02年度までは年180件前後だったが、5年で倍増。今年度も07年度を上回る勢いで増えている。

 契約・解約に関する苦情が全体の70%を占める。「契約と違う異常に高額な祭壇が使われていた」「費用の明細を業者が説明しなかった。サービスに不満があり一部返金してほしい」などだ。

 このほか「基本料金プラスアルファで100万円程度の見積もりだったが、実際と違った」「葬祭業者に言われて払ったお経代と戒名料が、後から菩提寺(ぼだいじ)に聞いた額の2倍以上だった」など価格や料金に関する苦情が45%。「ひつぎを運ぶ際、部屋の壁を傷つけたが、弁償を断られた」など業者の接客・対応に関する相談も23%あった。

 国民生活センターは、苦情や相談の増加について、消費者の意識の高まりに加え、営業に許認可や届け出の義務がなく業界に新規参入しやすいことが影響しているとみている。今年6月、業者選びや契約・見積もりの時のチェック項目をまとめた消費者向けリーフレットを発行し、全国の消費生活センターなどに配った。「突然訪れる身内の不幸に動転し、業者の言いなりになりがち。複数の業者に見積もりを依頼し、見積もり以外に費用がかかる時は必ず事前に知らせるよう求めることも必要だ」と呼びかける。

 センターは、業者の3~4割に当たるとみられる約1400社が加盟する全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)にも改善を要望。全葬連は昨年、消費者への説明責任や情報開示の義務、見積書や料金の明示などを盛り込んだ指針をまとめた。消費者向けの手引も作り始めており、「喪主は弔問客の対応に追われ、飲食の追加を誰がしたのか、詳細が後からわからなくなることがある。あらかじめ親族などの中から責任者を決め、業者との折衝窓口を一本化するといい」と助言する。


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オウムはキチンと謝罪したのだろうか? [ニュース・宗教]

『松本サリン被害、河野さんの妻澄子さん死去』が報道された。

テレビでも、澄子さんをお世話する河野さんの姿が流されていた。

ユージン・スミスの有名な写真、水俣病のムスメさんを入浴させる母親の姿とイメージが重なった。

映像を見ながら思ったことは、オウムはきちんと謝罪したのだろうかということだ。

今でも、「アーレフ」や、なにやらに名前を変え、宗教活動を続けているらしいが、実行犯に直接・間接加わらなかったというだけの理由で、収監を免れ、事件後、事件を忘れたかのように生きてきた者たちも多くいるはずだ。

これまで14年の間、忘れたくても、事件のことを一時も、忘れることはなかったであろう河野さんを思うと、キチンと謝罪すべきだし、謝罪しつづけるべきであるように思う。

あの映像を見て、気の毒と感じない、謝罪したいという気持ちの喚起されないような宗教ならば、宗教(団体)として存立していく価値はまったくないのではないか?

追いすがっても償わせてほしいと願うような気持になりそうなものだが・・と思う。

実際のところ、オウムとその係累はキチンと謝罪したのだろうか?

****************

松本サリン被害、河野さんの妻澄子さん死去…意識戻らぬまま

1994年6月に起きた松本サリン事件の第1通報者、河野義行さん(58)(長野県松本市北深志)の妻で、サリン中毒の後遺症で意識不明の状態が続いていた澄子さんが5日午前3時4分、長野県松本市の松本協立病院で亡くなった。
 
60歳だった。死因は、サリン中毒による低酸素脳症が原因の呼吸不全。葬儀は家族だけで営むという。澄子さんの死去で、松本サリン事件での犠牲者は8人となった。
 
澄子さんは、94年6月27日夜、オウム真理教の信者が長野地裁松本支部の裁判官官舎を狙い、松本市の住宅街で毒ガスのサリンを噴霧した松本サリン事件で、重度の脳障害を負った。意識が戻らないまま、98年、同市内の身体障害者療護施設に入所。指を動かしたり、目を開けたりすることはできるようになったが、肺炎や呼吸不全などでしばしば容体が悪化し、年2、3回の入退院を繰り返した。
 
今年3月、還暦を迎えたが、6月11日に口から食事をとれなくなるなど容体が悪化したため入院。点滴による栄養補給など、懸命の治療が続けられていた。

- 読売新聞 [08/05(火) 13:59]

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露のノーベル賞作家・ソルジェニーツィン氏死去 [ニュース・宗教]

ノーベル賞作家ソルジェニーツイン(1918~)が亡くなった。

ソルジェニーツインは、いわゆる「反体制の作家」である。

スターリン時代、自身エライ目に遭い、作品は、もっぱら秘密裡に執筆された。

『イワン・デニーソビッチの一日」の発表がなるまで、「たとえ一行でも生存中に活字になることは決してないだろうと確信していた」という。

そして、ソ連体制との確執は、スターリンの死後も続く。


晩年、ソルジェニーツインは、プーチン政権から「国家賞を受けた」ということだ。

それは、「反体制作家」が、体制に取り込まれてしまったことを意味するのだろうか?


あいにく、当方は知らない。


ソルジェニーツインについて、ブリタニカ国際大百科事典(1995)を調べたら「大項目版」に記載があった。

そのなかの、「『現代の悲劇のすべては、現代人が神を忘れたことから起こっている』と語った」という記述に興味を覚えた。


《付記》日経新聞8・5によると『民族主義思想で一貫 北方領土返還も主張』という見出しで〈評伝〉が出ていた。

「民主化と市場経済化を急速に進めて混乱を招いたエリツィン政権を痛烈に批判。ロシア独自の精神性を強調し、民族主義やロシア正教などに基づく祖国再生を説いた。

新生ロシアではソ連反体制作家の声が民衆にアピールすることはなかった。旧ソ連末期と比べ著作が脚光を浴びることもなく、オイルマネー流入で「再生」したロシア国民の間では次第に忘れられた存在となっていった。

だが、昨年6月にプーチン前大統領は国家賞を授与。「政権の政策はソルジェニーツイン氏の書いたことを参考にしている」と称賛し、その思想は改めて関心を集めている。」

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露のノーベル賞作家・ソルジェニーツィン氏死去

【モスクワ=緒方賢一】「イワン・デニーソビッチの一日」「収容所群島」など、スターリン時代を中心とする旧ソ連の恐怖政治を告発した著作で知られ、ノーベル文学賞を受賞したアレクサンドル・ソルジェニーツィン氏が3日夜(日本時間4日朝)、心不全のためモスクワの自宅で死去した。89歳だった。

タス通信などが伝えた。心臓を悪くし、闘病生活を送っていた。

ロシア南部キスロボツク出身。第2次世界大戦に従軍したが、スターリン批判を理由に逮捕され、収容所で約8年を過ごした。実体験をもとに収容所の実態を描いた中編小説「イワン・デニーソビッチの一日」を62年に発表すると、世界的な反響を呼び作家としての地位を確立。その後、「煉獄のなかで」「ガン病棟」などを発表し、70年にはノーベル文学賞を受けた。

73年にパリで刊行が始まった代表作「収容所群島」では、数多くの国民を収容所へ送り、抹殺したソ連体制の暗部を明らかにし、共産主義を厳しく指弾した。
 
反体制派としての活動をブレジネフ体制は容認せず、ソルジェニーツィン氏は74年2月、国家反逆罪で逮捕され、国外追放された。その後、米バーモント州での亡命生活を余儀なくされた。85年のゴルバチョフ政権発足で転機が訪れ、90年に市民権を回復。ソ連崩壊後の94年に帰国した。

帰国後は、ソ連崩壊後の荒廃を招いたとしてエリツィン政権を厳しく批判し、「ロシアの再生」を求める民族主義的な主張を展開。プーチン前政権に対しては、大国としての国力回復を実現した点を評価していた。2007年にプーチン氏から国家賞を受けた。

- 読売新聞 [08/04(月) 11:53]

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