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暑いので、食肉の歴史なぞ [スピリチュアルな話題]

人類が肉を食べることになったいきさつ、その始まりについて書いてみようと思う。見てきたわけでもないので、読んだ話でしかないが・・・

それには、『ノアの洪水』が関係している。

聖書の『創世記』に全地球的洪水が生じたことが記されている。それは地上の悪を一掃するための神の裁きの表明として行われた。地上のすべての山がその頂を覆われる地球的洪水が終息し、アララト山に漂着した箱舟からノアとその家族が地表面に降り立った後、神から言われたことが次の引用である。

それから神はノアとその息子たちを祝福し,こう言った。「子を生み,増えて,地上全体に広がりなさい。地上のあらゆる生き物と空を飛ぶあらゆる生き物,地面を動くあらゆる生き物と海の全ての魚は,これからもあなたたちを恐れておびえる。生き物たちは今,あなたたちの手に委ねられる。生きている動物はどれも食物にしてよい。緑の草木と同じように,それら全てをあなたたちに与える。ただし,血を含む肉を食べてはならない。血は命だからである。創世記9:1~4
https://wol.jw.org/ja/wol/b/r7/lp-j/nwtsty/1/9#study=discover

以上の記述から考えられることは、それまで人間は動物の肉を食べることはなかったということだ。


ノアの洪水の際に地上に降り続いた雨については、次のようにある。

ノアが600歳だった年,第2の月の17日,空の泉から水が勢いよく流れ出し,天の水門が開いた。そして40日間ずっと,昼も夜も地上に激しい雨が降った。創世記7:11
https://wol.jw.org/ja/wol/b/r7/lp-j/nwtsty/1/7#study=discover

いまの線状降水帯によるゲリラ豪雨などという生やさしいものではなかったようだ。地球全体を水で覆うほどの大量の水は、「天の水門」から下った。

では、その大量の水の源は何かというと・・・

同じく創世記1:7に地球を創造した際(つまり、あらゆる生命の生息する場所として、その環境を整える際)に、神が行われたこととして、次のようにある。

神は言った。「水の間に空間が生じよ。水と水とが分かれよ」。それから神は空間を造り,空間の下の水と上の水とに分けた。そのようになった。神はその空間を天と呼んだ。こうして,晩になり朝になり,2日目が過ぎた。

「空間の下の水」とは、海のことである。「空間の上の水」とは、水蒸気の層のことだ。今日、地球上空のオゾン層についての論議がなされるが、同様に水蒸気の層として当時存在していた。大気圏の最上層に「熱圏」と呼ばれる空間があるが、そこに水蒸気の層が存在していたのではないかと考えられているようだ。それが地球全体を温室のように覆っていた。そして、紫外線など有害な宇宙線から地上に生息するものらを保護していた。

大洪水後、温室のような住みよい環境ではなくなり、気温のはげしい上昇下降が生じるようになった。以前よりハードな環境となった地上に住むノアとその子孫が、しかるべき体力を得るためには、肉食が必要であると神はお考えになられたのだろうか。たぶん、そういうことなのだろう。

ということで、暑い日は、ことさらお肉を食べるとイイようである。特に「夏バテ予防に豚肉がいい」と聞く。ユダヤの律法下では、ブタは穢れた動物として食べることを禁じられていたが、クリスチャンの時代になって、そうした禁止事項が撤廃された。ゆえに、とんかつもOKである。脂肪の取りすぎを防ぐ意味では、ブタひれ肉がいいかもしれない。


ちなみに、「ノアの洪水」、「ノアの箱舟」については、それが神話や絵空事ではなく、事実であったことを裏付ける科学的根拠がネット上に示されているので、興味のある方は、どうぞ。


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