3・29-4・19 [通読・積読]
現代日本社会の死をめぐる儀礼を人類学的アプローチによって明らかにする。葬儀社・関連業者で現場作業に従事しながら得た経験的事例を豊富に提示しながら、葬儀の現在を総合的に分析しつつ、高齢社会となった日本における「現代の死」とは何か、多元的な問題群に挑む。
【主要目次】
序章 死をめぐる儀礼と産業の結びつき
第1章 日本における葬儀業の歴史的展開
第2章 葬儀業界の構成
第3章 葬儀社の仕事
第4章 新しいサービスの創出
第5章 ケア産業としての葬儀業
第6章 つくられる葬儀
第7章 「現代の死」と葬儀業
江戸の乳と子ども: いのちをつなぐ (歴史文化ライブラリー)
- 作者: 沢山 美果子
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 単行本
粉ミルクのように有効な代替品がない江戸時代、赤子にとって“乳”は大切な命綱だった。母親の出産死や乳の出が悪い場合、人びとは貰い乳や乳母を確保するために奔走した。生活のため乳持ち奉公に出る女性、長期間乳を呑んでいた子どもの声、乳と生殖の関係などに迫る。乳をめぐる人の繋がりを探り、今、子どもを育てるネットワーク形成の意味を考える。
韓国歴史の第一人者が、古代から現代までを平易な文章でまとめた決定版韓国通史の増補改訂版。写真・図版・注のいずれも充実。
ノーベル賞作家が語る“読む"ことの大切さ
自分は「これらの本と一緒に生きてきた」。自身の体験を元に、“読む"ことが生きるうえでいかに大切かを説いた読書講義録。東日本大震災後の2011年6月に水戸で行った講義も収録。
十三万冊の本をいかに集め、どう読み、なぜ大図書館をつくるに至ったか? 井上ひさしさんと本が繰り広げる波瀾万丈の運命の物語
思考の達人・丸谷さんが「どうすればいい考えが浮かぶか」のテクニックを伝授。「仮説は大胆不敵に」「ひいきの学者をつくれ」「ホーム・グラウンドを持て」「文章は最後のマルまで考えて書け」…。究極の読書法、文章を書く極意、アイデアを生むコツが満載。レポートや論文を書く時に必携の名講義。