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水木しげる 現役引退? [アート・美術関連]

水木しげるの連載がビッコミで突然の最終回のニュース。

水木しげる「わたしの日々」が、本日5月9日に発売されたビッグコミック10号(小学館)にて最終回を迎えた。

「わたしの日々」は2013年12月に同誌で連載をスタート。今年93歳を迎える水木が、戦争体験をはじめとする昔話や現在の生活についてフルカラーで描くショート作品だ。最終回「単調な日々」ではタイトルの通り、あまり“オモチロイ”ことがなく便秘になってしまった作者の体験が綴られた。連載全34回分を収めた単行本は7月末に刊行される予定。

http://news.mynavi.jp/news/2015/05/09/246/
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水木さん、現役引退とおぼしき記事?

当方、小学生のころ、寄り道をしては、神社の境内、社殿のイヌ走りで、妖怪事典のたぐいを、ともだちと見るのが楽しみだった。怖がりのくせして、いろいろ覚え、妖怪学者にでもなった気でいた。単行本の漫画をはじめて買ったのも、水木しげるのゲゲゲ。

50年も前のはなしだ。

ソレ以前から、コレまでずっと現役できたのだから、水木さんのキャリアは妖怪ナミだ。水木さんの世代が、ほとんど消えうせた今、いまだ現役でいるところなど、やはり妖怪っぽい。人間の風貌をしてはいるが、実は妖怪ではないかとひそかに思っている。

一番妖怪くさい人:水木しげる 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-08-12-2


水木サンの幸福論 (角川文庫)

水木サンの幸福論 (角川文庫)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 文庫


水木さんは、戦争を、生きた経験として語ることのできる一人だ。戦争中、水木さんは、腕をイッポン奪われた。友人・知人を殺された。戦争に、だ。それ以来、痛みをもって生きてきた。

いま、水木さんを、語り部としてもつことができるのは、戦争を知らない面々にとって「国宝級」といってイイ。

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NHKドラマ『鬼太郎が見た玉砕』を見た 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2007-08-13


総員玉砕せよ! (講談社文庫)

総員玉砕せよ! (講談社文庫)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/06/07
  • メディア: 文庫



敗走記 (講談社文庫)

敗走記 (講談社文庫)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/15
  • メディア: 文庫



白い旗 (講談社文庫)

白い旗 (講談社文庫)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/15
  • メディア: 文庫



姑娘 (講談社文庫)

姑娘 (講談社文庫)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/08/12
  • メディア: 文庫



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福島原発の闇 原発下請け労働者の現実

福島原発の闇 原発下請け労働者の現実

  • 作者: 堀江 邦夫
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/08/19
  • メディア: 単行本




猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

  • 作者: 水木 しげる
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 文庫



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