「世も末だ」 ひったくり 捕らえてみれば 警察官 [ニュース・世相]
「ひったくり 捕らえてみれば 警察官」
たしかに、「世も末だ」。
高校生が言おうが言うまいが、
たしかに、世は、末期症状を呈している。
ひとりの男を知っている。
直接その男から話を聞いた。
新宿で、地上げ屋をやっていた。
どこかの「組」に属してもいたらしい。
男は、「不動産屋に勤めている」と奥さんには言っていた。
古い家屋敷を売り払うよう、住民に圧力をかけ、下の者に、「10万くらいわたして、『ぶんなぐってこい』とやっていた」のだという。
警察にもだいぶ顔がきいたらしく、駐車違反をしても、警官が呼びに来てくれたという。
「〇〇さん・・ダメですよ・・コマリマスヨ・・」。
そんなこんなで切符をきられたことはナイという。
ある日、男の留守中、奥さんのもとに訪問があった。
奥さんは、帰宅した「不動産屋」の夫に、ソレを伝えた。
「今日、来た人がネ、今はネ、『終わりの日』なんだって・・」
男は、その言葉にたいへん納得したのだそうである。
男は、その後、聖書を学び、「不動産屋」の“足を洗い”、全身を水に沈めて(バプテスマを受け)クリスチャンになった。
男は今、「今は、『終わりの日』です。まもなく神がすべての悪を一掃し、善良な人が真の幸福を永遠に享受できる時代がやってきます」と田舎の町で伝道している。
***********
+そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。(口語訳聖書)
+そして、王国のこの良いたよりは、あらゆる国民に対する証しのために、人の住む全地で宣べ伝えられるでしょう。それから終わりが来るのです。(新世界訳聖書)
(以上、マタイ24章14節。
24章は、エルサレムの神殿の見える場所で、「世の終わりにはどんな前兆がありますか」(3節)との弟子たちの問いにイエスキリストが答えた部分。
3節にある「終わり」は、原本のギリシャ語の意味からいくと「クライマックスとなるジ・エンドに向かって進行していく一定の期間」を示し、14節にある「最後」「終わり」は、まさに「ジ・エンド」そのもののこと。
それでも、「世の終わり」の期間の「ジ・エンド」は、地球の終わりではありません。ダニエル書2章44節には、以下のようにあります。)
+それらの王たちの世に、天の神は一つの国を立てられます。これはいつまでも滅びることがなく、その主権は他の民にわたされず、かえってこれらのもろもろの国を打ち破って滅ぼすでしょう。そしてこの国は立って永遠に至るのです。(口語訳聖書)
***********
「世も末だ」と捕まえた高校生、容疑者は窃盗捜査の主任
愛媛県警松山南署刑事1課の巡査部長、野村尚史 ( なおふみ ) 容疑者(29)が4日夜、岡山市内でひったくりをしたとして逮捕された事件で、同県警は5日未明に記者会見し、野村容疑者が同署で窃盗事件などの捜査を担当する盗犯係主任を務めていることを明らかにした。
平岡公明・県警首席監察官は「盗犯(担当)の刑事がこういう事案を起こしたことは申し訳なく、極めて遺憾」と陳謝した。
発表では、野村容疑者は2002年4月に採用後、機動捜査隊などを経て08年4月から現職。05、06年に窃盗の容疑者逮捕で本部長表彰を計2回受けていた。
野村容疑者は今月1日、運転免許証をなくしたため、再交付を受けるとして有給休暇を取った。同日午後から、上司らが携帯電話で連絡をとろうとしたものの、通じず、2~4日は無断欠勤。再交付手続きはしていなかった。
1日に家を出た際は、2万円ほど持っていたが、逮捕時の所持金はほとんどなかった。銀行のカードローンで約250万円の借り入れがあったという。
◇
4日夜、岡山市内で野村容疑者を取り押さえた同市北区の私立関西 ( かんぜい ) 高3年の伊井飛鳥さん(17)と1年の宝来隆太郎さん(15)が5日、報道陣の取材に答え、「無我夢中で追いかけた」などと当時の様子を振り返った。
野村容疑者が警察官と知った伊井さんは「世も末だな」、宝来さんは「本当は悪い人を捕まえるはずなのに」とあきれ顔だった。
- 読売新聞 [06/05(金) 13:20]
たしかに、「世も末だ」。
高校生が言おうが言うまいが、
たしかに、世は、末期症状を呈している。
ひとりの男を知っている。
直接その男から話を聞いた。
新宿で、地上げ屋をやっていた。
どこかの「組」に属してもいたらしい。
男は、「不動産屋に勤めている」と奥さんには言っていた。
古い家屋敷を売り払うよう、住民に圧力をかけ、下の者に、「10万くらいわたして、『ぶんなぐってこい』とやっていた」のだという。
警察にもだいぶ顔がきいたらしく、駐車違反をしても、警官が呼びに来てくれたという。
「〇〇さん・・ダメですよ・・コマリマスヨ・・」。
そんなこんなで切符をきられたことはナイという。
ある日、男の留守中、奥さんのもとに訪問があった。
奥さんは、帰宅した「不動産屋」の夫に、ソレを伝えた。
「今日、来た人がネ、今はネ、『終わりの日』なんだって・・」
男は、その言葉にたいへん納得したのだそうである。
男は、その後、聖書を学び、「不動産屋」の“足を洗い”、全身を水に沈めて(バプテスマを受け)クリスチャンになった。
男は今、「今は、『終わりの日』です。まもなく神がすべての悪を一掃し、善良な人が真の幸福を永遠に享受できる時代がやってきます」と田舎の町で伝道している。
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+そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。(口語訳聖書)
+そして、王国のこの良いたよりは、あらゆる国民に対する証しのために、人の住む全地で宣べ伝えられるでしょう。それから終わりが来るのです。(新世界訳聖書)
(以上、マタイ24章14節。
24章は、エルサレムの神殿の見える場所で、「世の終わりにはどんな前兆がありますか」(3節)との弟子たちの問いにイエスキリストが答えた部分。
3節にある「終わり」は、原本のギリシャ語の意味からいくと「クライマックスとなるジ・エンドに向かって進行していく一定の期間」を示し、14節にある「最後」「終わり」は、まさに「ジ・エンド」そのもののこと。
それでも、「世の終わり」の期間の「ジ・エンド」は、地球の終わりではありません。ダニエル書2章44節には、以下のようにあります。)
+それらの王たちの世に、天の神は一つの国を立てられます。これはいつまでも滅びることがなく、その主権は他の民にわたされず、かえってこれらのもろもろの国を打ち破って滅ぼすでしょう。そしてこの国は立って永遠に至るのです。(口語訳聖書)
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「世も末だ」と捕まえた高校生、容疑者は窃盗捜査の主任
愛媛県警松山南署刑事1課の巡査部長、野村尚史 ( なおふみ ) 容疑者(29)が4日夜、岡山市内でひったくりをしたとして逮捕された事件で、同県警は5日未明に記者会見し、野村容疑者が同署で窃盗事件などの捜査を担当する盗犯係主任を務めていることを明らかにした。
平岡公明・県警首席監察官は「盗犯(担当)の刑事がこういう事案を起こしたことは申し訳なく、極めて遺憾」と陳謝した。
発表では、野村容疑者は2002年4月に採用後、機動捜査隊などを経て08年4月から現職。05、06年に窃盗の容疑者逮捕で本部長表彰を計2回受けていた。
野村容疑者は今月1日、運転免許証をなくしたため、再交付を受けるとして有給休暇を取った。同日午後から、上司らが携帯電話で連絡をとろうとしたものの、通じず、2~4日は無断欠勤。再交付手続きはしていなかった。
1日に家を出た際は、2万円ほど持っていたが、逮捕時の所持金はほとんどなかった。銀行のカードローンで約250万円の借り入れがあったという。
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4日夜、岡山市内で野村容疑者を取り押さえた同市北区の私立関西 ( かんぜい ) 高3年の伊井飛鳥さん(17)と1年の宝来隆太郎さん(15)が5日、報道陣の取材に答え、「無我夢中で追いかけた」などと当時の様子を振り返った。
野村容疑者が警察官と知った伊井さんは「世も末だな」、宝来さんは「本当は悪い人を捕まえるはずなのに」とあきれ顔だった。
- 読売新聞 [06/05(金) 13:20]