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銃を持つ民主主義「アメリカという国」のなりたち [本・書評]

毎日新聞(3/23)の書評欄に、タイトル書籍の書評が出ていた。

04年日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した作品の文庫化されたものだそうだ。

昨年は、米国で英語版も出ているという。

(以下は、書評欄からの抜粋)

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東京大空襲から敗戦までの5ヵ月間に、全国67都市の市民と街が夜間、米軍機の焼夷弾で無差別に焼き払われた。爆撃を指揮したルメイ将軍は「戦争では十分に殺したあと敵は手をあげる。負けていたら私が戦争犯罪人だった」と言ったそうだが、日本政府は戦後、勲一等を贈った。航空自衛隊育成の功績という。

米国がイラク戦争で行った先制攻撃は、63年前に日本が受けた空襲と淵源を同じくしているのではないか。そう直感したベテランジャーナリストは、アメリカという国における武力行使のDNAを建国の理念にまでさかのぼって探り、日本に同盟国としての洞察と覚悟を問う。(永)

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銃を持つ民主主義―「アメリカという国」のなりたち (小学館文庫 ま 3-1)

銃を持つ民主主義―「アメリカという国」のなりたち (小学館文庫 ま 3-1)

  • 作者: 松尾 文夫
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/03/06
  • メディア: 文庫



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