暖冬異変:地球は病気? [自然に親しむ]
暖冬異変がさかんに報じられている。
当地のローカルなニュースだが、榛名湖はとうとう凍結することなく、氷上のワカサギ釣りは、今シーズン、無しになった。
「記録にないこと」だそうである。
そのような具体的な事実がニュースでいくつも取り上げられているが、そうした事実とはまた別に、からだに感じるところから、最近の暖冬を評して
「気味が悪い」
と言う方は少なくない。
しばらく前に、ある児童文学者の方(名前は失念しました)が、ご自分のお孫さんのことばをもとに書いた文章を読んだ。
テーマは『地球は病気』
環境破壊・汚染のテレビ報道を見たお孫さんから
「おばあちゃん、地球は病気なの?」
と尋ねられたことをエッセイにしていた。
子どもの直観は本質をついているように思う。
『裸の王様』をハダカと見抜いたのは子どもたちである。
最近、温暖化は人為的なものであることが認められたというような報道があったと思う。
「なにを今さら」という感じがしないでもないが、認知されたのであるならソレはケッコウなことである。
有効かどうかは別にしても、ソレは対策が講じられることを意味するであろうからだ。
しかし、地球が病気であることを認めるのに多大の時間が費やされてきたのはなぜだろう。
子どもたちから学ばねばならない。
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