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石原都知事はスゴイ!! [政治・雑感なぞ]

スゴイ!! というのは イイ意味では ない。

『サンデー毎日』(2・18号)の記事を見てのハナシだ。

口アングリである。あいた口がふさがらない。アキレテものが言えない。

一国にも相等する日本最大都市の首長が「コンナななの・・」という思いである。

記事を要約する元気もない。

 

「見出し」と「リード」部だけ紹介しよう。

 

「見出し」

本誌4年越し徹底追求 一挙公開

石原慎太郎都知事「出勤簿」「交際費」のデタラメ

こんな無駄遣いが許されるのか

大企業社長の接待で日本酒1本3万円

通訳1回200万円

リムジン3日半で36万円

四男事業「100円牛乳」まで請求

午前中はいつもいない

 

「リード」部

本誌が「石原慎太郎研究」(6回)を掲載したのは、2004年の1~3月であった。豪華海外視察、交際費での高額飲食、側近政治など“都私物化”に最初に警鐘を鳴らしたが、世論の反応は鈍かった。風向きが変わった今、取材を開始して以来、4年越しの追求結果を最新情報を含めて、一挙公開する。(本誌・日下部聡/青木英一)

 

記事中にある千葉大の新藤宗幸教授(行政学)の指摘が印象に残る。

石原知事の「政治的資質」に関するものだが・・・

「自分の意思がすべてという感覚が、交際費や旅費、登庁しないこと、四男の問題、すべてに反映している。自分は住民の負託を受けて選ばれたのだという、民主主義や自治の基本を理解していないと思いますね」

さらに、ボロが露呈している石原知事の生活に関心の高まりが生じていることについては、

「石原都政の8年間は何だったんだろう、という空気が出てきていると思う。『美しい国』もそうですが、政治家が観念的で空虚なスローガンを叫ぶ一方で、市民生活との乖離が大きくなってきている。じゃあ、そのトップはどんな生活をしているのか、というところに目が向き始めているのではないでしょうか」

 

知事に限らず、上に立つ方たちほど、シモジモのことを知る人であって欲しいし、知った上で、温情アル施政を賜りたいものである。

かの聖徳太子は、乞食の病人が行き倒れになっているのを目にし、乗り物から降りて、自分の着ている衣服を脱いで与えたというではないか・・・

エライ人は、下に降りて、自分のものを犠牲にして与えたからエライのである。

聖徳太子シカリ、キリストしかりである。

 

石原さんは壱万円の肖像にはなれそうにない。


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