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ペレりマン氏、フィールズ賞辞退 [ニュース・社会]

伊藤清元京大名誉教授のガウス賞受賞の報道に続いて、ポアンカレ予想を解決したとされる数学者(ペレりマン)が、数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞を辞退したことが報道された。

立て続けにソンナ報道に接したら・・、賞とは何か・・・と、考えてしまった・・・

考えてみれば・・・

なにかの賞を授与されたということを聞くと、オメデトウということに、おのずと、なるわけだが・・・

伊藤教授の仕事、ペレりマンの仕事をはたして理解しているかというとソンナことはない。

数式など見せられても専門家でなければ、コンリンザイ理解できないことである。

にもかかわらず、賞が授与されたとなるとオメデトウとなる。

ほとんど条件反射のようなものだ。

 

はなしは突然変わるが

明治憲法が制定された時、国民はこぞって祝賀行事に参加した。チョウチンが吊られた祝賀行事の写真など教科書に掲載されていたように思うが、国民は大日本帝国憲法がドンナ憲法か知らずに、オメデトウゴザリマスとやっていたわけだ。

ソノことを「オカシイだろう・・」と、高校時代、恩師が、指摘してくれた。

国民コゾリテ何かワカランもののためにオメデトウ、オメデトウとやっていたわけだ。オカシイだろう・・・

自分たちとソノ憲法が、ドンナ関係にアルかもワカラズにだ。ヘンだろう・・・

と・・

 

結局のところ、ペレりマン氏は、自分の世界で充足しているのだろうなと思う。自分で納得していさえいれば、ソレで満足で、他人サマがなんと言おうが、ドノヨウニ評価しようと関係なかったのかな・・などと思う。

また、大天才によくあることのようだが、大したことをやったという自覚が全くないのかもしれない。

ひとり盆栽をいじり悦に入っているオッちゃんと、自覚の点でアマリ変わりなかったのではないかとも思う。

ソウイウ人に、賞をアゲマスヨなどと言って、大勢の前に引っ張り出すこと自体が間違っていたようにも思う。

要するに、当人にしてみれば、ヨケイなことだったのだろう。

ペレりマンにしてみれば、数学者の世界、国家など無きに等しいものなのかもしれない。

あくまでも幸福の尺度は、自分が納得できるかどうかで、名声や賞金など、あってもなくても良かったのだろう。

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