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加藤秀俊さん死去 社会学者 [訃報]

社会学者で「正論」メンバーの加藤秀俊さん死去 「独学のすすめ」「九十歳のラブレター」
https://www.sankei.com/article/20231003-QJAOM54DUBPKDHGRQAYQG6BCDI/

社会学者で産経新聞「正論」執筆メンバーの加藤秀俊(かとう・ひでとし)さんが9月20日に死去したことが2日、分かった。93歳だった。葬儀・告別式は近親者で執り行った。

昭和5年、東京・渋谷生まれ。東京商科大(現・一橋大)卒。京都大人文科学研究所助手を経て同大教育学部助教授となるが、大学紛争を機に45年辞職。その後、学習院大や放送大の教授を務めたほか、国際交流基金日本語国際センター所長や日本育英会会長などを歴任した。

32年に発表した論文「中間文化論」は、大卒サラリーマンを戦後社会の新たな文化の担い手と位置付け肯定的に評価。大衆文化論からメディア批評まで幅広く論じ、54年に産経新聞「正論」執筆メンバーに就任。近年まで長く健筆をふるった。平成15年には半世紀に及ぶ論文、単行本、新聞・雑誌への寄稿、旅行日誌などの著作物を自らデータベース化してインターネット上で公開し、注目された。

主な著書に「独学のすすめ」「取材学」「暮らしの世相史」、訳書に「孤独な群衆」など。令和3年、長年連れ添った妻の思い出をつづった「九十歳のラブレター」を刊行し、反響を呼んだ。

メディアの展開 - 情報社会学からみた「近代」

メディアの展開 - 情報社会学からみた「近代」

  • 作者: 加藤 秀俊
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/05/08
  • メディア: 単行本


https://kankyodou.blog.ss-blog.jp/2015-07-28

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