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”66歳30万円の貯金”で大丈夫? [お金のはなし]


女性セブン 2023年 9月14日号 [雑誌] 週刊女性セブン

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「90才貯金ゼロ」でもこうすれば生き抜ける!

「都内ひとり暮らし、貯金残高30万円」のオバ記者(野原広子)と経済コラムニストで「90歳貯金ゼロ」を提唱する大江英樹の対談が出ている。(p80,81)

タイトルは「宵越しの銭は持たず、気ままなひとり暮らしを満喫していたが・・ ”66歳30万円の貯金”で大丈夫? 本音で相談!」(以下、抜粋)


大江:お金に執着していると、いくら貯金があろうと不安は消えないんです。お金なんてただの記号だって思うくらいでちょうどいい。/こうして話していてもわかるけど、野原さんはコミュニケーション能力に秀でているから友達も多いだろうし、信頼も厚いはず。そういうことの方が貯金よりもずっと大事だと、ぼくは思いますね。

野原:言われてみれば友達も頼れる人も多い。そう考えると私は大資産家ということ?

大江:そう!貯金がなくても健康で、仕事と仲間がいれば不安に思うことなんてないんです。そして、そういうお金以外の”財産”を駆使して、できるだけ長く働くことが大切です。


大江:もう少し言うと、貯金がゼロでもいい、というのは、必要なお金だけあればいい、という意味ですよ。お金は使いきれないほど貯め込むのではなくて、使って社会に循環させてこそ価値を発揮します。
19世紀のロシアの文豪トルストイも『富は糞尿と同じく、それが貯蓄されているときには悪臭を放ち、散布されるときは土を肥やす』という言葉を残しています。お金は貯め込んでいるだけなら何の価値もありませんが、使ってばらまけば世の中が豊かになります。


野原:お金に対する解釈とか考え方を変えれば不安はなくなるってわかったけど、わかったところで私の貯金30万円が増えることはない・・

大江:じゃあ、現実的な話をしましょう。将来のお金に対して不安な人ほど、実は自分が毎月何にどのくらい使っているかを把握していない場合が多いんです。

野原:ドキッ!(笑い)

大江:お金の出入りを把握しつつ、できるだけ長く働いたら、年金に頼れるところは頼って、90歳貯金ゼロで人生の幕を下ろす。それでいいんですよ。


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