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湧き水のあるところに行ってきた [自然に親しむ]

生まれが河口の町で、本当かどうか怪しいが、母親がいうには川の水を産湯につかった。まるで『フーテンの寅」のような話しである。

目の前をいっぱいいっぱいに水をたたえた川が流れて、ドラム缶をウキがわりにした桟橋があり、川漁師の小舟が繋がれて揺れるのを眺めて育った。

そのせいもあるのだろうか。川が好きである。水のある傍で暮らしたいと思う。

学齢前のことだと思うが、川とは水を満々とたたえているものばかりではないことに気づいた。温泉への旅行の際にとおった川は中州があって大きな岩がごろごろしている。川の流れは浅く、いつでも遊べそうである。それがたいへん魅力的に思えた。

海育ちには山が魅力的になるのかもしれない。いつのまにか河口の町を離れて山間部に棲むようになった。木曽川と信濃川の分水嶺にちかい村である。家の近くに信濃川があり、石をかるく放れば届くほどの川幅で、水は浅く濁りがなく、夏の時期には川伝いの山全体で日暮(ヒグラシ)がサワサワ鳴いた。

鳥居峠
https://shinshu-style.com/matsumoto-region/city-shioziri/nn248/

【ヒグラシの鳴き声】癒し 自然音 睡眠 作業用BGM
https://www.youtube.com/watch?v=QYnktVK1Pzw


今は県庁所在地に住んでいる。いわゆるトカイナカである。市の境界を川が流れている。大きな川だが、いつも目にするわけではない。市街地は便利でいいのだが、もっと山深く水の清冽なところに住みたくなる。すこし足をのばせば、いくらでもあるのだが、足をのばさなくとも、もっと自然豊かな環境で暮らせればと思う。

昨日思い立って、湧き水のあるところに行ってきた。湧水は側溝をいきおいよく流れる。そこで手を浸してきた。

湧き水マップ
https://wakimizumap.com/

代表的な湧水
環境省
https://www.env.go.jp/water/yusui/result/sub4-2.html


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