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指揮者の手塚幸紀さん逝く [音楽・ミュージック]

指揮者の手塚幸紀さんがお亡くなりになった。80歳だという。

はじめてのオーケストラ演奏は手塚さんの指揮で聴いた。ドボルザーク『新世界』だった。はじめてならではの感激もあったと思うが、その後他の指揮者の演奏を聴いても、それ以上の感銘をおぼえない。

ほかに、モーツアルトの『ホルン協奏曲』が演奏された。ソリストはオケの首席奏者がつとめた。

郷里にできた1000人程度の小さなホールのこけら落としで、『東京フィル』(のつもりでいたが、手塚さんの経歴から推すと、それは勘違いで『新日本フィル』かもしれない)を率いての演奏だった。演奏後、トイレで会った恩師(音楽教諭)と「さすがに生演奏はいいですね」と高揚した気持ちで挨拶を交わしたのを覚えている。

ほかに、ソプラノの島田祐子さんが招かれていた。

島田さんは、手塚さんが東京芸大の先輩であることや「ソプラノぶすのテノールばか」という言葉があることなど親しみ深く話してくれた。

40年も前の話だ。


手塚さんの経歴が記されたサイト
https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1996/00901/contents/005.htm

IBMオケ第23回定期(2014年当時のようすが記されている)
http://blog.livedoor.jp/aibass/archives/7229555.html

サン=サーンス/交響曲第3番ハ短調作品78/手塚幸紀(指揮)京都市交響楽団(1983年6月15日)
https://www.youtube.com/watch?v=xEu_p4n_xkY


以下、当方未読

指揮者は何を考えているか:解釈、テクニック、舞台裏の闘い

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