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名指揮者たちを取り上げた動画を見る [音楽・ミュージック]

"The Art of Conducting 1 - Great Conductors of the Past" (1994)
https://www.youtube.com/watch?v=lkyKUOGnG-Y

過去の名指揮者たちの様子を視聴することができる。すごい迫力、そして重さである。

フルトヴェングラーとカラヤンについてベルリンフィルのティンパニ奏者だったテーリヒェンが証言している。彼が書いた本の中に記された逸話が語られている。


フルトヴェングラーかカラヤンか (中公文庫 テ 7-1)

フルトヴェングラーかカラヤンか (中公文庫 テ 7-1)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2021/11/19
  • メディア: 文庫



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The Voise おススメの Voise [音楽・ミュージック]

トム・ジョーンズ(Tom Jones )のインタビューを見ていたら・・

「時として『ザ・ヴォイス』と称される(日本版Wikipedia)」トムが、好きな声の持ち主として、

別なジョーンズの名を挙げている。

Tom Jones - Fan Q&A Video
https://www.youtube.com/watch?v=uspEswZ_Sxs&t=29s


別なジョーンズとは Kelly Jones

それで、YouTubeで探したら出ている。

Kelly Jones - Songbook 2011 (FULL)
https://www.youtube.com/watch?v=BzrmGpna2yI&list=RDBzrmGpna2yI&start_radio=1

The VoiseおススメのVoiseだけあって、さすがにイイ・・





Greatest Hits

Greatest Hits

  • アーティスト: Jones, Tom
  • 出版社/メーカー: Universal UK
  • 発売日: 2010/11/16
  • メディア: CD



The Complete Decca Studio Albums

The Complete Decca Studio Albums

  • アーティスト: Tom Jones
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 2020/11/20
  • メディア: CD




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いい指揮者とは(井上道義マエストロ語る) [音楽・ミュージック]

YouTubeで、井上道義マエストロへのインタビューを視聴した。

URLおよび話の内容は以下のとおり。

【カリスマ降臨】世界的巨匠・井上道義マエストロが語る!優秀な指揮者とは?芸術・音楽とは?
https://www.youtube.com/watch?v=McfV3BdOKSE

[本]目次
0:00 オープニング
0:15 井上道義マエストロ プロフィール
1:03 優秀な指揮者とは? ?モーツァルト 交響曲第40番 第2楽章
1:30 優秀な指揮者とは? ①オーケストラ目線
3:25 優秀な指揮者とは? ②聴衆目線
3:58 優秀な指揮者・優秀でない指揮者
6:39 優秀な指揮者になるためには?
7:07 指揮者とオーケストラの「対話」 ?ハイドン 交響曲第30番《アレルヤ》第3楽章
9:27 指揮者の立ち位置と役割 ?マーラー 交響曲第5番 第3楽章
11:54 芸術における「勝敗」
12:29 芸術における「ルール」
12:58 演奏会の価値とは?
16:00 良い音楽とは?クラシックにとっての「演奏」 ?ブルックナー 交響曲第8番 第3楽章
17:08 「名曲」とは?
22:26 次週予告


ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂井上道義(指揮)

ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂井上道義(指揮)

  • 出版社/メーカー: オクタヴィア・レコード
  • 発売日: 2022/01/26
  • メディア: CD




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山本直純・小澤征爾・斎藤秀雄 [音楽・ミュージック]

音楽家のドキュメンタリーを見る。

ドキュメンタリーTV『山本直純 (Naozumi Yamamoto)』/ 2019年3月TV放送
https://www.youtube.com/watch?v=ZlxcVdYoqSw

ドキュメンタリー『OZAWA』/ DOCUMENTARY "OZAWA" (1985)
https://www.youtube.com/watch?v=X3OiEdS5-9Y&t=3005s

斉藤秀雄 教える事は学ぶ事 (NOV 1973 インタビュー)
https://www.youtube.com/watch?v=LvVDJZvckoI


さらに、音楽家ではないが、斎藤秀雄の父、斎藤秀三郎を紹介するものがないかと捜したが、これはというものがない。その著作のひとつ英語『前置詞大完』について紹介しているものを・・・

【本紹介】前置詞を学んだ本【学習法】
https://www.youtube.com/watch?v=DjEXZVNxdYY
7分54秒~

斎藤秀三郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E7%A7%80%E4%B8%89%E9%83%8E#%E7%86%9F%E8%AA%9E%E6%9C%AC%E4%BD%8D%E6%96%8E%E8%97%A4%E8%8B%B1%E5%92%8C%E4%B8%AD%E8%BE%9E%E5%85%B8(Saito's_Idiomological_English-Japanese_Dictionary)


熟語本位 英和中辞典 新増補版

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  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1993/09/07
  • メディア: 単行本



以下、当方未読

斎藤秀三郎伝―その生涯と業績

斎藤秀三郎伝―その生涯と業績

  • 作者: 大村 喜吉
  • 出版社/メーカー: 吾妻書房
  • 発売日: 2021/07/23
  • メディア: 単行本




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The Lady Is A Tramp (Frank Sinatra & Ella Fitzgerald) [音楽・ミュージック]

シナトラとエラのデュエットで

The Lady Is A Tramp
https://www.youtube.com/watch?v=xafBWOxqssg


とにかく、たのしい。

内容は、たいへんアメリカ的と言っていい。

自由を感じる。



以下の、ヴォーカリストのabbie k(アビー・ケイ)さんの解説が詳しい。

♪The lady is a trampってどんな曲? 【歌詞和訳】
https://abbiek.net/lyrics/the-lady-is-a-tramp.html


Babes in Arms [DVD]

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  • 出版社/メーカー: Warner Archives
  • 発売日: 2018/10/02
  • メディア: DVD




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ジャズシンガー:ソフィー・ミルマンのこと [音楽・ミュージック]

『ユーチューブ』のお蔭で、コロナ禍の「ステイホーム」を有意に過ごすことができている。

『ユーチューブ』がなければ、あり得ない出会いも生じる。ソフィー・ミルマンというジャズシンガーとの出会いもそうだ。

ジャズファンからは、何をいまごろ寝ぼけたことを言っていると笑われそうだが・・・、

ここのところ "In the Moonlight" というアルバムが気にいって、くりかえし聴いている。

https://www.youtube.com/watch?v=1eZPYCIFMIU&list=OLAK5uy_m_ndkq6Y_3LBmpfbDhdyakIN4w821tUEM


In the Moonlight

In the Moonlight

  • アーティスト: Sophie Milman
  • 出版社/メーカー: Membran
  • 発売日: 2012/07/16
  • メディア: CD



ロシア生まれの世界市民と自身のホームページで紹介されている。イスラエルに7歳で移住し、それからカナダに渡って現在に至るようだ。
https://sophiemilman.com/#intro

Sophie is a citizen of the world. Born in Russia, raised in Israel and Canada, she makes Toronto her home, but draws inspiration from the countries she’s lived in, from her family’s rich cultural and musical life and from the beauty and emotional intensity of everyday moments.

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3

他のアルバムには、フランス語の曲も収録されている。ロシア語、英語、フランス語、ヘブライ語のマルチリンガルらしい。耳が抜群にイイのだろう。リズム感もすばらしい。

『ユーチューブ』には、上記アルバムのメイキング風景もでている。

Sophie Milman: In The Moonlight
https://www.youtube.com/watch?v=nAWGd6P5N1c

テレビ収録されたものもある。

Sophie Milman - Till There was You (LIVE) - KING 5 New Day Northwest - Nov 30 2011
https://www.youtube.com/watch?v=e42fIxVMBvM


LA Times から、たいへん高い評価を受けたようだ。お褒めの言葉の言い回しが凄い。

“Not the next Ella or Sarah, but the first Sophie Milman. The sky’s the limit for this exceptional young talent.” (LA Times)


Make Someone Happy

Make Someone Happy

  • アーティスト: Milman, Sophie
  • 出版社/メーカー: Linus
  • 発売日: 2007/08/28
  • メディア: CD




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せりふと歌唱(『南の風』に見る高峰三枝子) [音楽・ミュージック]

『南の風』で、佐分利信と高峰三枝子のからむシーンがある。

『南の風』South Wind (1942)
https://www.youtube.com/watch?v=sen1MH5RTzA&t=696s

11分50秒~19分20秒

おでん屋の開店まえ、厨房で仕込みにかかっている高峰に佐分利が言葉をかける。

佐分利の言葉に仕事の手を休めることなく高峰が「そうですか」と応える。

そこを見ると、高峰が歌手としても成功した理由はこれかなと思う。

以下のような会話がなされる。

*********

「君はむかしから怒りっぽかった」

「そうですか」

「むかしそっくりだ」

「そうですか」

「ぼくのうちに来てよくトランプをやったね。君は負けるとすぐそんな顔をした。いまのその顔だ」

「そうですか」

「君の鼻のかっこのせいもあるかな。君がすましていると怒っているようだ」

「そうですか」

*********


高峰は「そうですか」と同じ発話をするが、そのニュアンスがひとつひとつ異なる。やりとりの間合いも素晴らしい。

せりふを語るにも音楽的な資質が関係してくる。それがうまく出来る人は、こころを動かす歌唱もできるということになるのだろう。微妙な感情表現ができるということだ。



この場面をみると、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番冒頭を思い出す。

Lang Lang - Rachmaninoff Piano Concerto No.2
https://www.youtube.com/watch?v=S29wlq6J0iY

Khatia Buniatishvili plays Piano Concerto No. 2 by S. Rachmaninov
https://www.youtube.com/watch?v=tSvq_GnGfTI


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&ショパン:ピアノ協奏曲第2番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&ショパン:ピアノ協奏曲第2番

  • アーティスト: カティア・ブニアティシヴィリ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2020/12/09
  • メディア: CD




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Sophie Milman The Man I Love [音楽・ミュージック]


Sophie Milman

Sophie Milman

  • アーティスト: Milman, Sophie
  • 出版社/メーカー: Linus
  • 発売日: 2004/11/30
  • メディア: CD



Sophie Milmanのアルバムに、次の曲があった。

The Man I Love
https://www.youtube.com/watch?v=VRm37f6K_i4

ガーシュインの曲をサラ・ヴォーンが好んで歌い、アルバムを出していたのは知っていたが、

この曲は知らなかった。

The Man I Love · Sarah Vaughan
https://www.youtube.com/watch?v=Iu7hMHi716M



Sarah Vaughan Sings George Gershwin + 13 Bonus Tracks

Sarah Vaughan Sings George Gershwin + 13 Bonus Tracks

  • アーティスト: Sarah Vaughan
  • 出版社/メーカー: Essential Jazz Classics
  • 発売日: 2018/07/27
  • メディア: CD




ちなみに、

Ella Fitzgerald The Man I Love + lyrics
https://www.youtube.com/watch?v=caBWKKW7jhg

Diane Schuur "The Man I love" Live at Java Jazz Festival 2007
https://www.youtube.com/watch?v=C4MnWcjGkvA


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Speak Low いろいろ [音楽・ミュージック]

Speak Low は、多くが歌っている。


みんなイイが、

サラ・ヴォーンが、とりわけイイ。

頭のなかを風が吹くというか、実際にシビレルのだから、しようがない。

脳に電極を付けたなら、きちんと反応があるはずである。


Speak Low · Sarah Vaughan
https://www.youtube.com/watch?v=ZzjBjEFBI3w

Speak Low · Sophie Milman
https://www.youtube.com/watch?v=49p_gjmwYL0&list=OLAK5uy_m_ndkq6Y_3LBmpfbDhdyakIN4w821tUEM&index=4

Anita O'Day - Speak Low
https://www.youtube.com/watch?v=fcVKGpkzP-I

Greta Matassa - Speak Low
https://www.youtube.com/watch?v=ZCgNSpK3QTg

Speak Low · Carme Canela
https://www.youtube.com/watch?v=WSheuoaYkrI

Speak Low · Diane Schuur
https://www.youtube.com/watch?v=qJ1m_vi53ZU

Speak Low · Moon
https://www.youtube.com/watch?v=SurP1Hke08Y

Speak Low -Annalisa Marianella
https://www.youtube.com/watch?v=CPBMxn9TltA

Dee Dee Bridgewater - Speak Low
https://www.youtube.com/watch?v=Uwwj_9TB2so&t=163s

Speak Low by Eliane Elias
https://www.youtube.com/watch?v=Gh0N1HHYydE


Sarah Vaughan Sings George Gershwin + 13 Bonus Tracks

Sarah Vaughan Sings George Gershwin + 13 Bonus Tracks

  • アーティスト: Sarah Vaughan
  • 出版社/メーカー: Essential Jazz Classics
  • 発売日: 2018/07/27
  • メディア: CD




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『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』(雑誌『サライ』掲載記事から) [音楽・ミュージック]

雑誌『サライ』に、「ジャズ・ヴォーカル」に関する連載記事が出ている。

2016年に小学館から発行された「ジャズ・ヴォーカル・コレクション」の各号の紹介が掲載されている。

少しずつ読んでみようと思う。

創刊号の紹介記事のタイトルは

ジャズ・ヴォーカルの醍醐味が味わえる!
奇跡の競演が実現 『ジャズ・ヴォーカル・コレクション』創刊号

https://serai.jp/hobby/62765

記事のクレジットは、2016/6/2   筆者は後藤雅洋 となっている。




ついでながら、本日『ユーチューブ』を散策していたら、Sophie Milmanという女性ヴォーカリストに出会った。いつも亡くなった方たちのお世話にばかりなっているが、現役、存命のようである。

たいへん魅力的な声であるし、実力の持ち主のようである。

Speak Low Sophie Milman
https://www.youtube.com/watch?v=49p_gjmwYL0&list=OLAK5uy_m_ndkq6Y_3LBmpfbDhdyakIN4w821tUEM&index=4


In the Moonlight

In the Moonlight

  • アーティスト: Sophie Milman
  • 出版社/メーカー: Membran
  • 発売日: 2012/07/16
  • メディア: CD



以下は、雑誌『サライ』を検索ワード「ジャズ・ヴォーカル・コレクション」で検索した結果。

https://serai.jp/?s=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&paged=2

https://serai.jp/?s=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&paged=1



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「声」の圧倒的な力 [音楽・ミュージック]

「声」には圧倒的な力がある。

と、言うより「圧倒的な声」がある、と言うべきか・・・


そう思った一番の経験は、ペーター・シュライヤーの実演に接したときだ。シューベルトの『冬の旅』全24曲を聴いた。ピアノ伴奏につづいて第一声が発せられた時から、当方は口あんぐりだった。

ペーター・シュライヤーのこと
https://bookend.blog.ss-blog.jp/2006-09-01


『ユーチューブ』を視聴していて、これはスゴイと思うのは、サラ・ヴォーンの「ミスティ」の第一声。聴衆とユーモアを漂わせて会話しつつ、❝Look at me❞と歌いだすのだが、何度聴いても、当方のからだは溶けていくようになる。

Sarah Vaughan - Misty (Live from Sweden) Mercury Records 1964
https://www.youtube.com/watch?v=lJXLqAutql4


自分の声が、そのようなモノとならないものかと思うのである。質感と重量とを伴って、実体として機能する。

たぶん、人間が出るのだろうと思う。人生をくぐってきた重みのようなモノがでるのだろうと思う。


声のサイエンス―あの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか (NHK出版新書 548)

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  • 作者: 山﨑 広子
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2018/04/06
  • メディア: 新書



あの人の声はなぜ魅力的なのか ~惹かれる声と声紋の科学~ (知りたい!サイエンス)

あの人の声はなぜ魅力的なのか ~惹かれる声と声紋の科学~ (知りたい!サイエンス)

  • 作者: 鈴木 松美
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2011/10/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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山姥の言葉・金太郎の妄想 [音楽・ミュージック]

へんなタイトルと思われるだろう。昨日の更新を見てくださった方は、母親のことを書くつもりなのだろうと分かるだろうけど、そうでなければ、何かおかしなことを書くのだろうと、この更新も見ることはないだろう。

自分との対話のようなつもりで、書いているので、それはそれでいいのだが、それでも、書いている以上、読んでもらえたら嬉しい。

母親のことは、これから山姥ということにする。

山姥からきかれたことがある。音楽はどうなの?

音楽的素養があるかどうかを尋ねられた。山姥はたいへんいい声であったそうなのだが、子どものときにジフテリアを病んで喉がダメになったと思いこんでいた。当方は、山姥の声をわるいとことさら思ったことはないが、いい声だとも思わなかった。そう考えると、子ども時代にジフテリアを病み、死因が咽頭癌だから、のどで一生くるしんだことになる。

当方の高校の担任は音楽教諭だった。ブラスバンドでは県下で有名な学校で、その当時関東でも1,2を争う学校であったと聞いていた。担任は、そのブラスバンド部の顧問で、実質的な指導者だった。つまり、言いたいのは、担任はカタチだけの音楽の専門家ではなく、音楽的素養の有る無しを見たり、育てたりする目があると考えていいだろうということだ。

担任に、音楽の授業で歌わされたことがある。フォスターの『金髪のジェニー』を英語で歌う。みんなで一斉に2,3度歌っただろうか。それから、とつぜん担任が提案した。「名前を呼ぶからみんなの前で歌え。歌った順に退席していい」。それで、最初に声がかかったのが当方だった。よく声が出ていたのだろう。そして、英語の発音、イントネーションに関しては、クラスでも一目置かれていたので、一斉に歌っていても、上手く聞こえたのではなかろうか。だからといって、自分は歌が得意だなどと思ったことはないし、人前で披露しようと思ったことも無い。とはいえ、そのことを思い出すと、50人いるクラスでトップの歌唱力があると見做されていたのカモ・・と、妄想するのである。

当方の音楽的素養について、さらに述べると、こんなことがある。面映ゆいことだが、一時期、人前で講演などしていた時期がある。多くの話し手の講演を聞いてきた(聞き手として信頼していいと思われる)年配の女性から、褒められたことがある。「あなたのように、上手に間をとることのできる話し手はこれまでにいなかった」と言う。お世辞であったとしても、それは嬉しいことだった。また、ピアノ教室を運営している女性からは「あなたは一つの音を十に聞き分けられる」と言われもした。どちらも、一生ものの誉め言葉である。二人ともに、ウソは言わないことを旨としている方たちである。

ウソではないにせよ、お世辞に過ぎないとも言えようが、当方の思いの中では、ずっと響いている。だから、その言葉に、いい歳をして、誘いだされたのかもしれない。そんなこんなで、なんだか歌が歌いたいのである。

先に述べた方とは異なるがピアノ教室を主宰している知人が、老人ホームの慰問に家族で出向いている。今は、コロナ禍で中断していると思うが、当方も参加させてほしいと、ひそかに思っている。お年寄り相手だからというわけではないが、北原白秋の歌曲が好きなので、コミカルなものから抒情的なものまで、童謡から歌曲的なものまで、歌わせてくれないものかと妄想しているのである。

北原白秋作詞の歌詞一覧 - 歌ネット - UTA-NET
https://www.uta-net.com/lyricist/26022/


北原白秋をうたう [第2集]

北原白秋をうたう [第2集]

  • 出版社/メーカー: ヤマモト音楽事務所
  • 発売日: 1991/04/01
  • メディア: CD




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「伝説のドラマー」村上 “ポンタ” 秀一、神話に・・ [音楽・ミュージック]

伝説のドラマー死す 「無個性の対極。千手観音みたいな姿」とラジオマン評す〈週刊朝日〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/64d1bfe621feadb9696c7ca461fa189205dde8e6?page=1

昨日、上の記事を見た。

それで、はじめて
村上 “ポンタ” 秀一を知った。

つまり、それまで知らなかった。

ほんとうに、モッタイナイことをした。

村上”ポンタ”秀一×渡辺香津美
https://www.youtube.com/watch?v=XTJqJiYknlI


#PONTABOX OSAKA JAZZ FESTIVAL '96 1440p60
https://www.youtube.com/watch?v=DgM--PfoxRo

村上"ポンタ"秀一 PONTA BOX 東京FMホール
https://www.youtube.com/watch?v=vsSyV5itABQ


Sea Line 村上"ポンタ"秀一 with 角松敏生
https://www.youtube.com/watch?v=7dpdBpxPCNc

村上”ポンタ”秀一 インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=QnwX93B-ETw&t=22s


村上ポンタ秀一×日下義昭【Drum Symphony】ドラムとギターが織りなす新しい世界
https://www.youtube.com/watch?v=kJd36ioyU1E

村上ポンタ秀一さんと日下さんのリハ取材に調布スタジオNiDOへ行ったよ!
https://www.youtube.com/watch?v=w_JwIkwa440

ライブの裏側公開!村上ポンタ秀一さん×日下義昭さん
https://www.youtube.com/watch?v=pOd09qCizhg


追悼企画。偉大なドラマー、村上 “ポンタ” 秀一さんの功績を探る。https://www.youtube.com/watch?v=3f5BCc0G6pE


「シュガー・ベイブの後、なぜポンタにドラムを頼んだか」山下達郎が初めて語った戦友・村上“ポンタ”秀一 山下達郎ロングインタビュー#1
https://bunshun.jp/articles/-/44612

Welcome To My Life (full album) - Shuichi Murakami 村上"ポンタ"秀 [1998 Japan Pop]
https://www.youtube.com/watch?v=9Hr091Etcg4


Welcome To My Life

Welcome To My Life

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1998/09/30
  • メディア: CD




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ジェームズ・レヴァイン死去 77歳 [音楽・ミュージック]

ジェームズ・レヴァインが亡くなったという。

3月9日というから1週間以上経過している。

共同通信の記事のタイトルは

ジェームズ・レバイン氏死去 セクハラ解雇の米有名指揮者

である。

URLは長いが、記事自体はあっけないくらい短い。
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA-%E3%83%AC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%B0%8F%E6%AD%BB%E5%8E%BB-%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%8F%E3%83%A9%E8%A7%A3%E9%9B%87%E3%81%AE%E7%B1%B3%E6%9C%89%E5%90%8D%E6%8C%87%E6%8F%AE%E8%80%85/ar-BB1eGEjU?ocid=msedgntp

人は死んで名を残すというが、残した名が「セクハラ解雇の米有名指揮者」ではあまりにもさびしい。

イタリアでふたたび活動を開始するという話も聞いていたので、楽しみにしていたのだ。

レバインの指揮ぶりを見たいが、『ユーチューブ』にはあまりアップされていない。

以前、聴いたものでは、メンデルスゾーンの交響曲第5番『宗教改革』をベルリンフィルで振ったものが良かった。氏の体形同様の恰幅のいい演奏で、なんともふくよかな響きを引き出していて、これはイイと思っていたのだが、先ほど見たら、削除されたらしい。

おなじ演奏会プログラムのドビュッシーの『海』は残っているのだが・・・
EST - Debussy "La Mer" James Levine 1996
https://www.youtube.com/watch?v=oLW2N7C5iGM


3/20 追記:『宗教改革』第4楽章の一部がアップされていたので・・

Mendelssohn Symphony No.5, Woodwind Coral
https://www.youtube.com/watch?v=dx0mHHbbPak

さらに・・・

JAMES LEVINE Last Public Appearance in Met 2017
https://www.youtube.com/watch?v=hBWR7GkmnEc

ジェームズ・レヴァイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%B3


ザルツブルク・リサイタル

ザルツブルク・リサイタル

  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1990/08/25
  • メディア: CD



James Levine Conducts Mahler: Symphonies Nos. 1, 3, 4, 5, 6, 7, 9 & 10

James Levine Conducts Mahler: Symphonies Nos. 1, 3, 4, 5, 6, 7, 9 & 10

  • 出版社/メーカー: REDSE
  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: CD


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クナッパーツブッシュの凄さ [音楽・ミュージック]

ユーチューブで、いろいろ見たり聴いたりしているが、ここのところクナッパーツブッシュのワグナー演奏に驚嘆している。

これまでも、クナのブルックナー演奏を聴いてきたが、ワグナーも凄い。

以下は、静謐感のある演奏。クナの指揮ぶりを見ることができる。深々としたお辞儀が印象的だ。他の指揮者はへんに起伏をつけがちだが、そのようなところがない。なんど聴いてもあきない。

Richard Wagner: Siegfried Idyll / Hans Knappertsbusch ( Wien 1963 )
https://www.youtube.com/watch?v=hF_XgRwR7r8


以下の特に、ワルキューレが凄い。鳥肌立つ演奏である。

Wagner - Orchestral Works / Presentation + New Mastering (Century’s recording : H.Knappertsbusch)
https://www.youtube.com/watch?v=qLFb-kDLoo4&t=1843s

Die Walküre
‘’Leb wohl, du kühnes, herrliches Kind !’’ (20:04)


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