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100年以上前の動画、東京、ニューヨーク

「ユーチューブ」を見ていると、思わぬ掘り出しモノに出くわす。100年以上前の東京とニューヨークの様子を知ることができる。本来はモノクロの動画に、投稿者が色をつけたモノらしい。

たいへんリアルである。東京の動画では、自分の親族など映っていやしないかと思わず捜してしまうほどだ。

東京での撮影は、よほどカメラが珍しいのだろう。それとも、撮影者が外国人ででもあったのだろうか。撮影して(されて)いることをたいへん意識している様子がわかる。ニューヨークは、さほどでない。

東京の映像では、浅草の凌雲閣(りょううんかく)や雷門が出ている。女の子が毬(まり)を手だけでなく、足でついている驚きの光景も出ている。

凌雲閣は、明治・大正期の文学作品に「十二階」の通称で登場する。通称どおり12階・52メートルの高さで1890年(明治23年)に完成し、当時の日本で最も高い建築物であった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%8C%E9%9B%B2%E9%96%A3

大人も子供も、ほとんどが着物姿で、男は帽子を被っている。学童の引率をしているらしい男性が洋装でスーツをぱりっと着ているのが印象的だ。

[60 fps] 東京の光景(1913~1915年)
https://www.youtube.com/watch?v=MQAmZ_kR8S8



ニューヨークは、船からの映像で、リバティ島の自由の女神像から始まる。ブルックリン橋も登場する。アメリカへの移民になった気分だ。マンハッタンのシンボル的存在、1902年に完成した22階・87mのフラットアイアンビルディングの三角形の特徴的な姿も映しだされる。

東京は1913-15年頃、ニューヨークは1911年の映像のようである。二つの都市の動画映像を見るだけで、日米の当時の国力(経済力・技術力)のチガイがよく分かる。

[4k, 60 fps] A Trip Through New York City in 1911
https://www.youtube.com/watch?v=hZ1OgQL9_Cw

ブルックリン橋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E6%A9%8B

フラットアイアンビルディング
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

国力
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%8A%9B

以下、当方未読

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