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「保守」、「リベラル」のお話し(政治学者宇野重規氏の対談から) [政治・雑感なぞ]

昨日の更新で、政治学者:宇野重規氏の『半歩遅れの読書術』を取り上げた。ただ単に、ジョージ・オーウェルを魅力的に語っていたので、引用したに過ぎない。その記事で、宇野氏の名前も、はじめて知った。

読んでいて、「彼(ジョージ・オーウェル)を単純に右とか左とか言っても始まらない。」という言葉に、へんに引っかかった。オーウェルの政治的な立場について語ったものだろう。ふっと、そのことで論客としての福田恒存を想起したりした。

『福田恆存: 人間・この劇的なるもの』河出書房新社発行
http://kankyodou.blog.so-net.ne.jp/2015-09-01-1


それで、「宇野重規」でグーグル検索したところ、オモシロイ記事がみつかった。「保守思想」の祖・エドマンド・バークを取り上げての論議で、一見面倒に感じられもしたが、それほど難しくはない。


(以下、記事タイトルとリード部、見出しとURL)


「保守」「リベラル」で思考停止するのはもうやめよう〜宇野重規×山本一郎対談(1)

改憲=保守、護憲=リベラル・革新。あるいは、与党は保守で野党はリベラル・革新。そういったイメージが定着している。一方、「護憲ならば保守で、改憲するのは革新ではないか」という指摘を目にすることもある。一体、「保守」とは何なのか。何を「保守」するのか。

編集部では、先月『保守主義とは何か - 反フランス革命から現代日本まで (中公新書)』を出版した政治学者の宇野重規氏とブロガーの山本一郎氏に、目下の政治状況を振り返りながら、とかく定義が混乱しがちな「保守主義」の本流について語り合ってもらった。 【大谷広太、村上隆則(編集部)】

■対立軸を提示できなかった与野党
http://blogos.com/article/184999/?p=1

■揺らぐ「保守」「リベラル」の定義
■「保守思想」の祖・エドマンド・バークが考えたこと
http://blogos.com/article/184999/?p=2

■ナショナリズムや復古主義とは区別して考えるべき
http://blogos.com/article/184999/?p=3


現代の「日本のコンスティテューション」とはなにか 〜宇野重規×山本一郎対談(2)

『保守主義とは何か - 反フランス革命から現代日本まで (中公新書)』の著者で政治学者の宇野重規氏とブロガーの山本一郎氏の対談。前回に続いて、今回は過去の日本政治にあって、今の日本政治には欠けているものは何か、そしてこれからの「保守主義」はどのようにして見いだすことができるのか、語り合ってもらった。【大谷広太、村上隆則(編集部)】

■どこに向かって進歩するのか分からなくなったリベラル
■守るべきコミュニティを持たなくなった保守
http://blogos.com/article/185136/?p=1

■かつての政治家にあった「知恵」と「ユーモア」
■「日本のコンスティテューション」とは何なのか議論すべき
http://blogos.com/article/185136/?p=2

■マイノリティが出てくる社会になったほうが良い
http://blogos.com/article/185136/?p=3


保守主義とは何か - 反フランス革命から現代日本まで (中公新書)

保守主義とは何か - 反フランス革命から現代日本まで (中公新書)

  • 作者: 宇野 重規
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/06/21
  • メディア: 新書



福田恆存: 人間・この劇的なるもの

福田恆存: 人間・この劇的なるもの

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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