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養老孟司先生の安倍首相評(内田樹氏との対談から) [政治・雑感なぞ]

先に歴史家磯田道史の安倍評を取り上げたが、他の著名人たちは安倍首相をどう評価しているか、見てみようと検索してみた。

著名人でまず当方の頭に思い浮かぶのは、養老孟司先生。「孟子(モーシ)曰く」ではなく、「孟司曰く(いわく)安倍・・・」評とはいかなるものか、「養老孟司 安倍」でグーグル検索してみた。

ヒットしたのは・・・

スペシャル対談 養老孟司×内田樹 日本人はなぜ、「バカ」になったのか http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40354?page=3

***以下関係部分を抜粋引用***

養老:そう考えると、今の日本人は幼稚になっている、つまり経験が不足したまま大人になっているんじゃないかと思いますね。

内田:未成熟であること、利己的であることのほうが、成熟した市民であるより利益が大きいと思っているからでしょう。すぐに怒ったり、キレたりするほうが、感情を抑制するよりも周囲から気づかってもらえる。子供のままのほうが大人になるより得だと思えば成熟の動機は損なわれます。

養老:政治家にもそういう人が増えてますね。

内田:ほんとです。異論と対話して落としどころを探ったり、誤りを指摘されて前言を訂正したりできる政治家がほとんどいません。だいたい感情的な反発しかしませんね。

安倍晋三首相がその典型ですけれど、彼だって自分が幼児的な対応をしていることはたぶんわかっていて、そのほうが政治的に有効だと思っている。あの人って対話能力ゼロでしょう。それ、人間としてはありえない。意識的に「対話しないキャラ」を採用しているんだと思います。

***引用ここまで***

上記対談は2014年9月になされたもののようである。数年経過している。最近の国会答弁から察するに、(察しなくても、即ワカルことだが)、首相はそれ以降も変わっていない。子どもならいざ知らず大のオトナがそもそも、そうそう変わるものではない。

上記対談のタイトルが〈日本人はなぜ、「バカ」になったのか〉である。以上の部分を簡単にまとめると、養老先生、内田樹先生そろっての安倍首相への評価は〈「バカ」「典型的な」「幼稚」性を武器とする政治家〉といったところか。

対談にあるように「幼稚性」を「政治的に有効である」と意識的に活用しているとなれば「老獪」というイメージも出て来るのだろうが、ただ単に「幼稚」なだけに思える。と、すると、〈「バカ」「典型的な」「幼稚性」を示す政治家〉ということになる。苦労せずに育ったお坊ちゃんはえてしてそんなものである。

ちなみに、「自民党幼稚園」説というのもある。結果から推して、そう説かざるを得ないということになるのだが・・・
「ノー」と言う議員がいない 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2017-06-08

であれば、まさに首相は、ソノ長としてふさわしい器ということになる。

26日に弁護士の郷原信郎氏が「獣医学部を全国で認可」発言で“自爆”した安倍首相と題する記事を書いている。http://blogos.com/article/231088/

もうこうなると、古今亭志ん生の言葉を引っ張り出すなら「バカがこんがらかっちゃった」世界である。

名誉のために“自爆”するのはけっこうだが、国民を巻き添えにしないで欲しいところ。

「安倍一族」の名こそ惜しけれ 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2013-06-19


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