ネットの罠
最近読んだ池上彰・佐藤優対談本のなかで、お二人とも(特に、佐藤)ネットサーフィンに時間をとられることを警戒しているようすを知ることができた。ついついあちこち見ているうちに時間だけが消費されていく。もちろん、それなりに、得るものもあるが、いわばツイデの情報である。そこから、思考が飛躍してなにか創造的なことに繋がることもあるにはあろうけれど、そもそも時間活用という点で、計画からハズレタところで時間を消費することになる。ふり返ってみるなら、それは時間の消費というより浪費である。時代の最先端で活躍されるお二人が、警戒するのはよくわかる。
全然、活躍していない人間でもそれなりに予定もあれば計画もある。お二方が稼ぎ出すかせぎとは、何桁ものチガイがあるだろうが、イノチという点では同じである。一日が24時間であること、1分後のイノチの不確かさという点で同じである。
しばらく前になるが、50代はじめで亡くなった方の追悼式があって、その場を走り回っているボウズがいた。「あの子だって、明日どうなるかわからない」と横にいた友人に何気なくボソッと言ったら、それから少しして、その子はこども病院に数年にわたって入院することになってしまった。別に予言などしたつもりはない。ただ、人間のイノチの危うさという点での真実を述べただけである。きっと、聞いた友人は忘れているだろうけど、言った人間は覚えていて、やはりイノチは煙のようにはかなく危ういものだとの印象を深くした。
はじめも終わりも無い?
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2006-09-12
インターネット接続でながらく「ひかり」回線を利用してきた。これから回線の変更をして、(線のない)モバイル・ルーターを利用して、家のパソコンにつないだり、タブレット端末につないだりして利用できないかと考えている。それで、ワイマックスやらワイ・モバイルやら、ソフトバンクなんとかやらを、ネットで調べはじめたところなのだが、見ていていいかげん面倒くさくなった。きちんとした目的をもって調べはじめてのことなので、ネット・サーフィンによる時間の浪費とは言えないが、それでも、予想外に時間を取られてイヤになった。
有意味であっても、そうでなくても、ネットには警戒が必要のようだ。情報を収集し、すみやかに選択・決断する力を得ることも、ネットの罠をまぬがれる一方策ではあるのだろう。有意味なところで、ネットを切断する力が必要のようだ。
その点、モバイルはもっとも危険???
なにしろ、切断しようにも線がない???
僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意
- 作者: 池上 彰
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: 単行本
全然、活躍していない人間でもそれなりに予定もあれば計画もある。お二方が稼ぎ出すかせぎとは、何桁ものチガイがあるだろうが、イノチという点では同じである。一日が24時間であること、1分後のイノチの不確かさという点で同じである。
しばらく前になるが、50代はじめで亡くなった方の追悼式があって、その場を走り回っているボウズがいた。「あの子だって、明日どうなるかわからない」と横にいた友人に何気なくボソッと言ったら、それから少しして、その子はこども病院に数年にわたって入院することになってしまった。別に予言などしたつもりはない。ただ、人間のイノチの危うさという点での真実を述べただけである。きっと、聞いた友人は忘れているだろうけど、言った人間は覚えていて、やはりイノチは煙のようにはかなく危ういものだとの印象を深くした。
はじめも終わりも無い?
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2006-09-12
インターネット接続でながらく「ひかり」回線を利用してきた。これから回線の変更をして、(線のない)モバイル・ルーターを利用して、家のパソコンにつないだり、タブレット端末につないだりして利用できないかと考えている。それで、ワイマックスやらワイ・モバイルやら、ソフトバンクなんとかやらを、ネットで調べはじめたところなのだが、見ていていいかげん面倒くさくなった。きちんとした目的をもって調べはじめてのことなので、ネット・サーフィンによる時間の浪費とは言えないが、それでも、予想外に時間を取られてイヤになった。
有意味であっても、そうでなくても、ネットには警戒が必要のようだ。情報を収集し、すみやかに選択・決断する力を得ることも、ネットの罠をまぬがれる一方策ではあるのだろう。有意味なところで、ネットを切断する力が必要のようだ。
その点、モバイルはもっとも危険???
なにしろ、切断しようにも線がない???
ネット依存症のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)