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小渕優子議員の「嫌疑不十分」にドリルで穴を! オンブズマン 動く [政治・雑感なぞ]

ドリルでパソコンのデータを破壊したのは、優子姫を守ろうとする家臣団の仕業か、姫の指示はあったのか。

小渕氏側、証拠隠滅か HDをドリルで破壊したパソコン発見
2014.12.19 夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141219/plt1412191700005-n1.htm

いずれにしろ、忠実な家臣は、指示などなくても、自らハラを切って、主人にルイがおよばないようにするもの。だから、いずれにしろ、推論するなら、結果は歴然。破壊したパソコンデータのなかに、小渕一家にとっての「不都合が真実」がたしかにあったから。そして、それが「不都合」なのは、優子姫の立場が危うくなるから。

そこまでして、家臣が守ろうとするほどの値打ちが小渕一家にあるのだろうか。きっと、あるのだろう。それだけ潤沢に、これまでも、公金が流用されてきたにちがいない。小渕一家から、ワインやら観劇チケットをもらうなど、なにかしらの恩義を受けてきた人々にとっては、そうなのであろう。

先の選挙ののち、選挙民の談話が掲載されていたのを読んだ。情けなくて、なにが近代国家かと、近代の看板を下ろしてやりたい思いがした。(看板のかかっているところを、知っている人、教えてもらいたい。どこに掛かっている?)。

地元のばあちゃんたちは、「選挙に落ちたら、ゆうこちゃんがかわいそう」と言っていた。

「馬の国」の政治家、佐田さんのお沙汰とオブチさんのおウワサ
ぐんまチャンちは、日本一のおばか県
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-11-25-1

億のカネがあれば、「経済格差=教育格差」のために、十分な教育も受けられず、貧しい中に封じ込められているこどもたちに、奨学金として回すこともできるかもしれない。待機児童、待機老人のために施設をつくることもできるにちがいない。

共に高級住宅街にお住まいの安倍・小渕両氏の「お膝元」はガクガク? http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2014-11-21


最近、新聞の投稿欄で、自民党がNHKや朝日放送を呼びつけて放送倫理をうんぬんする機会を設けたことを批判する投稿をいくつも目にした。そこでの論調は、そんなことをうんぬんする前に、小渕優子議員の「説明責任」はどうなった?放送倫理をトナエル前に、小渕議員に「説明責任」を、党として果させるほうが、先だ!というモノだ。

モットモなことだ。そのモットモなことが、モットモでありながら、ナサレナイところを見ると、要するに、自民党は、マトモでないということである。自民党に、自浄作用はナイということである。

自浄作用のナイところを洗い出すのが司法のわけだが、検察は「嫌疑不十分」だという。司法に通じていない庶民でも、時代劇に登場する主人と家僕との関係から推論して「嫌疑十分スギ」と思うところを、である。証拠が十分でナイ?ソレは、ドリルで破壊し、インメツしているわけだから、当然だわね・・。そんなだから、多様な人材を集めて司法に参加させることの必要性が喧伝されるのだろう。試験のお勉強だけしてないで、時代劇も見てください。

それでも、オンブズマンが、小渕優子不起訴 不服!と、動きだした。

オンブズマンは、情報開示の点で、たいへん大きな役割を果たしてきた。立花隆も認めている。(以下、週刊文春1996年3月号掲載立花隆『私の読書日記』から)

与党三党の行政改革プロジェクトチームが、92もある特殊法人を統廃合しようということで、その監督官庁からヒアリングを実施しようとしたが、官庁側はしめし合わせてボイコット。それら特殊法人が使っている数十兆円の財政投融資に関しても、全くデータを出してこなかったという。

官僚の権力の肥大化に歯止めをかけるには、情報公開制度しかない。ところが、日本の情報公開制度は、有名無実もいいところで、お粗末すぎるほどお粗末である。しかし、それでもやろうと思えば、相当のことができることを示したのがここ数年つづいている官官接待問題の暴露である。はじめは、「市民オンブズマン」という市民グループがはじめた活動だったが、やがて、それをただ報道するだけだった新聞社が情報公開制度をもとに独自の取材をはじめ、暴露される情報量がどんどんふえていった。そして、カラ出張による裏金づくりとか、ヤミ退職金といったとんでもない話が明るみに出てきた。

終わらない「ドリル小渕優子事件」 検察審査会に申し立てへ
2015年5月10日  日刊ゲンダイ ニュース
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159648

小渕氏不起訴、市民団体が不服申し立てへ
2015年05月22日 11時46分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150522-OYT1T50040.html

上記ヨミウリ記事には、

告発を受けた東京地検特捜部は4月28日、元秘書2人を政治資金規正法違反(虚偽記入)で東京地裁に在宅起訴、小渕氏は不起訴(嫌疑不十分)とした。公職選挙法違反容疑の告発も不起訴となった。この結果を受け、オンブズマンは不起訴処分の理由を尋ねる文書を東京地検特捜部に送付。今月18日付で「嫌疑不十分」と改めて通知する返信が届いたが、小川代表は「納得のいく回答ではない」と主張し、速やかに審査申立書を提出する方針という。

検察は「嫌疑不十分」をトナエルばかりで、その理由を開示しないようである。立花隆がいうとおり、

日本の権力の真の所在は官僚なのである。そして、官僚のパワーの源泉になっているのが、情報の独占である。

検察は、なんの「理由」があって、情報を開示しないのか?オンブズマンは、ドリルで穴をあけ、その点も問いただす必要がある。

「秘密」をアメリカ並みにしたいのなら、まずは「情報公開」の方から 
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2013-11-15


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