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習近平「男はつらいよ」 [政治・雑感なぞ]

今朝(11・11)の「毎日新聞」に安倍と握手する習近平の写真が出ていた。

近平(チンピー)はとても国家元首の態度ではない。「そんな態度で応対するくらいなら初めから会わない方がイイ」と言いたくなるような、サーカスのクマが調教師の前に出てきたような上目づかいの卑屈な顔をしている。

それを見て、朝貢を受ける康熙帝や乾隆帝のようにとまでは言わないが、堂々とふつうに接すればイイではないかと思った。太っ腹であるところを見せるものだ・・、と。

しかし、ソレはソレ、日本の新聞社が掲載した写真での話であって、アチラの新聞に掲載された写真は、まったく違う。

ここで、安倍首相は、日本国の代表とみなされていない。

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141111001234.html

しかし、アチラはアチラの事情があるのであろう。これまで実際に中国人民が経験してきたことと人民に教えてきた歴史教育から考えるなら、安倍首相の示している歴史認識は、たとえソレが真実であったとしても、中華人民の反発がアルに決まっている。

仮に、南京大虐殺が大虐殺などではなく、日本側としてはゲリラを掃討しただけであるとしても、アチラはこれまで、「大虐殺」として教えてきたのであろうから、ソノ国家的歴史観を修正するのは、やはりタイヘンであろうし、国民の前に、ソノ歴史観に反する(認識を示す個人、書籍、雑誌・・etc)モノを安易に受け入れては、メンツの国の収まりがつかなくなるのであろう。

やはり、国家というものを、纏(まと)めるというのは、纏足(テンソク)同様に非常にタイヘンなことだと、アチラはアチラで重々承知しているのであろう。

シーちんピーも内心 「男はつらいよ」と言いたいところだろう。


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中国紙「日本の求めに応じ会談」 首相写真だけ国旗なし
北京=倉重奈苗
2014年11月11日12時18分
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141111001234.html

日中首脳会談が実現した翌11日朝の中国各紙では、習近平(シーチンピン)国家主席と各国首脳の会談を伝える中で、安倍晋三首相との会談の「差別化」が際立った。

 共産党機関紙・人民日報は2面で習主席と韓国、ベトナム、ブルネイなど6カ国の首脳が会談前にそれぞれ握手する写真6枚を並べて掲載。安倍首相だけ背景に国旗がない。写真説明も5人の首脳については「会談した」とあるが、安倍首相だけ「日本の求めに応じて会談した」と記述。写真も一番下だった。

 同日の人民日報系国際情報紙・環球時報は、習主席が安倍首相と会談したことを「礼儀作法にならった」とし、「中国側は首相に『礼』を与え、同時に(約束を守るという)『義』を求めた」と強調した。(北京=倉重奈苗)

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