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アントニオ猪木、北朝鮮へ出発 [政治・雑感なぞ]

北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。

そうした中、アントニオ猪木は北朝鮮に出向く。

そのコメントが、いい。

「問題があればあるほど、我々が訪朝して、もっと心を開く必要があるかなと思います」

MBS毎日放送 09日10:58 記事によると、直接の目的は「ピョンヤンで開くプロレス大会の会場の下見」であるようだが、上記のような言葉が、スラッとか熟慮してかは知らないが、マイクを向けられて出てくるというのは、すばらしいことだと思う。
http://www.mbs.jp/news/jnn_2244833_zen.shtml


平和のために「戦争の抑止力」となるのは「兵器」「武装」「装備品」などと言うのは、戦争をしたがる犬のような連中で、(と、今、「犬」と記したのは、むかしから、武器輸出に血眼になっている企業やその手先を「戦争の犬」と称していたように思い、それで自ずとタイプされたのであるが、イスラム圏では他者を指して「犬」と呼ぶのは最大級の侮辱で、その言葉を発した途端、ケンカになると聞いたことがある。「戦争の犬」どうしが双方に犬と称しあったなら、そのケンカのほどはいかばかりだろう・・・)最近は、一国の首相も「戦争の犬」とは言わないまでも、犬のように走り回っている。そこをいくと、古い世代のアタマの固い諸氏から軽んじられてきたプロレスを生業(なりわい)としてきた人物その人の方がずっとはるかに上等に思える。

話は突然変わる。

昇地三郎という人がいる。

もっとも、昨年、107歳で亡くなった。

長いこと、福岡にある「しいのみ学園」という養護学校の園長をされていた。

当方は、長生きであるということで脚光を浴びている「いなかの福祉施設の一園長・」・といった程度の認識しかなかった。

老化に挑む(NHKスペシャル)
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2006-06-25

100歳時代を生きぬく力 ―明るく健康に長生きする法

100歳時代を生きぬく力 ―明るく健康に長生きする法

  • 作者: 昇地 三郎
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2010/08/27
  • メディア: 単行本



ところが、最近、昇地さんの、「ただいま100歳」という本を読んでおどろいた。日本に養護教育を根付かせるうえでの“武器を用いない戦い”をされてきた方であることを知ることができた。

また、他国とのあいだで平和を確立するうえで、武器を用いない戦いをもされてきたのである。真の平和外交とはこういうものを指すのであろう・・と当方は、思う。

以下、その本から引用する。いま、なにかと話題になっている韓国との関係がしるされてある。


ただいま100歳

ただいま100歳

  • 作者: 〓地 三郎
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



先日、韓国から女性の校長先生が『しいのみ学園』の見学に来られました。韓国で女性の校長職は珍しいことです。よほど優秀でなければ校長にはなれません。その先生が『しいのみ学園』をご覧になりました。研究室に「十大教育原理」を掲示していたところ、「なぜ、ここに韓国の教育原理が掲げてあるのですか?」と驚いた表情、その表情に私はまた驚きました。

私は昭和45年より韓国の大邱大学の教授と大学院の院長をしています。当初の教え子たちが博士の学位を得て、文教部(日本でいう文部科学省)の課長や局長になっているため『しいのみ学園』でつくった教育原理が、今日の韓国の教育原理になっているわけです。

どう説明してもその方は納得のいかない表情で、学長や局長である教え子の名前を申し上げると二度ビックリ・・・。そういう調子ではありましたが、韓国では活動の原理、興味の原理など健常児の学校にも、私のつくった教育原理に基づく教育が浸透しています。その校長先生は「若い先生を指導するにも、一つ一つの原理が非常にわかりやすい」と述べられました。(p118-119)


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