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骨のある、いや節のある教育委員会 [ニュース・教育]

本日日経新聞を見ていたら、「竹富町に是正要求へ」という記事が出ていた。

竹富町とは、沖縄の西の端の八重山諸島の小さな町である。そんな小さな町でも、「日本である」とチャンと日本国は、認知しているようである。

さすが、干渉するところは、チャンと干渉し、孤島だろうが、環礁の島々であろうが、口を出すようである。

竹富町教育委員会に「是正を要求」したのは、文科省であるらしい。

竹富町教育委員会が、「育鵬社」の公民教科書を拒否したのが、どうもオモシロクナイらしい。

その教科書では、「沖縄の米軍基地負担にあまり触れていないなど」の理由があるようである。

文科省は、国全体に不利となり、一地方にとって益となる情報は、あまり触れられたくないらしい。

それで、本来無償である、教科書を、国は負担しなかったそうである。それで、しようがないので、町で負担してきたらしいのだが、それだけではどうもスマナイことになるらしい・・・。

国というヤツは、どうしてもオンナジ行動を、国民に、取らせたいようで、オンナジ行動を取らない「国民」は、要するに「国民ではない」扱いになるらしい。

「非国民」扱いを公然とするほどにはいたらないとしても、なんらかの懲罰処置が必要と考えるらしい。

そうして、「是正」に応じるなら、不問にしましょうということであるらしい。今、テンカウントでもしているのだろうか・・・。10,9,8・・・

ちなみに、「育鵬社」をウィキペディアで調べたら、元をただせば、フジサンケイグループの子会社のようである。(扶桑社の100%出資子会社で、扶桑社の教科書出版部門が独立したもの:ウィキペディア)

産経新聞の系列である。それで、なっとくした。

産経は、右傾ということになっている。
http://bookend.blog.so-net.ne.jp/2013-01-20


それにしても、さすが、台風のメッカにある竹富。

疾風勁草。風が右から吹こうが、左から吹こうが、しっかり立って倒れない。

さすがに竹は、節がありますからなあ。

**********

(以下、オマケ)

毎日新聞(9月20日)投書欄に、無職 西川さん 75 (四條畷市)が書いていた。

「大阪府教委が、府立高校での入学式・卒業式で教職員が君が代を起立斉唱しているかどうか、管理職が口元を目視で確認し、その結果を報告するよう求める通知を出したと報道された。「その状況」を想像して、空恐ろしい気がした。(以下、省略)」

投稿の題は、《君が代斉唱「確認通知」あぜん》 と、あった。

当方は、そのニュースを直接確認していない。だから、孫引きである。

しかし、ちょっと黙視できない投稿である。

イヤアナ空気が動き出しているように思えるので・・・


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