中東情勢(イスラエルは神の後ろ盾を得ているか?) [ニュース・宗教]
イスラエルのレバノン攻撃が激しくなっているようだ。
宗教がらみの紛争はコリゴリであると思う方も少なくなかろう。
イスラエルの攻撃の是非についていろいろ言われているようだが、実のところ神はイスラエルの後ろ盾となっているのだろうか?
現在のイスラエルは第二次大戦後できた国である。
世界中に離散していたユダヤ人が「シオニズム運動」とかで、離散させられる以前に住んでいた地域に帰還したのだ。
西暦70年にローマ帝国によって滅ぼされて以来、1900年ほどの期間、アソコにはイスラエルという国家は無かったのだ。
忽然と姿を現わしたのである。それまでソコニ住んでいたであろう人たちは驚いたにちがいない。
当方が聖書を学んだ理由の一つは、そのようなイスラエルの歴史を考慮したからである。そのようにするときに「スゴイ民族だな」とユダヤについて感じざるをえなかったのだ。
日本が、イスラエルと同じように滅ぼされ、日本人が世界中のさまざまな国に離散させられ、1900年近く経過したなら、日本語ははたして(ヘブライ語のように)残るだろうか、シオニズム運動のように「日本列島ユーターン運動」とでも称する運動が起きて、ふたたび国家が再建されることはあるだろうかと考えたのだ。
そのように考えるとユダヤ民族をソレマデ独自な民族としたものは何だろうかとさらに考えてしまったのだ。
そうして得た結論は聖書という書物であったわけだ。
イスラエルに現在住んでいる人々の多く(ユダヤ教の人々)は、自分たちは聖書の神に是認されている、聖書の神を正しく崇拝していると思っているかもしれない。
神の後ろ盾を得ていると思っているにちがいない。
しかし、聖書の教えるところによるとソウではない。
1世紀のユダヤ人たちは、自分たちの奉じる神から退けられ、その明白な証拠として滅ぼされたのである。
理由は、神が遣わしたイエスという名の人物を、十分な証拠があるにもかかわらずメシア(キリスト)として受け入れなかったからである。
聖書の神の是認は、イスラエル国民からイエスを信じるキリスト教徒(ただし、真のキリスト教)に移行して今日に至っている。
〔ユダヤ人(ユダヤ教を奉じる人々)に言わせれば、彼らは新約聖書を受け入れていないので、「それは新約聖書を信じるキリスト教徒の言い分である」と言うにちがいないが・・・。〕
神の創造された地球上にかってに線引きをして争いあうことが続いているが、地球全体を滅ぼしかねない軍事力を人間が持つにいたった今日、神が時を定め、それらの紛争を終結させることについて聖書が教えているというのは慰めである。
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